6/11 プログラミング(1)

前回の補足，復習

• LaTeXで

  \begin{document}
  

  のように，コマンドのパラメータ(この場合は「document」)は半角の「{}」で囲む．全角の「｛｝」では正しく出ないので注意が必要．
• tabular環境で作成した罫線が，NC環境のxdviではずれて表示されるこ とがあるようだが，印刷をすれば直っているはず．直っていなくても減点はしない．
• 表の罫線はwwwブラウザによっては2重線に見えるようだが、罫線であれば二重でない線で構わない。
• 「{}」で囲まれた部分で書体の変更などをおこなうと，「}」以降は元 の設定に戻る．このことを利用して，書体を分の一部だけ変更するには，

  全体のうちで{\bf ここだけゴシック体}でのこりは明朝体
  

  のようにする．
• 英数字を JIS X0208 の文字セット(俗に言う全角 文字)を用いると，TeXで印刷した時は文字幅のバランスが良くないので避けた ほうが良い．JIS X0201の文字セット中の片仮名(俗に言う半角 カナ)は TeXでは使えないので，JIS X0208中の片仮名を用いる．
• 数式を印刷する時のルールは日本工業規格(JIS; Japanese Industrial Standard)のJIS Z 8201「数学記号」において明確に定められている．これは 国際標準化機構(ISO)の定めた ISO 31/XI に準拠した国際的に広く使われるルー ルである．この JISの規定では，
  1. 数値が一般的に定められている定数の記号は，原則としてローマン体とする．
  2. 演算の記号は，原則としてローマン体とする．
  3. 変数のイタリック体とする．
  という原則が述べられている．したがって，sin, cos, log, div などの関数 記号は明示的にローマン体にする({\rm cos}のように)必要がある．また，微 分，積分の中で使われる d も本来ローマン体である．ただし，実際の数学の 本では必ずしも JIS に従った印刷がされているわけではない(問題でも微分の d はイタリックになっていた)．

前回の課題について

• LaTeXを使って清書してあれば(Word等を使わないのであれば)，教育用 計算機システム以外を使って出力してもかまわない．
• 出力枚数が複数枚になる場合は，なるべくホチキスやクリップ等で止めるように．ただし，事務室でホチキスの貸し出しはしていない．
• 「前回の課題で作成した絵(動画のうちの1枚)」は一部を切り出して使っても良い．

今日の目標

• はいぱーワークブック の 21 プログラミングの世界の「プログラミング ステップ バイ ステップ」の部分を自習する．
• 今日の課題を提出する

今日の課題