12/23 データからの情報抽出: 回帰分析(2)
前回の補足
- これまでの講義(10/7, 10/14, 10/21, 10/28, 11/4, 11/11, 11/25, 12/2, 12/9, 12/16)の動画はITC-LMSの教材の「オンライン講義動画」にリンクを置いてあります.ECCSクラウドメール (XXXX@g.ecc.u-tokyo.ac.jp )のアカウントでログインする必要があります.それ以外のgmailアカウントでログインしている時は「アクセスするにはリクエストするか、権限のあるアカウントに切り替えてください。」と出て,「アクセス権限をリクエスト」というボタンが出ますが,ECCSクラウドメール以外のアカウントは本人確認ができないので,リクエストには応じません.受講者以外にはリンクを知らせないようにしてください.
12/9課題Ex8_4
- 締切(12/20 23:59)までにEx8_4は53名が解答
- 計算量について,12/25 12:30 に「今後提出する人は解答の含まれるコードセルのコメント「#からはじまる行」に回答してください.」とお知らせを流し,また,授業中も説明したが,計算量をコードセルのコメントに含めないで提出した人が多かった.
- 正解例
- 教科書に沿った計算量の説明
- nを2で割る時には結果が整数 (数学的な意味ではなくPythonの型として)となる「n//2」を使うのが想定解.nが奇数のときは「n//2]でも「(n-1)//2」でも良い.偶数の時に「n/2」,奇数の時に「(n-1)/2」と(Pythonの型として)小数になるプログラムでも,多くの場合は計算できるので正解とする(厳密にいうと,nが253を超えるような場合は正しくない).
- 締切後も提出は可能.締め切り内に提出できなかった人は,6割を上限に評価する.
12/9課題Ex8_10
- 締切(12/20 23:59)までにEx8_10は53名が解答
- 正解例
- random.random() が0.55以下(未満でも可)の時にAの勝ちとして,7試合繰り返す.実際は4勝したら終わりだが,必ず7戦してもシリーズの勝敗確率に影響はないことを用いている.
- 定義通りにどちらかが4勝したら打ち切る
- 頑張って関数の中身を1行に収めた例(真偽値が整数の1, 0に変換されることを用いている)
- 締切後も提出は可能.締め切り内に提出できなかった人は,6割を上限に評価する.
12/16課題Ex9_1
- 12/22 11:00までにEx9_1は31名が解答
- ita.excheck.excheck や PLAGS UTの自動採点による評価だけでなく,「線形探索ではなく二分探索になっている」,「便利な二分探索ライブラリ bisect を使わずに二分探索の部分のプログラムを自分で書いている」ことも評価の対象とします.
- 「複数いればそのうち最も先頭に近い人の順番を返す」を満たしていない回答も自動採点ではパスしてしまっているようです.今回はこれは減点します.
- 教科書P.142のコラムにあるように,二分探索は正しいプログラムを作るのが難しい(教科書の20冊中15冊に誤りが含まれていたという記述があります)アルゴリズムです.実用的なプログラムを書く時はbisectライブラリを使うことをお勧めしますが
- 締切は12/27 23:59.締切後の提出は6割を上限に採点します.
- 12/23 9:00までに17名が提出
- Notebook形式以外のファイルを提出した人がいたが,プログラムが含まれていない場合は評価できない.
- 締切は12/27 23:59.締切内に提出されたものは,1/6(水)の講義の際におこなうコンテスト(相互評価)の対象になる.教員, TAからの評価に加えて相互評価の結果も参考にして成績をつける.
- 締切後も提出は可能.締め切り内に提出できなかった人は,6割を上限に評価する.
PLAGS UTアンケート
- PLAGS UTの利用者アンケートを実施中
- PLAGS UTにログイン後に「受講者向けアンケートへの回答のお願い」を開いてGoogle Formから回答
- 無記名
試験について
- アルゴリズム入門は対面での共通試験を実施する予定
- 1月26日(火) 4限(15:20-) 1225教室
- 新型コロナウイルス関連の状況の変化によっては実施できない可能性,受験できない学生が出ることもあるが,その場合は課題等のみで成績をつける.
- 必修範囲や過去問の情報はアルゴリズム入門共通資料 を参照すること.
学生による授業評価アンケート
- ITC-LMSのアンケートのところに「2020_50639_A_東京大学 学生による授業評価アンケート/ Course Evaluation Questionnaire」が公開されているので回答してください.
- 無記名で評価には影響しません.
- 来年度以降の授業の改善のために用いられます.
質問と解答
- Q:
- 第1-6章まとめ課題のためのNotebookファイルはどこから入手できますか?
- A:
- Google Colabの中で「ファイル」->「ノートブックを新規作成」で作成することを想定して授業では説明しましたが,資料には書いてありませんでしたね.課題のページに追記しました.
- Q:
- 第1-6章まとめ課題でアニメーションを作成するプログラムを作成したのですが,Windowsのタスクマネージャで調べると同じセルを実行するたびにメモリの使用量が増えていくようです.
- A:
- 本来は不要なメモリはgarbage collector が回収するはずなので,どこからmemory leakが発生している可能性があります.気になるのでしたら,memory_profiler や gc などをimport して調べてみると良いかもしれません.
Notebook教材
以下のNotebook教材は,Google Colabを使って,クラウド実行環境でPythonプログラムを実行できます.Google Colabの使い方を参照してください.Googleアカウントへのログインを求められたときは,通常のGoogleアカウント「XXX@gmail.com」ではなく,ECCSクラウドメールのアカウント「XXX@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」(XXXは10桁の数字ではない方)を使ってログインしてください.他のgmailアカウントで入って,「アクセス権限をリクエスト」しても本人確認できないため,アクセス権を与えることはありません(メール等での連絡もおこないません).
自宅PC等でプログラミングを行いたい場合の環境構築法は,共通資料: アルゴリズム入門」のためのPythonプログラミング環境の構築方法を参照してください.
PLAGS UT
今回から教科書の練習問題を解いて,PLAGS UT を使って提出,自動採点する課題を出します.ITC-LMSの教材に「PLAGS UTガイダンス」があります.
今日の課題
- 今日の講義の時間中に ITC-LMSの「お知らせ」機能で「12/16課題」のアナウンスが出るので,それに従ってください.締切は12/27 23:59です.
- 長時間をかけて取り組む課題第1-6章まとめ課題にも取り組んでください.締切は12/27 23:59です.