2007年度情報科学(理科一類 5,9,17,20組)
担当 田中哲朗
時間,教室
水曜日 4限(14:40-16:10)
情報教育棟3階 小演習室2
講師紹介
TA 紹介
- 総合文化研究科博士1年の玉宮義之さん
- 情報学環学際情報学府修士2年の高棹大樹さん
情報
- CFIVEの「情報科学(水4)」コース上の掲示板を利用
- メールでの質問は, 宛にメー
ルを出すこと.このメールアドレスは,教官とTAが登録されている.ただ
し,メールで送られた質問であっても,回答を全体で共有した方が良いと思わ
れる場合は,差出人を伏せた上で,WWW教材に引用することがある.
「情報科学」で何を学ぶか
- 「情報科学」全般のページ(情報科学共通資料)
- プログラミングに関する基礎的な概念を身につける。どのようにして、
我々の使うコンピュータが動いているのかを理解する.
-
Ruby言語を使って楽しいプログラムを作る.
- 「情報科学」は昨年度から始まった教科だが,昨年度は共通教材の内容が
詰め込み過ぎだったため,全体に大変不評だった.今年度は内容を減らして,演
習を増やすことによって,全体の理解度を上げるようにカリキュラムの変更がさ
れている.
授業日程(全13回)
- 10/10
- 第1回 対象のモデル化とデータ構造(1)
- 10/17
- 第2回 対象のモデル化とデータ構造(2)
- 10/24
- 第3回 対象のモデル化とデータ構造(3), 演算と関数
- 10/31
- 第4回 演算と関数,関数から「計算」へ
- 11/7
- 第5回 関数から「計算」へ,アルゴリズムと計算量
- 11/14
- 第6回 アルゴリズムと計算量, 数値解析(1)
- 11/21
- 第7回 数値解析(1)
- 11/28
- 第8回 数値解析(2)
- 12/5
- 第9回 パターン認識入門
- 12/12
- 第10回 レコード・オブジェクト・クラス(1)
- 12/19
- 第11回 レコード・オブジェクト・クラス(2)
- 1/9
- 第12回 自習
- 1/16
- 第13回 いろいろなプログラミング言語
授業の進め方
- 講義+時間中の演習.
- 時間中の演習に関しては,主にCFIVEの小テスト機能を使った小テストを行う.CFIVEの小テストは一度提出すると2回は提出できないので,同じ内容のテストを2回分登録する.
- 「(1回目)]という小テストは講義の時間内に回答して8割以上を満点(8割以上は同じ),「(2回目)」という小テストは,講義期間内(試験前)のいつでも回答できて,10割を満点として採点する.この2回のうちの高い方を評価に用いる.
- 小テストでは「講義の感想」などを書く欄があるが,これらも忘れずに書くように.
評価
- 試験と平常点(演習)で評価する.配点は大体 3:2程度.
- 試験は2月14日(木)2限(予定)
試験について
授業の登録方法
- クラス指定の受講生以外は,教材のダウンロード,課題の提出のため
CFIVEに登録する必要があるので,学生証番号を知らせるように.
講義資料
教科書は指定しない.共通スライドは情報科学 共通資料からダウンロードできる.
参考書
- たのしいRuby 第2版 Rubyではじめる気軽なプログラミング(ソフトバンククリエイティブ)
- Ruby言語の入門書
- プログラミングRuby—達人プログラマーガイド(ピアソンエデュケーション)
- 他のプログラミング言語の経験のある人向けのRuby言語本
- Structure and Interpretation of Computer Programs
- 言語がSchemeなので,この講義には直接役立たないが,この講義の想定
する範囲の入門書(WWW上で無料で公開されている)としては最適.日本語訳「計
算機プログラムの構造と解釈(ピアソンエデュケーション)」が出ているが,原
著で読んだ方が勉強になるだろう.
関連リンク