データからの情報抽出: 回帰分析(2), 発展項目


前回の補足


試験について


前回の感想,質問より

Q.
今回の授業で学んだ、連立方程式を解く方法を使えば、(n,n)行列の逆行列を 求められるのではないか、と思いました。冬休みにやってみたいと思います。 授業で扱った、計算途中でゼロで割ってしまい、解がある連立方程式が解けない例題を解消するには、 係数が0でない方程式を探さないといけなくて、そうすると計算量が増えるのかなと思いました。
A.
線形代数で逆行列を掃き出し法で求める方法を学んだと思いますが,それをプログラムにするのは容易です.質問者が気がついているように,正則な行列の逆行列を確実に求めるにはピボット選択が必要です.
Q.
第9章は回帰分析というわりには連立一次方程式と数値誤差が話の中心で、少し拍子抜けしました。
A.
様々な問題を扱う上で,「連立一次方程式」と「数値誤差」は必要な項目なので必須項目としてこの講義で扱われています.問題の例として「回帰分析」を扱っているという形なので,回帰分析を勉強したい人は統計関係の講義を取る必要があります.

前回の課題について


講義資料


講義フォルダの作成


投票システム

vote.pyをダウンロードして(「リンク先のファイルを別名で保存」で,ホームフォルダの下のalgo19を選択(なければ作る).".txt"を「追加しない」を選ぶ)保存します.ドックからターミナルを起動して,
cd ~/algo19
を済ませてから,
python vote.py 選択肢番号
のように使います.

Jupyter Notebookを使いながら(一旦終了せずに),投票システムも使うには,ターミナルのメニューバーの「シェル」->「新規タブ」を選ぶか,[Command]+[T]で別のタブを開いて(あるいは[Command]+[N]で別のウィンドウを開いて),投票システムを使うことをお勧めします.このあたりのことは,「はいぱーワークブック」15.4 ターミナルの便利な使い方に書いてあるので参考にしてください.


テキストの補足


Notebook教材

以下のNotebook教材は,~/algo19 以下に ダウンロードして,Jupyter Notebookからopenして使ったり, Google Colaboratoryを使って,クラウド実行環境でPythonプログラムを実行できます.ダウンロードする場合もGoogle Colaboratoryの使い方を参照してください.Googleアカウントへのログインを求められたときは,通常のGoogleアカウント「XXX@gmail.com」ではなく,ECCSクラウドメールのアカウント「XXX@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」を使ってログインしてください.

今日の課題