11/11 数値計算(1)

前回の感想，質問より

Q.: 課題(掲示板への書き込み)の締切は試験当日までとなっているが，ITC-LMSのシステム上の締切は2016年1月1日になっているものが多い．どちらが本当か?
A.: 試験の日程が確定していなかったので，システム上の締切は余裕をもって2016年1月1日にしましたが，締切は試験当日(2015/12/25)です．試験翌日からの書き込みは評価に含めません．

前回の課題について

ITC-LMSの掲示板11/4の課題，質問への書き込みは 11/11 9:00 現在で 66 名．
条件判断で等しいかどうかの判定の際に「==」ではなく「=」を書いて動かなかったという人が多かった．
配列「a」の最大の添字が「a.length()」ではなく「a.length()-1」だということに気づかず「<」の代わりに「<=」を使ったという人も目立った．

mergeを定義した人が多かった．典型的な解法はaとbのどちらからcにコピーするかを「if ia < a.length()」で判断して分岐する以下のようなプログラム．

def merge(a,b)
  c = make1d(a.length()+b.length())
  ia=0	
  ib=0
  ic=0
  while ia < a.length() && ib < b.length()
    if a[ia] < b[ib]
      c[ic] = a[ia]
      ia = ia + 1
      ic = ic + 1
    else
      c[ic] = b[ib]
      ib = ib + 1
      ic = ic + 1
    end
  end
  if ia < a.length()
    while ia < a.length()
      c[ic] = a[ia]
      ia = ia + 1
      ic = ic + 1
    end
  else
    while ib < b.length()
      c[ic] = b[ib]
      ib = ib + 1
      ic = ic + 1
    end
  end

  c
end

もっとも，ここで分岐せずに以下のように(穴埋め部分のみ)書いても問題はない．


  while ia < a.length()
    c[ic] = a[ia]
    ia = ia + 1
    ic = ic + 1
  end
  while ib < b.length()
    c[ic] = b[ib]
    ib = ib + 1
    ic = ic + 1
  end

whileではなくforで書いた人もいた．


  for j in ia..(a.length()-1)
    c[ib + j] = a[j]
  end
  for j in ib..(b.length()-1)
    c[ia + j] = b[j]
  end

投票システム

vote.rbをダウンロードして，ホームディレクトリに保存してください．ドックからターミナルを起動して，

ruby vote.rb 選択肢番号

のように使います．

今日の練習，投票

今日の課題