5/25 課題 「暗号化/復号化と電子署名」 


課題内容

暗号化/復号と電子署名のページに従って,「課題」の部分を実施する.

(注意)


メールのチェック

この課題は,
  1. ktanaka+report525@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp
    の公開鍵を使って暗号化し,自分の鍵を使って署名してできたファイル(「学生証番号.txt.asc」)を添付したメールを
    ktanaka+report525@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp
    に送る.
  2. 署名に使った鍵の公開鍵を ITC-LMSの課題「暗号化/復号化と電子署名」に提出する.
の2つのことが求められています.

メールが届いているかを確認できるように,メールログ(東大内からのみアクセス可能) を公開します(2017/6/7 19:10頃に修正するまで,ログが正しくなかったようです.).

ログの見方

ログは,メール一通ごと届いた順に'----------------------' だけからなる行で区切られています.例をみていきます.
(例1)
----------------------
Fri, 2 Jun 2017 17:58:31 +0900 creating file J41XXXXX.txt.asc (from = YYYYYY-YYYYYY************@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
> gpg: 2048-ビットRSA鍵, ID 3DE51D08, 日付2017-05-25に暗号化されました
>       “Report 5/25 2017 <ktanaka+*********@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp>”
> gpg: 2017年06月02日 17時50分32秒 JSTにRSA鍵ID 9A0F93ADで施された署名
> gpg: 署名を検査できません: No public key
メールの差出人は「from = 」以下の「YYYYYY-YYYYYY************@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」になります.添付ファイルがあり,ファイル名は「J41XXXXX.txt.asc」でした.これはGPGファイルで,公開鍵 ktanaka+*********@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp で暗号化したもので,署名がおこなわれています.「gpg: 署名を検査できません: No public key」というのは,ITC-LMSに提出された公開鍵を取り込む作業(手動)を教員がまだ実行していないということになります.
(例2)
----------------------
Thu, 25 May 2017 16:44:39 +0900 creating file J417XXXX.txt.asc (from = XXX****@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
> gpg: 2017年05月25日 16時42分35秒 JSTにRSA鍵ID 13F7662Aで施された署名
> gpg: “YYYYYY ZZZZZZ ^lt;XXX****@g.ecc.u-tokyo.ac.jp>”からの正しい署名
> gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
> gpg:       この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
> 主鍵の指紋: DF01 BFB0 3C22 F635 56B4  78F4 6466 DEC7 13F7 662A
メールの差出人は「from = 」以下の「XXX****@g.ecc.u-tokyo.ac.jp」になります.添付ファイルがあり,ファイル名は「J417XXXX.txt.asc」でした.これはGPGファイルで,公開鍵 ktanaka+*********@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp で暗号化したもので,'XXX****@g.ecc.u-tokyo.ac.jp'によって署名がおこなわれています(教員によってITC-LMSに提出された公開鍵の取り込みが済んでいます).
> gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
> gpg:       この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
はITC-LMSからダウンロードした鍵を検証されていないというものですが,この課題においては,これが出るのが正しいことになります.
例(3)
----------------------
Thu, 25 May 2017 17:00:05 +0900 creating file J4170XXX.txt.asc (from = XXXXX******@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
> gpg: 2048-ビットRSA鍵, ID 4DFA243B, 日付2017-05-25に暗号化されました
>       “XXXXXXXX <”
> gpg: 復号に失敗しました: No secret key
これは,
ktanaka+report525@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp
の公開鍵ではなくて,
YYYY-*********@docomo.ne.jp
の公開鍵を使って暗号化した例です.暗号化の際に受信者の公開鍵を使って「-r 受信者のメールアドレス」とするのを忘れてしまった場合などにこうなりますね.
例(4)
----------------------
Thu, 25 May 2017 18:40:05 +0900 creating file J417XXXX.txt.asc (from = YYYYYYY********@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
> gpg: 2048-ビットRSA鍵, ID 3DE51D08, 日付2017-05-25に暗号化されました
>       “Report 5/25 2017 
暗号化はしたものの,署名はしていないケースです.署名だけをして作成したPGPファイルを一旦作成して,それを暗号化した場合にこのようになります.
例(5)
----------------------
Wed, 7 Jun 2017 13:40:08 +0900 creating file himitsu.txt (from = kta****@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
これだけで,下にgpgの実行結果が残っていない場合は,添付ファイルがあるが,公開鍵で暗号化したファイルではないというケースになります.
例(6)
----------------------
Wed, 7 Jun 2017 13:40:24 +0900 No attachment (from=ktanaka k )
添付ファイルがないケースになります.

補足

作成した秘密鍵は,「~/.gnupg/secring.gpg」,他の人の公開鍵をimportしたものは「~/.gnupg/pubring.gpg」というファイルの中に保存されます.ただし,テキストファイルではないので,中身の確認はテキストエディタではおこなえません.

締切

6/15(木) 23:59