5/16 課題の講評


課題問題

  1. 自分のホームディレクトリの下に jousho01 というディレクトリを作り, その後で,
    /home/ktanaka/bin/report516 1 
    
    を実行する.
  2. 1752年9月のカレンダーを cal コマンドで表示させる.その後で, リ ダイレクション機能を使って,その内容を 1 で作ったjousho01というディ レクトリの下に,「cal.1752.9」 というファイル名で作成してから,
    /home/ktanaka/bin/report516 2
    
    を実行する.
  3. 以下のディレクトリ,ファイルのパーミッションを指示するように変更してから ,
    /home/ktanaka/bin/report516 3
    
    を実行する. これは特にセキュリティ上問題ないが,不安がある人は提出後に,元にもどしても良い.

解答

1. 左側の kterm のウィンドウはログイン直後は,カレントディ レクトリがホームディレクトリになっている.心配だったら,
ktanaka@ux019> pwd
/home/ktanaka
のようにして,「/home/ユーザ名」が表示されるのを確かめる.この下に, jousho01というディレクトリを作るには,相対パス指定を使って
mkdir jousho01
でも良いし,絶対パス指定を使って
mkdir /home/ktanaka/jousho01
でも良い(ktanakaの部分は自分のユーザ名に変える).
2. man cal を実行して,パラメータを「月 年」の順で与えることを確認して,
cal 9 1752
を実行してみる.これをjousho01の下に作成するには,
cd jousho01
を実行してから, リ ダイレクション機能を使って,
cal 9 1752 > cal.1752.9
とする.カレントディレクトリを変更せずに(ホームディレクトリにしたまま),相対パスで,
cal 9 1752 > jousho01/cal.1752.9
でも良いし,絶対パスで
cal 9 1752 > /home/ktanaka/jousho01/cal.1752.9
(ktanakaの部分は自分のユーザ名に変える),あるいは
cal 9 1752 > ~/jousho01/cal.1752.9
としても良い.
3. ホームディレクトリのパーミッションを group と otherに対して, 実行許可(ディレクトリの実行許可はそれ以下のファイル,ディレクトリへの アクセスを許す)を与えるよう変更.
 chmod go+x ~ 
  • 1で作成した jousho01 のディレクトリのパーミッションを group と otherに対して,実行許可を与えるよう変更.
     chmod go+x ~/jousho01 
    
  • 2で作成したjousho01というディレクトリの下の「cal.1752.9」 とい うファイルを group と otherに対して,読み出し許可を与えるよう変更.
     chmod go+r ~/jousho01/cal.1752.9 
    

    解答の分布