[2018年度Aセメスター]ラテン語歴史言語学入門

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目次

連絡事項

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授業概要

以下の記録の正確性は保証しない.

開講
平成30年度(2018年度)Aセメスター
科目名(後期課程)
特殊講義IV[イタリア地中海研究コース]
科目名(英語)
Lectures on Special Topics IV (Italian / Mediterranean Studies)
講義題目
ラテン語歴史言語学入門
講義題目(英語)
Introduction to Latin Historical Linguistics
開講日時
火曜4時限(14:55–16:40)
時間割コード
08C2516
教室
8号館8-321教室
履修人数
8名

授業日程

教養学部の通常の授業日程に従う.教養学部の授業日程に変更があった場合はそれに合わせる.以下と教養学部の授業日程の間に齟齬があった場合は教養学部の授業日程の方に従う.

  1. 2018/09/25
  2. 2018/10/02
  3. 2018/10/09
  4. 2018/10/16
  5. 2018/10/23
  6. 2018/10/30
  7. 2018/11/06: 11月13日(火)は補講日のためなし.
  8. 2018/11/20
  9. 2018/11/27
  10. 2018/12/04
  11. 2018/12/11
  12. 2018/12/18
  13. 2019/01/08

第13回(2019/01/10)

授業内容

  1. 講読:『バンティア表法』第1節第4行〜第2節第11行.

その他

終了後に懇親会を開催しました.参加者は教員を除いて2名でした.

第12回(2018/12/18)

授業内容

  1. 講読
  2. 『オスク語入門』

配布物

  1. 「『オスク語入門』正誤表」.

第11回(2018/12/11)

授業内容

講読.

配布物

  1. 「オスク語入門」.
  2. オスク語講読テキスト

第10回(2018/12/04)

授業内容

講読.

第9回(2018/11/27)

授業内容

講読.

第8回(2018/11/20)

授業内容

講読.

第7回(2018/11/06)

授業内容

講読.

配布物

  1. 講読テキスト・翻訳等(7–13,詳細は「講読箇所一覧」参照).
  2. 追加テキスト・翻訳

次回講読作品

(1)ルクレーティウス『事物の本性について』は読み終わったことにし,次回は(2)カトー『農業論』から読みます.

第6回(2018/10/30)

授業内容

  1. 「形態論(2)」pp. 2–8.
  2. 「講読箇所一覧」pp. 3–4.

配布物

  1. 講読テキスト・翻訳等(詳細は「講読箇所一覧」参照).

第5回(2018/10/23)

授業内容

  1. 「形態論(1)」pp. 7–12.
  2. 「形態論(2)」pp. 1–2.

配布物

  1. 「講読箇所一覧」.
  2. 講読テキスト・翻訳等(詳細は「講読箇所一覧」参照).

第4回(2018/10/16)

授業内容

  1. 「音韻論(2)」第2.3節.
  2. 「形態論(1)」pp. 1–6.

配布物

  1. 「形態論(2)・文字論」.

第3回(2018/10/09)

授業内容

  1. 「音韻論(2)」第2.2.2節(7)〜第2.2.6節.

配布物

  1. 「形態論(1)」.

第2回(2018/10/02)

授業内容

  1. 「音韻論(1)」第2.1.3節〜第2.1.7節.
  2. 「音韻論(2)」第2.2.1節〜第2.2.2節(6).

配布物

  1. 「音韻論(2)」.

第1回(2018/09/25)

授業内容

  1. 「音韻論(1)」第1節〜第2.1.2節.

配布物

  1. 「音韻論(1)」.

シラバス内容

講義題目

ラテン語歴史言語学入門

授業の目標・概要

古代ラテン語の歴史的変遷について講義を行い,その後でいくつかのテキストを演習形式で読む.古典ラテン語初級を終えていることが望ましいが,学習中でも構わない.

ラテン語は,資料の多さという点でギリシア語やサンスクリット語と同様に印欧語比較言語学において重要である.学習者が一般にはじめに学ぶ古典ラテン語を詳しく調べるだけでも有益であるが,古典ラテン語より前のラテン語には古い形態が保存されていることが多く,歴史的変遷を考える上で重要である.また,ほかのイタリック諸語と比較することでさらに理解を深めることができるから,必要に応じて簡単に触れることとする(今回は時間が許せばオスク語に簡単に触れる予定である).

この授業の目的は,古典ラテン語とそれ以前のラテン語を中心に扱い,歴史的変遷について学ぶことで,ラテン語への理解を深めること,またその成果を印欧語比較言語学に活かすことである.

この授業には主に3つの役割がある.すなわち

  1. 古代ラテン語中級文法として
  2. 古ラテン語(古典ラテン語以前のラテン語)入門として
  3. 印欧語比較言語学入門として

の役割である.古代ラテン語の歴史的変遷について学ぶと,初級文法では分かりづらかった音韻的特徴,形態的特徴を理解することができるようになる.また,ギリシア語やサンスクリット語をはじめとしたほかの印欧語と比較するのも容易になる.

授業のキーワード

ラテン語,ギリシア語,ギリシャ語,サンスクリット語,印欧語,碑文.

授業計画

教養学部(後期課程)のシラバスのシステムの都合上,Sセメスターの間は時限に「集中」と表示されているが,後日正しい時限が表示されるようになるので注意すること.

次の順番で授業を行う予定である.

  1. 音韻論
  2. 形態論
  3. 文字論
  4. 演習

演習で扱うテキストについて,詳しくは授業中に指示するが,エンニウス,プラウトゥス,カトー,ルクレーティウスらの作品を少しずつとおおむね紀元前3世紀までの碑文をいくつか扱う予定である.

ラテン語の演習を行ったのち,時間があるようならばオスク語の概説を行い,『バンティア表法』(Tabula Bantina)などの碑文を少し読む予定である.

授業の方法

はじめの数回は講義である.「授業計画」に書かれているとおり,音韻論・形態論・文字論の順番で解説する.予習は必要ないが,復習を行い,次回以降の講義が容易に理解できるよう準備してほしい.

そのあとは演習である.テキストのコピーを事前に配布する.予習が必須である.授業中,学生が順番に訳読し,文法上問題となる箇所について議論する.

成績評価方法

訳読状況と授業への参加状況(発表・発言など).

教科書

プリントを使用する.

参考書

特定の参考書は使用しない.参照すべき文献は授業中に適宜紹介する.

履修上の注意

古代ラテン語の歴史的変遷について学ぶと,初級文法で丸暗記した(あるいは「せざるを得なかった」)変化表の裏に隠れていた規則性がよくわかるようになり,それぞれの変化表の間の関係も容易に理解できるようになる.初級文法を終えたばかりの学生は,まずこれらを理解することを目標としてほしい.中級講読や演習ですでにいくつかの古代ラテン語の古い文献を読んだことがある学生は,「古い形」あるいは「特殊な形」として解説されているような形態や単語を,歴史的変遷を考えつつ,自分の言葉で説明できるようにすることを目標としてほしい.ほかの印欧語を学んでいる学生はラテン語との比較を試みてほしい.

関連ホームページ

http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/

リンク


Last modified: 2019/01/10

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