6/26 演習(オートマトンの作成) 


今日の課題は2つある.6/26 11:50までは課題(1)に,それ以降は課題(2)に取り組んで欲しい.

課題(1)


提出のテスト

  1. 練習用のオートマトンを作るからオートマトンのテストをするにかけてオートマトンを作成する. 「File」メニューの「Save」で「0.txt」(この0はExerciseの番号,問題によって変えること)というファイル名を付けてデスクトップに保存にする.
  2. ターミナルウィンドウを開いて,
    /home08/ktanaka/bin/report626 0
    
    と入力する.すでに,
    java -jar AutoSim.jar
    
    を実行しているウィンドウがある場合は,メニューバーから「シェル」->「新規ウィンドウ」->「Basic」を選んで,別のウィンドウを開いて,そこでコマンドを入力する. 「/home08/ktanaka/bin/report626」は提出コマンド名で,「0」は問題番号を表すパラメータである.別の問題番号の問題を解答する場合は,この「0」該当する問題番号,に取り替える必要がある. 作成したオートマトンが正しく動作する場合は,
    課題 0 を提出しました.
    ktanaka の6/26 の課題の提出状況
    課題 0 は6 月 26 日 8 時 28 分にユーザktanakaによって提出済み
    課題 1 は提出されていません
    課題 2 は提出されていません
    課題 3 は提出されていません
    課題 4 は提出されていません
    課題 5 は提出されていません
    課題 6 は提出されていません
    課題 7 は提出されていません
    課題 8 は提出されていません
    課題 9 は提出されていません
    課題 10 は提出されていません
    課題 11 は提出されていません
    課題 12 は提出されていません
    
    のようなメッセージが出て終了する.たとえば,

    のように,間違っていたオートマトンのファイルを指定した時には,
    The result of input (abac) must be Yes, but returns No
    ktanaka の6/26 の課題の提出状況
    課題 0 は提出されていません
    課題 1 は提出されていません
    課題 2 は提出されていません
    課題 3 は提出されていません
    課題 4 は提出されていません
    課題 5 は提出されていません
    課題 6 は提出されていません
    課題 7 は提出されていません
    課題 8 は提出されていません
    課題 9 は提出されていません
    課題 10 は提出されていません
    課題 11 は提出されていません
    課題 12 は提出されていません
    
    のようなメッセージが出る.このメッセージの例では,「abac」という入力に対して,本来は 「Yes」(終状態)となるのに「No」(終状態以外)となってしまったということを表している.


  3. 注意


    オートマトン作成問題のExercise 1からExercise 12までのオートマトンを作成して,上の課題提出プログラムを使って提出する.

    なるべくたくさんのオートマトンを作って提出すること.提出プログラムは 保存したオートマトンのファイルもコピーするので,同一のファイルが提出 された場合には後からチェックできる. 


    課題(2) 身のまわりの機械のモデル化

    身のまわりの物や、よく知っているものを何か選び、その動きをオートマトンとして表現してみよ。レポートには を書くこと。

    身のまわりのものとしては例えば以下のようなものが考えられるが、これらに限らず面白いものを探してみよ。

    表現する際には、どのような動作・操作をどの文字に割り当てるか、何を終了状態だとするかは自由である。例えば「踏切が閉じている」ことを終了状態に対応させてもよいし、「踏切が閉じる」ことを「a」という文字に対応させ、「a」という文字でしか遷移できない状態を作ってもよいだろう。


    提出方法

    MS-Word, LaTeX等の 文書整形システムで作成した文書を印刷して,情報教育棟2階大演習室1前の田中のレポートボックスに提出すること.

    補足

    オートマトンシミュレータからの図の取り込み
    グラブ(Finderを開いてアプリケーション->ユーティリティ->グラブ.app)を起動し,「取り込み」->「選択部分」として範囲を指定して取り込みを実行し,tiff形式でファイルに保存する.
    tiff形式のファイルのWORD文書での利用
    「挿入」->「図」->「ファイルから」として,作成したファイルを指定する.
    tiff形式のファイルのLaTeX文書での利用
    • 画像ファイルの準備
      このシステムのLaTeXシステムで取り込むことのできることのできるのは,1 ページからなるPostScript ファイル(正確にいうとEPSF形式)のみである. tiff形式のファイルは,
       convert sim.tiff sim.eps
      
      のように実行して,PostScriptファイルを作成しておく必要がある.
    • TeXファイルの編集
      画像ファイルを取り込む方法はこのシステムでも何種類かあるが,ここでは graphicsパッケージを使う方法を紹介する.
      1. 文書の最初の \documentclassコマンド以降に\begin{document}以前に
        \usepackage{graphics}
        
        を入れる.
      2. 画像を入れたいところに,
        \includegraphics{sim.eps}
        
        のように \includegraphicsコマンドを入れる.幅を8cm高さを4cmに指定する時は,
        \resizebox{8cm}{4cm}{\includegraphics{sim.eps}}
        
        のように resizeboxコマンドを利用する.縦横比を保って幅だけを8cmに指定 する時は,
        \resizebox{8cm}{!}{\includegraphics{sim.eps}}
        
        縦横比を保って高さだけを4cmに指定する時は,
        \resizebox{!}{4cm}{\includegraphics{sim.eps}}
        
        にする.画像をセンタリングする時は,
        \begin{center}
        \resizebox{8cm}{4cm}{\includegraphics{sim.eps}}
        \end{center}
        
        のように,center環境の中に入れる.

    提出期限

    7月10日(木) 21:00.期限を過ぎたものは原則として受け付けない.