古代ギリシア語歴史言語学入門

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目次

連絡事項

正誤表・補遺

資料名箇所

授業概要

以下の記録の正確性は保証しない.

開講
令和6年度(2024年度)Aセメスター
科目名(後期課程)
イタリア地中海言語文化論
科目名(英語)
Italian/Mediterranean Linguistic Culture
講義題目
古代ギリシア語歴史言語学入門
講義題目(英語)
Introduction to Historical Linguistics of Greek
開講日時
金曜4時限(14:55/15:10–16:40)
時間割コード
08C2509
単位数
2.0
教室
[UTASで確認のこと](第1回のみオンライン授業)
履修人数
6名

授業日程

教養学部の通常の授業日程に従う.

  1. 2024/10/04
  2. 2024/10/11
  3. 2024/10/18
  4. 2024/10/25
  5. 2024/11/01
  6. 2024/11/08
  7. 2024/11/15
  8. 2024/11/29: 11月22日(金)は授業の行われない日
  9. 2024/12/06
  10. 2024/12/13
  11. 2024/12/20
  12. 2024/12/27
  13. 2025/01/10

第11回(2024/12/20)

授業内容

  1. ホメーロス『イーリアス』第1巻第1行のθεᾱ́についてとΠηληϊάδεωまで.次回はΠηληϊάδεωについてのつづきから.

第10回(2024/12/13)

授業内容

  1. ホメーロス『イーリアス』第1巻第1行のθεᾱ́についての問題点まで.次回はθεᾱ́についてから.

第9回(2024/12/06)

授業内容

  1. ホメーロス『イーリアス』第1巻第1行のμῆνινまで.次回はἄειδεから.

第8回(2024/11/29)

授業内容

  1. 「ギリシア語(2)」§2.2から最後まで.
  2. ホメーロス『イーリアス』第1巻冒頭から音読.次回は第1行のμῆνινから.

配布物

いずれも関連部分のみをUTOLでのみ配布.文献情報は「ホメーロス『イーリアス』」(2024年11月15日)を参照のこと.

  1. LfgrE.
  2. Beekes, Etymological.
  3. Rix, Grammatik.
  4. Sihler, Comparative.
  5. Rix (Hg.), Lexikon.
  6. Goto, Morphology.
  7. Schwyzer, Grammatik.
  8. Carl Darling Buck and Walter Petersen, A Reverse Index of Greek Nouns and Adjectives (Chicago: University of Chicago Press, 1945).
  9. Erbse (ed.), Scholia.

第7回(2024/11/15)

授業内容

  1. 「ギリシア語(1)」pp. 5–11.
  2. 「ギリシア語(2)」§2.1 (pp. 1–2).

配布物

  1. *Ci̯に関する参考文献.
  2. 「ホメーロス『イーリアス』」.
  3. ホメーロス『イーリアス』の本文等.
    1. 本文:Allen, Ilias(紙媒体とPDF).
    2. 注・語彙集:Draper, Iliad (PDF).
    3. 注・語彙集:Kodzu, Iliadis I (PDF).
    4. 翻訳:松平(訳)『イリアス』(PDF).
    5. 文法:Wachter, ‘Grammar’ (PDF).
    6. 注釈:Latacz (Hg.), Gesamtkommentar (PDF).

第6回(2024/11/08)

授業内容

  1. 「印欧祖語(4)」§3.4.4–§3.5まで(pp. 3–12).
  2. 「ギリシア語(1)」pp. 1–4.

配布物

  1. 「ギリシア語(2)」.

第5回(2024/11/01)

授業内容

  1. 問4(「印欧祖語(2)」p. 4).
  2. 「印欧祖語(3)」§3.1.2–3.3(pp. 4–7).
  3. 「印欧祖語(4)」§3.4.3まで(pp. 1–3).

配布物

  1. 「印欧祖語(4)」.
  2. 「ギリシア語(1)」.

第4回(2024/10/25)

授業内容

  1. 問3(「印欧祖語」p. 10).
  2. 「印欧祖語(2)」第2節(pp. 1–4).
  3. 「印欧祖語(3)」§3.1.2まで(pp. 1–2).

配布物

  1. 「印欧祖語(3)」.

第3回(2024/10/18)

授業内容

  1. 問2(「印欧祖語」p. 8).
  2. 「印欧祖語」第1.4–1.5節(pp. 8–13).

配布物

  1. 「印欧祖語(3)」.

第2回(2024/10/11)

授業内容

  1. 「印欧祖語」第1.3節まで(pp. 1–8).

配布物

  1. 「印欧祖語」.

第1回(2024/10/04)

授業内容

  1. 「古代ギリシア語歴史言語学入門」.

配布物

印刷したものは次回配布します.

  1. 「古代ギリシア語歴史言語学入門」.

シラバス内容

講義題目

日本語
古代ギリシア語歴史言語学入門
英語
Introduction to Historical Linguistics of Greek

授業の目標・概要

印欧祖語から古典ギリシア語に至るまでのギリシア語の変遷について学び,古代ギリシア語の音韻や形態について,歴史的に正しく説明できるようにする.

古典ギリシア語初級を終えていることが望ましいが,学習中でも構わない.

授業のキーワード

日本語
ギリシア語,ギリシャ語,ラテン語,サンスクリット語,印欧語,碑文,方言
英語
Greek, Latin, Sanskrit, Indo-European, Inscription, Dialect

授業計画

次の順番で行う予定である.なお,第1回はオンライン授業,第2回以降は対面授業.

  1. 印欧祖語文法(講義)
    1. 音韻論
    2. 形態論
  2. ギリシア語文法(講義)
    1. 音韻論
    2. 形態論
  3. 演習(形態説明または原典講読)

はじめの数回の授業で印欧祖語文法の講義を行う.次に数回かけて印欧祖語との関連に注意しながらギリシア語文法の講義を行う.

最後の数回は演習である.それまでの講義の内容が定着しているかどうかを試す.演習の方法は,(i)ギリシア語のさまざまな単語の形態について,印欧祖語との関連に注意しながら各自が正確に説明できるかどうかを試すか,(ii)方言碑文や方言を用いた文学作品の原典講読を行って試すか,どちらを行うかは参加者の希望を聞きつつ決める.

授業の方法

  1. 当授業は90分授業(教養学部の基本方針どおり).
  2. 第1回はオンライン授業,第2回以降は対面授業(教養学部の基本方針どおり).
  3. 文法の解説は講義形式.演習は受講生が順番に発表していく形式.
  4. 講義形式の授業には予習は必要ないが,復習を行い,次回以降の講義が容易に理解できるよう準備してほしい.
  5. 演習形式の授業では,学生が事前に予習を行った結果を順番に発表/訳読し,(文法上)問題となる箇所について全員で議論する.

成績評価方法

発表/訳読状況と授業への参加状況(発表・発言など).

教科書

プリントを使用する.

参考書

授業中に紹介する.

履修上の注意

古典ギリシア語初級を終えていると理解が早いが,学習中でも構わない.古典作品の講読経験はなくても構わない.

「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには類似授業のページを一度見てみるとよい.

関連ホームページ

http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/

その他

オフィスアワー

西洋古典学研究室の開室日・時間帯に受け付ける.内線も同じページで確認のこと.

オンライン授業情報

オンライン授業の場合のURL / ID & PasscodeなどはUTOLを参照のこと.

授業実施形態

対面・オンライン併用型A

リンク


Last modified: 2024/12/20

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