1. Little Man Computerシミュレータ(LMC)の使い方

まずは動かして,シミュレータの使い方を見てみましょう.

0. LMCの起動

Little Man Computerのページを開いて,シミュレータを起動しましょう.なお,以下の解説中の図はクリックすると拡大します.

LMCの起動

1. プログラムの入力

LMCのプログラム領域をクリックして,プログラムが入力できる状態にします.

プログラム領域

以下のプログラムを,LMCのプログラム領域にコピー&ペーストして「Submit」ボタンを推します.

プログラムの入力

2. メインメモリ "RAM" へのプログラムの読み込みを確認

メインメモリ "RAM" にプログラムが読み込まれたことを確認します.

"メインメモリ" へのプログラムが読み込みを確認

"RAM" 内の黄色の数字は"アドレス"と呼ばれ,メインメモリ内の場所を表します.以下の説明では,"メインメモリの〜番地",あるいは単純に "〜番地" と書きます.上の図を見ると "(メインメモリの)0番地" に "504" という命令があることがわかります.これは「LDA 4」というアセンブリ言語の命令が機械語の命令に変換されたものです.

「OPTIONS」メニュで「show op codes」を選ぶと,アセンブリ言語の命令と機械語の命令コードが並列して表示されます.

機械語の命令

3. プログラムの実行方法

プログラムを一気に最後まで実行する場合には"RUN"をクリックします.プログラムを1命令ずつ実行する場合には"STEP"をクリックします.プログラムの実行が進むと"PROGRAM COUNTER"や"ACCUMULATOR"の値が変化します.これらを最初の状態(いずれも「0」)に戻すには"RESET"をクリックします.またプログラムを実行する過程でメインメモリ内の情報が変更される可能性もあります.メインメモリのプログラムを元に戻す場合には"ASSEMBLE INTO RAM"をクリックしましょう.

この後,しばらくは"STEP" をクリックしてプログラムを1命令ずつ実行していきます.

プログラムの実行方法