[2023S教養学部後期課程]古代ギリシア人の日常生活と人生
[松浦高志の授業用ページ]
目次
授業概要
以下の記録の正確性は保証しない.
- 開講
- 令和5年度(2023年度)Sセメスター
- 科目名(後期課程)
- イタリア地中海生活文化論
- 科目名(英語)
- Italian / Mediterranean Life and Culture
- 講義題目
- 古代ギリシア人の日常生活と人生
- 講義題目(英語)
- Life in Ancient Greece
- 開講日時
- 金曜4時限(14:55/15:10–16:40)
- 時間割コード
- 08C2507
- 単位数
- 2.0
- 教室
- 8-206教室(第1回のみオンライン授業)
- 履修人数
- 4名
- 学期末試験受験人数
- 2名
授業日程
教養学部の通常の授業日程に従う.
- 2023/04/07
- 2023/04/14
- 2023/04/21
- 2023/04/28
- 2023/05/19
- 2023/05/26
- 2023/05/29: 月曜日午後に金曜授業
- 2023/06/09
- 2023/06/16
- 2023/06/23
- 2023/06/30
- 2023/07/07
- 2023/07/14
第13回(2023/07/14)
学期末試験(90分間).
第12回(2023/07/07)
授業内容
- 「小テスト(12)」.
- 「幼少期から青年期と冥界」.
配布物
- 「小テスト(12)」.
- 「幼少期から青年期と冥界」.
第11回(2023/06/30)
授業内容
- 「小テスト(11)」.
- 「死と葬式(1)」第4.2節から最後まで.
- 「死と葬式(2)」p. 6まで.
配布物
- 「小テスト(11)」.
- 「死と葬式(2)」.
第10回(2023/06/23)
授業内容
- 「小テスト(10)」.
- 「死と葬式(1)」第4.1節まで.
配布物
- 「小テスト(10)」.
- 「死と葬式(1)」.
- 2019年度学期末試験問題(見本).
第9回(2023/06/16)
授業内容
- 「小テスト(9)」.
- 「結婚式(1)」p. 15, l. 17から.
- 「結婚式(2)」p. 24まで.
配布物
- 「小テスト(9)」.
- 「結婚式(2)」.
第8回(2023/06/09)
授業内容
- 「小テスト(8)」.
- 「結婚式(1)」p. 15, l. 16まで.
配布物
- 「小テスト(8)」.
- 「結婚式(1)」.
第7回(2023/05/29)
授業内容
- 「小テスト(7)」.
- 「アテーナイ市民の一日(2):日中」(第1–3.1節).
配布物
- 「小テスト(7)」.
- 「アテーナイ市民の一日(2):日中」.
第6回(2023/05/26)
授業内容
- 「小テスト(6)」.
- 「アテーナイ市民の一日(1):宴会」(第3.2–3.3節は要点のみ).
配布物
- 「小テスト(6)」.
- 「アテーナイ市民の一日(1):宴会」.
第5回(2023/05/19)
授業内容
- 「小テスト(5)」.
- 「住宅(2):郊外住宅」(第3.3節は省略).
配布物
- 「小テスト(5)」.
- 「住宅(2):郊外住宅」.
正誤表
第4回(2023/04/28)
授業内容
- 「小テスト(4)」.
- 「住宅(1):都市住宅」(第3.3節は省略).
配布物
- 「小テスト(4)」.
- 「住宅(1):都市住宅」.
第3回(2023/04/21)
授業内容
- 「小テスト(3)」.
- 「アテーナイ市仮想旅行」第2.3節(p. 3)から最後まで.
配布物
- 「小テスト(3)」.
第2回(2023/04/14)
授業内容
- 「小テスト(2)」.
- 「アテーナイ市仮想旅行」第2.2節(p. 3)まで(次回はこのつづき).
配布物
- 「小テスト(2)」.
- 「アテーナイ市仮想旅行」.
第1回(2023/04/07)
授業内容
- 「序論」p. 6まで.
配布物
印刷したものは次回配布します.
- 「序論」.
- 村川堅太郎・富永惣一(編)『ギリシア』「図説 世界文化史大系」第5巻(角川書店,1960),地図その1, 2.
シラバス内容
講義題目
- 日本語
- 古代ギリシア人の日常生活と人生
- 英語
- Life in Ancient Greece
授業の目標・概要
古代ギリシア文化にはじめて触れる学生を主な対象として,古代ギリシア人の日常生活や人生に関する入門講義を行う.古代ギリシア語の知識はまったく必要ない.
一般によく読まれる古代ギリシア文学が扱う題材は神話,哲学,歴史などが多い.これらは市民の日常生活からは隔たった作品と思われることが多いが,実際には日常生活を反映している箇所は少なくない.そのような箇所は一般に着目される機会が少ないため,我々が読んでも意味がよくわからないことがある.
この授業の目標は,まず,そのような箇所の意味を把握できるように古代ギリシア人の日常生活や人生に関して多方面から学ぶことであり,また具体的に彼らの生活がどのようなものであったのかを,各自が思い描くことができるようにすることである.これを通じて,原典テキスト(の翻訳)に表れる,ギリシア人の日常生活が反映されている箇所を指摘し,それを説明することができるようになる.また,今現在,神話や哲学,歴史などを扱った「古典作品」が何か遠い世界のもののように感じられているとしても,この授業を通じて,より身近に感じられるようになることだろう.
授業のキーワード
- 日本語
- ギリシア,ギリシャ,古代,都市国家,文化
- 英語
- Greek, Antiquity, City-state, Culture
授業計画
以下のような項目を予定している.ただし授業準備の状況により順番を変更したり,項目を変更したりする可能性がある.
- 第1回
- 序論(略史)
- 第2回
- アテーナイ市仮想旅行(1)
- 第3回
- アテーナイ市仮想旅行(2)
- 第4回
- 住宅(1)
- 第5回
- 住宅(2)
- 第6回
- アテーナイ市民の一日(1)
- 第7回
- アテーナイ市民の一日(2)
- 第8回
- 結婚式(1)
- 第9回
- 結婚式(2)
- 第10回
- 死と葬式(1)
- 第11回
- 死と葬式(2)
- 第12回
- 幼少期の儀式
- 第13回
- 学期末試験
授業の方法
I. 概要
- 当授業は90分授業(教養学部の基本方針どおり).
- 第1回はオンライン授業,第2回以降は対面授業(教養学部の基本方針どおり).
- 講義形式(プリント配布).
II. 授業の進め方
授業は次のように行う.第1回はbは行わない.
- [授業前]必要があれば教材を事前にダウンロードしておく.
- [105分授業開始時刻]小テスト用紙配布開始.
- [90分授業開始]印刷した教材を配布し講義開始.
- [授業後]復習を行い,次回の小テストに備える.
教材は前日午前中までにITC-LMSにアップロードできるよう努力する.
小テストの用紙は105分授業開始時刻(14:55)に配れるようにしておくので,それを受け取って90分授業開始時刻(15:10)までに実施してもよいし,ほかの時間に実施してもよい.
成績評価方法
A. 概要
第13回に行う学期末試験(70点)と,第2–12回に行う小テスト(合計30点)で行う.
やむを得ず履修登録前の授業に出られなかった場合は連絡すること.受験できなかった小テストの扱いについて指示する.
B. 小テスト
小テストは穴埋め式で,前回の講義に関する基本的な用語が理解できているかを試す問題を出題する.なお,90分授業の時間内では行わない(105分授業との差分の時間で実施)ため,持込禁止の条件を満たすことは不可能である.そのためそれを考慮した上で採点する.
C. 学期末試験
すべて記述式で持ち込みは不可.必答問題と選択問題から成る.必答問題は,基本的なことがらを数行~十行程度で答えるものが数問.選択問題は,十個程度の設問のうちいくつかを選び,それぞれ十数行程度で答えるものが数問.設問の内容は予告しないが,参考のため過去の同様の形式の試験問題を配布する.
教科書
プリントを使用する.
参考書
参考書は特に指定しない.授業中に適宜紹介する.また毎回配布するプリントには必ず参考文献表を付けるので,それを参考に探してほしい.
履修上の注意
古代ギリシア語の知識は全く必要ない.また前提とする知識は特にない.英語以外の外国語の知識も必要ない.原典を使用する際は可能な限り和訳を使用する.
予習は不要.復習は十分に行ってほしい.小テストは基本的な用語が理解できているかどうか確認する程度のものであるため,復習の時間はそれほど必要ないが,学期末試験は記述式のため,授業で扱ったことを自分の言葉で十分に説明できるようになるまでに十分に復習する必要がある.当授業の単位数に鑑みて,平均して毎回4時間分の復習が必要.
関連ホームページ
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/
その他
「履修上の注意」にあるように,古代ギリシア語の知識は全く必要なく,前提とする知識も特にないから,時代・地域・分野・文系/理系の別を問わず履修生を歓迎する.
「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには類似授業のページを一度見てみるとよい.
オンライン授業情報
ITC-LMSの「オンライン授業情報」に記載されている.ハイブリッド形式の場合の接続情報も同じ.
授業実施形態
対面・オンライン併用型A
リンク
Last modified: 2023/09/23
cmatuura_atmark_mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
© 2023 MATSUURA Takashi