[2020年度Aセメスター]古典ギリシア語初級(後半)

松浦高志の授業用ページ

目次

連絡事項

  1. 2020年10月23日(金)11:00までに提出するべき課題があります.第4回をご覧ください.
  2. 単語テストで用いる古代ギリシア語基本単語192(単語カード)のPDF版を用意したので,必要に応じて利用してほしい. 裏が透けないよう表のギリシア語部分は網掛けされているが,それでも透けるようならば厚い紙に印刷するとよい.これらを切り取って,穴あけパンチで穴をあけてカードリング(直径30mm程度)で綴じると簡易単語カードができる.なお,穴をあける際は左上の罫線のあたりに穴がくるようにするとよい.紙が薄い場合,パンチラベルを貼って補強しておくと長期間の使用に耐えると思われる.全部貼るのは大変なので,第1葉と最終葉の穴だけでもよい.

授業概要

以下の記録の正確性は保証しない.

開講
令和2年度(2020年度)Aセメスター
科目名(前期課程)
古典語初級(ギリシア語)II
科目名(前期課程:英語)
Classical Greek II (Introductory)
科目名(後期課程)
共通ギリシア語(6)
科目名(後期課程:英語)
Greek (6)
開講日時
金曜5時限(16:50–18:35)
時間割コード(前期課程)
51094
時間割コード(後期課程)
08A9206
単位数
2.0
科目区分
総合科目L(言語・コミュニケーション)
教室
オンライン授業
教科書
水谷智洋『古典ギリシア語初歩』(岩波書店,1990).
履修人数:古典語初級(ギリシア語)II
?名
履修人数:共通ギリシア語(6)
?名

授業日程

教養学部の通常の授業日程に従う.教養学部の授業日程に変更があった場合はそれに合わせる.以下と教養学部の授業日程の間に齟齬があった場合は教養学部の授業日程の方に従う.

  1. 2020/09/25
  2. 2020/10/02
  3. 2020/10/09
  4. 2020/10/16
  5. 2020/10/23
  6. 2020/10/30
  7. 2020/11/06
  8. 2020/11/27
  9. 2020/12/04
  10. 2020/12/11
  11. 2020/12/18
  12. 2020/12/25
  13. 2021/01/08

第4回(2020/10/16)

授業内容

  1. 練習19.3.
  2. 練習20.1–8.
  3. 第21課.

提出課題

次の練習問題を2020年10月23日(金)11:00までにITC-LMSに提出すること.

  1. 練習20.9.

練習問題

次の練習問題をやってくること.

  1. 練習21.1–8.

第3回(2020/10/09)

授業内容

  1. 練習18.1–5.
  2. 練習19.1, 2, 4, 5, 6.
  3. 第20課.

練習問題

次の練習問題をやってくること.

  1. 練習19.3.
  2. 練習20.1–9.

第2回(2020/10/02)

授業内容

  1. 練習16.1–5.
  2. 練習17.1–5.
  3. 第18–19課(§94は次回).

練習問題

次の練習問題をやってくること.

  1. 練習18.1–5.
  2. 練習19.1, 2, 4, 5, 6.

第1回(2020/09/25)

授業内容

  1. 練習14.1–6.
  2. 練習15.1–6.
  3. 第16–17課.

練習問題

次の練習問題をやってくること.Sセメスター同様,省略された問題はITC-LMSに提出すれば簡単に添削して返却する.

  1. 練習16.1–5.
  2. 練習17.1–5.

シラバス内容

講義題目

古典ギリシア語初級(後半)

授業の目標・概要

※[2020/09/11] 90分・ハイブリッド授業化対応(当授業は完全オンライン授業)については以下の「授業の方法」に記載されている.

※当授業はSセメスターの「古典ギリシア語初級(前半)」(科目名:「古典語初級(ギリシア語)I」「共通ギリシア語(5)」)の続きである.これを履修していない場合,その内容を自習しておく必要がある.当授業の第1回で扱う内容は以下の「授業計画」と「関連ホームページ」に記載されているので確認しておくこと.

1, 目標

初級文法を1年かけて学び,古典ギリシア語で書かれた簡単な文章を読めるようにし,難しい文章であっても文法書と辞書を使えば何とか読めるようにする.

一般に古典ギリシア語を学ぶにはかなりの負担を覚悟しなければならないと思われている.したがって,そのために学修をためらったり,途中であきらめてしまう場合も少なくないと思われる.できるだけそのようにならないよう,履修者の理解度や自宅学習の時間を適宜確認しつつ,学修内容・進度と自宅学習の時間を調整するので,ためらわずに履修してほしい.

2, 古典ギリシア語

ギリシア語の重要性については改めて説明するまでもないだろう.古代ギリシア文明は西洋文化の原点であり,西洋文化の根底にあるものを知ろうとすれば,必然的に古代ギリシア文明に触れることになる.古代ギリシア語を学ぶのは容易とは言えないが,これを学ぶと,古代ギリシア語が擁する哲学・歴史学・文学・科学などあらゆる分野の膨大な文献に直接触れることができ,それらがどのように西洋文明やその他の文明に影響を与えているのかを知ることができるようになる.

ギリシア語の文献は紀元前15世紀頃の線文字B粘土板にさかのぼる.使用地域はやがて東地中海地域から地中海地域全体へ,一時はさらにインド方面にまで広がった.古典ギリシア語とは,紀元前5–4世紀にアテーナイを中心とする地域で使われていたギリシア語のことを言う.これを学べば,ホメーロス(紀元前8世紀頃)から中世ギリシア語に至るまでの各時代・地域のギリシア語や新約聖書のギリシア語も容易に習得できる.文献の豊富さゆえにラテン語,サンスクリット語などとともに印欧比較言語学に豊富な資料を提供するという点でもギリシア語は重要である.

授業のキーワード

ギリシア,ギリシャ,ラテン語,サンスクリット語,印欧語,古代

授業計画

AセメスターはSセメスターの続きである.第1回の授業内容は次のとおり.練習問題の答え合わせから始めるので準備しておくこと.

  1. 練習14.1–6
  2. 練習15.1–6
  3. 第16課(以降)

第1回は小テストは行わない.第2回以降の小テストに関しては第1回の際に指示する.

オンライン授業の場合は数回にわたって提出課題が課されるので注意すること(「授業の方法」「成績評価方法」参照).

第2回以降は教科書最終課(第36課)まで進め,最終課終了後は原典講読を行う.語彙集付きの教材を用いるので,辞書を購入する必要はない.

授業の方法

※[2020/09/11] 90分・ハイブリッド授業化対応(当授業は完全オンライン授業)について:当授業は90分授業とする.小テストを除いた分を90分の授業内で行うのを基本とする.小テストの実施方法については第1回に説明する.当授業はすべてオンライン授業で行う.毎回練習問題の発表で発声する可能性があるので,キャンパス内で受講する場合にはそれに対応した教室を選ぶこと.

1, 概要

授業はすべて日本語で行う.予習は必須ではない.授業では教科書の内容を解説する.毎回課題が課されるので,それにもとづき復習を行ってもらう.課題は次の通りである.

  1. 提出課題(オンライン授業の場合のみ):その授業で扱えなかった練習問題のうち指定されたものを1週間後の11:00までに提出
  2. 暗記:次の授業の際に小テストを実施
  3. 練習問題:次の授業の際に出席者が順番に発表

対面授業の場合,提出課題は課されない.なお,暗記に要する時間は1時間以内と想定している.練習問題(と提出課題)に要する時間は3時間以内と想定している.したがって毎回の自宅学習の時間は4時間程度を想定している.授業の段取りはしたがって次のとおりである.

  1. 小テスト(第2–13回)
  2. 練習問題
  3. 教科書の解説
  4. 課題の説明(必要に応じて)

小テストの内容は次の2種類である.1回の小テストでどちらか1つ,あるいは両方を行う.単語テストで用いる単語帳は授業中に配布する.

  1. 名詞・動詞などの変化表を覚える
  2. 単語テスト

2, オンライン授業に関して

次を最低限利用できればよい.

  1. Zoom:画面の閲覧・マイクをオンにして発言・カメラをオンにしてノート等を映す
  2. ITC-LMS:「教材」からダウンロード・「課題」にアップロード
  3. ECCSクラウドメール:メーリングリストのメッセージを確認

Zoom / ITC-LMSが利用できない場合はそれぞれGoogle Meet / Google Classroomを利用する(「オンライン授業内容」参照).

教科書を用いて説明するので,画面を閲覧する機会はそれほど多くない.板書が必要な場面では教員のコンピュータの画面を映して説明する.マイクは自分が発言するとき以外はオフにしておくこと.ビデオは常時オフにしておき,小テスト代替の実施状況の確認を行うときのみオンにすること.その場合ノート等を映すだけでよい.バーチャル背景を使用してもよい.

対面授業と比べてオンライン授業では学習の効果が若干低くなると考えられるため,次のような支援策を用意する.

  1. 練習問題の予習ノートをスキャン/撮影したものをITC-LMSの「随時提出用」に提出すれば,授業で扱った後に簡単に添削して返却する.
  2. 授業に関して授業中に質問できなかったことがあれば,ITC-LMSの「担当教員へのメッセージ」あるいはメールで問い合わせてよい(これは対面授業の場合でも同じ).個別に回答するほか,ITC-LMSの「教材」に用意する「補遺」にその概要を掲載する.

通信量制限や偶発的な機器等の支障によりオンライン授業をリアルタイムで利用できなかった学生はメール等で連絡すること.個別に対応を連絡する.

成績評価方法

1, 概要

おおむね次のようになるように評価する.
50点
形態をある程度理解しており,練習問題を解いてきている.
65点
形態をだいたい理解しており,練習問題を解く際にそれを用いている.
80点
形態をほぼ理解しており,構文や語法に注意して練習問題を解いてきている.
90点
形態や構文,語法をほぼ正しく理解しており,自分の言葉で正しく説明できる.

教科書の練習問題を解く際は,単語の形態(名詞なら性・数・格,動詞なら法・時称・相・数・人称など)をきちんと調べておき,また構文や語法については教科書のどの節に説明があるかを調べておくと上達が早い.すなわちそのようにすれば,教科書の練習問題をよく理解して解くことができ,ギリシア語の原典も正確に理解することができるようになる.単に上手(に見えるよう)な和訳ができただけでは評価を得ることができないことに注意せよ.逆に和訳がぎこちなかったとしても,形態や構文等について教科書の内容をきちんと理解した上でのものであれば評価は高くなる.

2, オンライン授業の場合

「古典ギリシア語初級(前半)」(Sセメスター)とは異なり,学期末試験(代替)は実施しないが,提出課題が数回にわたって課されるので注意すること.具体的には次で評価する.

  1. 小テスト:20点
  2. 提出課題:30点
  3. 練習問題の発表状況・原典講読の訳読状況:50点

3, 対面授業の場合

「古典ギリシア語初級(前半)」(Sセメスター)とは異なり,学期末試験(代替)は実施しない.次で評価する.

  1. 小テスト:50点
  2. 練習問題の発表状況・原典講読の訳読状況:50点

教科書

水谷智洋『古典ギリシア語初歩』(岩波書店,1990).3,500円+税.ISBN: 978-4-00-000829-7

参考書

参考書は使用しない.

履修上の注意

この授業はSセメスターの続きであるから注意すること.なお,Aセメスターには「古典ギリシア語初級(前半)」に相当する授業は開講されていないので,計画的に履修すること.

その他

毎回課題があって大変なように見えるが,これは学期末にまとめて勉強する代わりに毎日少しずつ勉強した方がよく身につき,効率的であるからである.出された課題に取り組むことによってその習慣を身につけてほしい.

教科書の記述は難しめであるが,適宜解説するので心配する必要はない.練習問題も多く感じるかもしれないが,すべてを課題として出すわけではなく,標準的な自宅学習の時間内に収まるように調整する.

この授業以上のことを学びたければ,中級やその他原典講読の授業を受講するとよいが,まずは古典ギリシア語初級をしっかり学んでおくことが重要である.また,ギリシア語の文章が何とか読めるようになっても,その文学的・歴史的・哲学的・文化的・あるいはその他の背景を知っておかなければその意味がわからないということがよくある.そのようなものを扱う授業も,もし受講できるようであれば受講しておくとよい.

「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには一度見てみるとよい.

関連ホームページ

http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/

研究室電話番号

授業日の「4限」の前に相談を受け付ける.事前にメールで連絡してほしい.

オンライン授業URL

UTAS / UTAS Lite / ITC-LMS(コースの概要説明)のいずれかで確認すること.UTASやITC-LMSの負荷が高いときはUTAS Liteを利用するとよい.

ZoomまたはITC-LMSに大規模な障害が発生した場合はGoogle MeetやGoogle Classroomを利用する.ECCSクラウドメールのアドレスでログインして必要な操作を行うこと(第1回に配布する「オンライン授業について」参照).

オンライン授業内容

UTAS / UTAS Lite / ITC-LMS(コースの概要説明)のいずれかで確認すること.UTASやITC-LMSの負荷が高いときはUTAS Liteを利用するとよい.

リンク


Last modified: 2020/10/16

cmatuura<AT>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp

© 2020 MATSUURA Takashi