1. ED21の使い方

まずは動かして,シミュレータの使い方を見てみましょう.なお,ECCS(教育用計算機システム)でないと,シミュレータは利用できません.

0. ED21の起動

最初に今後の演習の準備のため,このページを見てJava Policyファイルを設定します.設定ができたらターミナルに以下のコマンドを入力し(コピー&ペーストを活用すると便利です),ED21を起動しましょう.

ED21が起動したらウィンドウを下方向に少し拡大し,「EE21」「ヘルプ」と書かれたボタンが見えるようにしてください.(ウィンドウ外枠にマウスカーソルを合わせ,クリックしてドラッグすることでサイズ変更が行えます)

1. サンプルプログラムの選択

最上部にある横長の欄をプレスすると,サンプルプログラムのメニューが現れるので,"(1) 1+2の計算をする" を選択します.最初から"(1) 1+2の計算をする" が表示されていますが, プログラムが読み込まれていないので選択する必要があります.なお,以下の解説中の図はクリックすると拡大します.

1. サンプルプログラムの選択

2. "メインメモリ" へのプログラムの読み込みを確認

"メインメモリ" にプログラムが読み込まれたことを確認します.

2. "メインメモリ" へのプログラムが読み込みを確認

"メインメモリ" 内の左端の数字は"アドレス"と呼ばれ,メインメモリ内の場所を表します.以下の説明では,"メインメモリの〜番地",あるいは単純に "〜番地" と書きます.上の図を見ると "(メインメモリの)0番地" に "LOAD 4" という命令があることがわかります.

3. "ステップ実行" によるプログラムの実行

"ステップ実行" をクリックしてプログラムを実行します.

3. "ステップ実行" によるプログラムの実行

実行速度は"ステップ実行"の右隣のスライダで変更できます.さらに右隣の"リセット"をクリックすることで,プログラムを最初から実行することができます.また最後までプログラムを実行した場合は,プログラムを読み込み直した上で,"リセット"をクリックしてから実行を開始しましょう.