古代ギリシア人の市民生活

松浦高志の授業用ページ

目次

授業概要

以下の記録の正確性は保証しない.

開講
令和7年度(2025年度)Sセメスター
科目名(後期課程)
イタリア地中海生活文化論
科目名(英語)
Italian / Mediterranean Life and Culture
講義題目
古代ギリシア人の市民生活
講義題目(英語)
Civic Life in Ancient Greece
開講日時
金曜4時限(14:55/15:10–16:40)
時間割コード
08C2507
単位数
2.0
教室
[UTASで確認のこと](第1回のみオンライン授業)
履修人数
?名
学期末試験受験人数
?名

授業日程

教養学部の通常の授業日程に従う.

  1. 2025/04/14: 月曜日だが金曜授業
  2. 2025/04/18
  3. 2025/04/25
  4. 2025/05/02
  5. 2025/05/09
  6. 2025/05/16: 5月23日(金)午後は授業休止
  7. 2025/05/30
  8. 2025/06/06
  9. 2025/06/13
  10. 2025/06/20
  11. 2025/06/27
  12. 2025/07/04
  13. 2025/07/11

正誤表

資料名箇所

第2回(2025/04/18)

授業内容

  1. 「小テスト(2)」.
  2. 「アテーナイ市仮想旅行」.

配布物

  1. 「アテーナイ市仮想旅行」.

第1回(2025/04/14)

授業内容

  1. 「序論」第1–3節.

配布物

印刷したものは次回配布します.

  1. 「序論」.
  2. 村川堅太郎・富永惣一(編)『ギリシア』「図説 世界文化史大系」第5巻(角川書店,1960),地図その1, 2.

シラバス内容

講義題目

日本語
古代ギリシア人の市民生活
英語
Civic Life in Ancient Greece

授業の目標・概要

古代ギリシア人がどのような市民生活を送っていたのかを理解し,自分の言葉で説明できるようにするのがこの授業の目標である.

古代ギリシア人が送っていた市民生活は,我々現代人のそれとは当然大きく異なる.その大きな理由の一つは時代的な差異であり,もう一つは地理的な差異である.この講義を通じて,それらの差異に注意しながら各自が説明することができるようになる.

なお,受講に際しては古代ギリシア語の知識は必要ない.ほかの外国語の知識も必要ない(英語を除く).また,2024年度Sセメスターに私が担当していた科目「イタリア地中海都市文化論」(講義題目:古代ギリシア人の文化と言葉)と扱う内容が似ているが,今セメスターはごく一部(第1回と第2回の1/3程度の内容)を除いてそれとは別の内容を扱う.

授業のキーワード

日本語
ギリシア,ギリシャ,古代,都市国家,文化
英語
Greek, Antiquity, City-state, Culture

授業計画

第1回
序論:イントロダクション(授業内容や進め方の説明)・古代ギリシア略史
第2回
アテーナイ市仮想旅行:市場(アゴラー)と外港(ペイライエイス)ほか
第3回
都市住宅
第4回
郊外住宅
第5回
農業(1)
第6回
農業(2)
第7回
飲食店と宴会
第8回
運動場
第9回
浴場
第10回
女性の生活と一生(1)
第11回
女性の生活と一生(2)
第12回
その他のギリシア人都市(デルポイまたはオリュンピアーなど)
第13回
学期末試験

授業の方法

I. 概要

  1. 当授業は90分授業(教養学部の基本方針どおり).
  2. 第1回はオンライン授業,第2回以降は対面授業(教養学部の基本方針どおり).
  3. 講義形式(プリント配布).

II. 授業の進め方

授業は次のように行う.第1回はbは行わない.

  1. [授業前]必要があれば教材を事前にダウンロードしておく.
  2. [105分授業開始時刻]小テスト用紙配布開始.
  3. [90分授業開始]印刷した教材を配布し講義開始.
  4. [授業後]復習を行い,次回の小テストに備える.

小テストの用紙は105分授業開始時刻(14:55)に配れるようにしておくので,それを受け取って90分授業開始時刻(15:10)までに実施してもよいし,ほかの時間に実施してもよい.

成績評価方法

A. 概要

第13回に行う学期末試験(70点)と,第2–12回に行う小テスト(合計30点)で行う.

やむを得ず履修登録前の授業に出られなかった場合は連絡すること.受験できなかった小テストの扱いについて指示する.

B. 小テスト

小テストは穴埋め式で,前回の講義に関する基本的な用語が理解できているかを試す問題を出題する.なお,90分授業の時間内では行わない(105分授業との差分の時間で実施)ため,持込禁止の条件を満たすことは不可能である.そのためそれを考慮した上で採点する.

C. 学期末試験

すべて記述式で持ち込みは不可.設問の内容は予告しないが,参考のため過去の同様の形式の試験問題を配布する.

教科書

プリントを使用する.

参考書

参考書は特に指定しない.授業中に適宜紹介する.また毎回配布するプリントには必ず参考文献表を付けるので,それを参考に探してほしい.

履修上の注意

I. 履修前の予備知識

古代ギリシア語の知識は全く必要ない.また前提とする知識は特にない.英語以外の外国語の知識も必要ない.原典を使用する際は可能な限り和訳を使用する.

II. 予習と復習

予習は不要.可能な限りプリントを木曜日までにUTOLにアップロードするように心がけるので,希望者はそれを用いて次回の授業内容を概観することができる.

復習は4時間程度必要(2単位の授業の標準的な授業時間外の学修時間).小テストは基本的な用語が理解できているかどうか確認する程度のものであるため,復習の時間はそれほど必要ないが,学期末試験は記述式のため,授業で扱ったことを自分の言葉で十分に説明できるようになるまでに十分に復習する必要がある.学期末試験前にまとめて復習することもできるが,毎回復習を行う方がもちろん望ましい.

関連ホームページ

http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/

その他

「履修上の注意」にあるように,古代ギリシア語の知識は全く必要なく,前提とする知識も特にないから,時代・地域・分野・文系/理系の別を問わず履修生を歓迎する.

「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには類似授業のページを一度見てみるとよい.

オンライン授業情報

オンライン授業(第1回)の接続情報はUTOLを参照のこと.

授業実施形態

対面・オンライン併用型A

リンク


Last modified: 2025/04/18

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