6/29 課題2(グループ)　

課題内容

• バーコードあるいはICカードを利用する情報システムとする．バーコードやICカード の能力，表現力に関してはインターネット等を利用して調べて，WWWページに反映さ せるように．
• どのような機能を実現するかを具体的に列挙すること．すでに 似たシステムがある場合は，それと自分が理想とするシステムとを比較し ，市販システムの使いにくさ，不足機能，過剰機能などの問題点をあげること．
• どのようなシステム構成で実現できるかを可能な範囲で説明すること．
• WWWページをユーザ情報発信WWWサーバのグループの一人のスペース(5/11のグループ課題とは別の人)に作成する．公開範囲は大学内のままで良い．
• WWWページ中の文字数に制限はもうけないが，作成するページは1ページだけとする．画像ファイルや，他のページへのリンクは使っても良い．
• cfive( 6/29演習課題2提出ページ)を使って，ページのURLを伝える内容のレポートを提出する(グループで一人で良い)．

評価

• 締め切り後にすべてのグループの公開ページへのリンクを張ったページを公開する．
• 7/10の演習時に，受講者全員がcfiveを使って，(自分が所属するグループ以外の)公開されたデザインと命題に対して，「評価」をおこなう．
• 相互評価での並び方はcfiveにおける提出順とする．
• 「評価」は以下の内容に関して，5点法でおこなう．

  有用性

  このようなシステムがあると嬉しい，使ってみたいかどうか．法律に触れないか? 有用性の評価はあくまで学生からの視点でおこなうこと．

  評価の低い例:
  大学のすべての教室にICカードリーダをつけて，学生証を持った学生が通ると記録する．
  遠くの保護者が子供が講義をさぼっていないかどうかWWWページで確認できる．
  -> 保護者に取っては嬉しいシステムかもしれないが，学生にとっては嬉しくない．
  

  機能性

  システムにおいて，必要な機能がもれなく列挙されている．

  実現可能性

  具体的にシステムをどのように実現できるか，レポート中に書かれている．現在の 技術段階では無理だったり高価であっても，近未来に可能になる可能性のある技術の場合は， そのような記述を加えた上で使っても良い．

  評価の低い例:
  「どこでもドア」をすべての教室に設置する．行き先を指定せずに通っても，ICカード
  に記録された学生証番号と登録講義を講義登録データベースから検索して，次の講義の
  教室に移動する．
  -> 現在の技術の延長上での実現可能性が見えない．
  

  独創性

  すぐには思いつかないようなユニークな提案かどうか?

• この「評価」の集計点を各グループの演習の評価に用いる．当然，「正しい」評価が おこなわれるとは限らないが，現実の世界でも評価する人のレベルに合わせたプレゼンテー ションをすることが必要なので，そのつもりで「受けをとる」ことを目指して欲しい．