資料名 | 箇所 | 誤 | 正 |
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古典ギリシア語の学修について | p. 2, ll. 8–9 | (試験日や教室などについては教務事務センターの発表をご覧ください) | (削除) |
以下の記録の正確性は保証しない.
教養学部の通常の授業日程に従う.
印刷したものは次回配布します.
初級文法を一年かけて学び,古典ギリシア語で書かれた文章を,辞書と文法書を使えば何とか読めるようにする.
Sセメスターの授業の主な内容は次の三つである.
ギリシア語アルファベットの多くの文字はローマ字と似ているので,Aは一週間〜二週間かけてしっかり勉強すれば誰でも覚えられる.Bは誰でもある程度は覚えることができるが,覚える量が多いので,おおむね一学期間をかけて覚えていくことになる.Cには少々センスが要求される.練習問題をこなしていくことで,少しずつその方法を覚えていく.
第3回の授業からはギリシア語アルファベットの読み書きができるようになっていることを前提に授業を進める.
ギリシア語アルファベットの読み書きができるようになっているかは次の二つで確認することができる.
やむを得ず第1回,第2回の授業に参加することができなかった学生は提出課題を後で提出することができる.
動詞の活用の続き(アオリスト・完了・未来等)と統語論(syntax)はAセメスターで扱う.
授業は次のように行う.第1回はa, d, e, fのみ行う.
小テストの用紙は105分授業開始時刻(16:50)に配れるようにしておくので,それを受け取って90分授業開始時刻(17:05)までに実施してもよいし,ほかの時間に実施してもよい.
レポートはギリシア語アルファベットの読み書きに関するもの.第1回,第2回授業後に課すが,やむを得ず第1回,第2回の授業に参加することができなかった学生は提出課題を後で提出することができる.
おおむね次のようになるように採点を行う予定である.
練習問題を解く際は,単語の形態(名詞なら性・数・格,動詞なら法・時称・相・数・人称など)をきちんと調べておき,また構文や語法については教材のどの項目に説明があるかを調べておくと上達が早い.すなわちそのようにすれば,練習問題をよく理解して解くことができ,ギリシア語の原典も正確に理解することができるようになる.単に上手(に見えるよう)な和訳ができただけでは評価を得ることができないことに注意せよ.逆に和訳がぎこちなかったとしても,形態や構文等について教材の内容をきちんと理解した上でのものであれば評価は高くなる.
小テストの内容は主に変化表の単なる暗記であり,90分授業の時間外(105分授業との差分)に各自で実施する形式である.そのため公平性を確保した上で厳密に採点することが難しい.したがって採点の際にはその点を考慮する.ただし小テストで扱う内容はいずれも暗記しているものとして授業を進めるので,その点に注意して取り組むこと.
プリントを配布する.
参考書は使用しない.
この授業を履修するための予備知識は特に必要ない.文系/理系の別や興味のある時代・地域・分野を問わず履修生を歓迎する.
予習は不要.可能な限りプリントを木曜日までにUTOLにアップロードするように心がけるので,希望者はそれを用いて次回の授業内容を概観することができる.
復習は4時間程度必要(2単位の授業の標準的な授業時間外の学修時間).小テストの暗記に1時間以内,練習問題(和訳等)に3時間程度を想定している.履修者の負担の程度を見ながら,練習問題等の分量を適宜調整する.
Sセメスターの授業を受けただけでは文章を読めるようにはならないので,読めるようにするにはAセメスターに開講される「古典ギリシア語初級(後半)」(科目名:「古典語初級(ギリシア語)II」)も履修すること.なお「古典ギリシア語初級(後半)」は教養学部後期課程の科目「共通ギリシア語」との合同授業である.進学が内定した2年生(など)は「共通ギリシア語」として履修することもできる.
Aセメスターには「古典ギリシア語初級(前半)」に当たる授業は開講されていないので,計画的に履修すること.
毎回課題があって大変なように見えるが,これは学期末にまとめて勉強する代わりに毎日少しずつ勉強した方がよく身につき,効率的であるからである.出された課題に取り組むことによってその習慣を身につけてほしい.
「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには一度見てみるとよい.
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/
西洋古典学研究室の開室日・時間帯に受け付ける.内線も同じページで確認のこと.
対面・オンライン併用型A
90分.
各自での小テストの実施と答え合わせに充て,小テストの内容は暗記しているものとして授業を進める.
Last modified: 2025/04/14
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