レポートの書き方 & Pythonプログラミングの初歩 (第1回)

氏名 山口 泰
クラス 学際科学科
学生証番号 00-123456

今後,レポートは,本書式にしたがって作成するものとする. 各課題ごとに,プログラムリスト,実行コマンド,実行結果,考察を書くこと. ただし, プリント中にプログラムの全文が示されている(例題プログラムの実行の)場合には, プログラムリストは不要である.

○プログラムリスト

プリントのプログラムはリストを載せなくても良いが, 第1回は練習の意味でリストをつけること. 穴埋めや修正を施したプログラムは,リストを載せること. 例のプログラムでも,うまく動かない場合には, リストを載せた方が良いだろう.
     1  from tkinter import *                    # tkinterモジュールのimport
     2  import sys                               # sysモジュールのimport
     3  import math                              # mathモジュールのimport
     4
     5  W, H = (600, 600)                        # canvasの幅と高さ
     6  R    = 250                               # 円の標準半径
     7
     8  def circle(cen = (W/2, H/2), r = R):     # 円周上 (正多角形) 頂点の作成
         : (ここでは参考なのでプログラム省略)
    42
    43  if __name__ == '__main__':               # 起動の確認 (コマンドラインからの起動)
    44    main()                                 # main関数の呼出

○実行コマンド

     pc123456m:~ 1234567890$ python circle.py
     # of points -> 128

○実行結果

ターミナル上のメッセージの場合は,ここで表示.

○考察

プログラムリストには,行番号が振ってあると考察が書きやすいと思われる (考察を書くのに支障がなければ,行番号を振らなくてもよい). 簡単に行番号つける方法としては,コマンド cat -n がある. たとえば,元のファイル名が orginal.py であれば,
pc123456m:~ 1234567890$ cat -n original.py > numbered.py
のようにリダイレクションを用いて, numbered.py というファイルを作成する. ただし, cat -n コマンドを利用するには, 改行コードが NL でなくてはならない. たとえば,Emacs の場合, Control-x <Return> f として, ファイルのコードに utf-8-unix を指定する必要がある.

実行結果はマウスの左ボタンを使って,Cut and Paste するのが最も簡単だろう. ただし,「<」と「>」の2つの記号は, そのままだと HTML タグと理解されてしまって,うまく表示されない. したがって,「<」は「&lt;」,「>」は「&gt;」 に置換することが望ましい.

□課題や授業に関して

○レポート作成に要した時間

およそ45分.

○特に苦労した点

プログラムの入力と実行は簡単だったが,考察を書くのに手間取った.

○授業についての感想や希望

ここでは授業を改善するための材料として, 授業についての感想や希望を書いて貰いたい. なるべく気をつけて欲しいのは,「何が」「なぜ」「どのように」というように, できるだけ具体的に書くということである. たまに「授業が難しくてついていくのが大変」 (表現は違っていても内容的には同程度)などの感想が見かけられる. しかし,これでは有用な情報とは言いがたい. 授業の中のどの部分が難しく感じられるのか, どうすれば改善できると感じられるのかなどを書いて貰わないと 対策が採れないのは容易に想像できると思う.