1. 目的とSimcirの基本操作

目的

この演習の目的は次のスライドのとおりです.Simcirにより,ディジタル回路の基礎,すなわちゲートの組合せによる回路の作成,完備性や標準形への理解,加算器の構成,フリップフロップの基本原理についての理解を図ります.

目的

なおスライドはクリックすると拡大します(ほかのスライドも同様).

Simcirの起動

以下のリンクをクリックすると,Simcirが起動します.

https://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/johzu/joho/Data/NewLogicSimulator/blank.html

以下には簡単なマニュアルがあります.

https://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/johzu/joho/Data/NewLogicSimulator/sample.html

Simcirの基本操作

回路を構成する基本要素を左のパネルからドラッグ&ドロップして作業スペースに配置します.必ず利用する基本要素として電源(DC)や LEDなどがあります.

電源の配置 LEDの配置

基本要素の間に信号が伝わるように,基本要素の端子同士を導線で連結します.マウスのドラッグ(ボタンのプレス,ドラッグ,リリース)によって導線を指定します.

導線の連結1 導線の連結2

終端の端子をクリックすることで,導線を消去できます.

導線の消去

信号のOn/Offを切り替えるためには,Toggleスイッチを利用します.電源とLEDの間にToggleスイッチを配置し,スイッチのボタンをクリックしてみましょう.クリックのたびにスイッチのOn/Offが切り替わって LEDが点灯/消灯するはずです.

Toggleスイッチ1 Toggleスイッチ2

基本要素を左のパネルにドラッグ&ドロップすることで,基本要素を消去できます.

基本要素の消去

マウスのドラッグで矩形領域を指定することで,複数の基本要素をまとめて選択することが可能です.この状態で基本要素を左のパネルにドラッグ&ドロップすると,基本要素をまとめて消去できます.

複数要素の選択 複数要素の消去