[2023S教養学部前期/後期課程]古典ギリシア語初級(前半)
[松浦高志の授業用ページ]
目次
連絡事項
正誤表
資料名 | 箇所 | 誤 | 正 |
形態論(1) | p. 3,上の表 | 贈り物 | 運命 |
形態論(2) | p. 2, l. 14 | *φρσί | *φρνσί |
形態論(2) | p. 2, l. 14 | ρの母音化 | νの母音化 |
形態論(3) | p. 10,下から1行目 | 「自身」:名詞または代名詞と同格的に用いる. | 「〜自身」:名詞または代名詞と同格的に用いる.「自分自身を」のように再帰的に用いるとき(主語と同じものを指すとき)は再帰代名詞を用いる. |
形態論(3) | p. 8,「数詞(2)」の200の基数詞の項目 | δᾱκόσιοι | διᾱκόσιοι |
形態論(4):現在組織(ω動詞) | p. 13, l. 10 | παιδεύοιο | παιδεύοι |
形態論(5):現在組織(μι動詞) | p. 6, 命令法中・受動態2人称両数 | τίεσθον | τίθεσθον |
進捗と予定
- 文字論・音韻論(1–4)
- Sセメスター第1, 2, 5, 6, 7回
- 形態論(1):名詞(1)・形容詞(1)
- Sセメスター第3, 4回
- 形態論(2):名詞(2)・形容詞(2)
- Sセメスター第5–7回
- 形態論(3):代名詞・副詞・数詞
- Sセメスター第8–10回
- 形態論(4):現在組織(ω動詞)
- Sセメスター第10–11回
- 形態論(5):現在組織(μι動詞)
- Sセメスター第12回
授業概要
以下の記録の正確性は保証しない.
- 開講
- 令和5年度(2023年度)Sセメスター
- 科目名(前期課程)
- 古典語初級(ギリシア語)I
- 科目名(前期課程:英語)
- Classical Greek I (Introductory)
- 科目名(後期課程)
- 共通ギリシア語(11)
- 科目名(後期課程:英語)
- Greek (11)
- 開講日時
- 金曜5時限(16:50/17:05–18:35)
- 時間割コード(前期課程)
- 31225
- 時間割コード(後期課程)
- 08A9211
- 単位数
- 2.0
- 科目区分
- 総合科目L(言語・コミュニケーション)
- 教室
- 106教室(第1回のみオンライン授業)
- 教科書
- プリントを配布
- 履修人数:古典語初級(ギリシア語)I
- 17名
- 履修人数:共通ギリシア語(11)
- 3名
- 学期末試験受験人数:古典語初級(ギリシア語)I
- 15名
- 学期末試験受験人数:共通ギリシア語(11)
- 3名
授業日程
教養学部の通常の授業日程に従う.
- 2023/04/07
- 2023/04/14
- 2023/04/21
- 2023/04/28
- 2023/05/19
- 2023/05/26
- 2023/05/29: 月曜日午後に金曜授業
- 2023/06/09
- 2023/06/16
- 2023/06/23
- 2023/06/30
- 2023/07/07
- 2023/07/14
学期末試験解説
- よくできていました.
- よくできていました.
- おおむねよくできていました.
- だいたいよくできていました.語幹が -εσ- であることをあまり理解できていないと思われる解答がありました.
- おおむねよくできていました.和訳問題での誤答を考慮すると,παιδεύωの活用表を書く問題も設けた方がよかったかもしれません(もちろん小テストですでに覚えているはずですが).
- 「真実の言葉を」は,男性名詞λόγος(ἀγαθόςの男性と同じ型)を単数対格形,形容詞ἀληθήςをそれに合わせて男性単数対格形にすればよい(τὸν ἀληθὴ λόγον,複数形でも可)だけで,(3–4)ができていれば何の難しい点もない問題ですが,あまりできていませんでした.動詞を3人称単数のλέγειにするのもあまりできていませんでしたが,(5)を考慮すると仕方ないかもしれません.なお,主語は語彙に載っている形をそのまま書けばよいだけなので,主語が合っているだけなら0点としました.
- 「子供たちに」は,動詞がδιδάσκωのときは複数対格形でπαῖδαςとすればよいことが語彙の記述でわかります.-αςという語尾を正しく理解できていた解答はあまりありませんでした.第3曲用名詞の男・女性複数対格語尾は,ἀληθήςの曲用を覚えただけではわからない(ἀληθήςでは複数主格語尾で代用)のが原因と思われます.すべての曲用型の暗記の問題を出題するのは分量の関係で難しいですが,第3曲用に関してはφύλαξ「見張り」とσῶμα「肉体」を暗記の問題を出題した方が,今回の場合はよかったかもしれません.なお,「子供たちに」は,語彙に「(対格に)……教える」とあるにもかかわらず,παισίνとしてあるものが散見されました.これは(15)をそのまま写したものでしょうか.
- 「彼女たちはよかった」.性・数(・格)が理解できているか試す問題です.主語が女性複数であることがわかることが重要ですので,これがわかっていれば半分点数を与え,それ以外の誤りの程度に応じてそれに加点することにしました.ほぼ全員が正解すると予想していましたが,実際は細かい点で減点が目立ちました.特に(5)が正しく書けているにもかかわらず,ἦσανを3人称複数として訳していないものが散見されました.非常に不思議です.表を図式的に正しく書けることが重要で,表が意味しているところを理解する必要はない,という考えでしょうか…… なお,ἦσανは「よくあろうとした」という意味ではないのですが,εἰμίと未完了過去の詳しい意味はまだやっていませんので,減点なしとしました.
- 「寝室(部屋)の中へと彼(女)は導く,大きな女を」.これも性・数(・格)が理解できているか試す問題です.「寝室の中へ」や「女を導く」は語彙を見ただけでも訳せますので,μεγάληνがγυναῖκαに係っていなければ0点としました.μέγαςは特殊な曲用をする形容詞ですが,ほとんどἀγαθόςと同じ曲用をしますので,μεγάληνが女性単数対格形であることはすぐにわかるはずです.δωμάτιονは中性名詞ですのでμεγάληνは係りようがありません.単語の順序に惑わされず,性・数・格にもとづいて適切に形容詞の係り方を判断できるかを試しました.なお,ἄγειを「あなたは導く」と訳している解答が散見されましたが,(4)で書いたεἶ「あなたは……である」の影響かもしれません(-ειという終わり方が同じ).
- 「私が従う(ところの)人はよい」.よくできていました.ᾧの先行詞として「彼は」を補い,その述語としてἀγαθόςを訳せばよいです.
- 最上級が理解できているかどうか試す問題でした.πάντων ἀνδρῶνは部分の属格で,「すべての男たちのうちで」と訳してほしいところですが,格の用法はまだ詳しくやっていませんので,そのあたりは甘めに採点しました.
- 「彼は自分(の体)を鍛えていた」.「直接再帰的なので中動態」(中・受動態未完了過去3人称単数)がわかっているかどうかと,未完了過去の意味がわかっているかどうかを試す問題です.未完了過去の意味は「鍛えようとした」でも構いません.「自分のために」は,他人のために体を鍛えるということはふつう考えられないため,減点としました.
- 「彼女らをあなたに我々は任せよう」.αὐτᾱ́ςを「彼女らを」(3人称の人称代名詞の代わり)と訳せるか,接続法のἐπιτρέπωμενを提案・要請として「我々は任せよう」と訳せるかを試す問題です.
- 「彼はアガメムノーンより勇敢に戦ってほしい(戦えばなあ)」.ἀνδρειότερονが副詞の比較級とわかるかどうか,希求法(ἄνなし)のμάχοιτοを「戦ってほしい」(願望的)と訳せるかどうかを試す問題でした.μάχομαιの意味のところに,ていねいに「(戦う相手は与格[など]で表す)」と書いておきましたので,「アガメムノーンより勇敢な彼を(と)」は大きく減点としました.
- 「我々はアイギュプトスの子供たちに以下のこと(pl.)を言うだろう」(アイスキュロス『救いを求める女たち』第928行を改変).ἄν付きの希求法ですので可能的希求法とわかるかどうか,また言説動詞などと用いる指示代名詞の意味(ταῦταが「以上のこと」,τάδεが「以下のこと」)がわかるかどうか試す問題です.可能的希求法は可能性を表しますので,「言うことができる」はあまりよい訳ではないのですが,あまり詳しくやっていませんので,減点なしとしました.「以上のこと(pl.)を」は,意味は反対なのですが,ポイントは押さえていますので減点なしとしました.
第13回(2023/07/14)
授業内容
学期末試験(90分間).
第12回(2023/07/07)
授業内容
- 「小テスト(12)」.
- 「練習問題(12)」.
- 「形態論(5):現在組織(μι動詞)」.
配布物
- 「形態論(5):現在組織(μι動詞)」.
第11回(2023/06/30)
授業内容
- 「小テスト(11)」.
- 「練習問題(9)」11–12.
- 「練習問題(10)」9.
- 「練習問題(11)」.
- 「形態論(4):現在組織(ω動詞)」第8.2, 8.5, 9.1, 9.2節.
課題
- 「小テスト(12)」.
- 「練習問題(12)」.
配布物
- 「問題(11)」.
第10回(2023/06/23)
授業内容
- 「小テスト(10)」.
- 「練習問題(9)」6–7, 9–10(11, 12は次回やります).
- 「練習問題(10)」1–8.
- 「形態論(3)」副詞.
- 「形態論(4):現在組織(ω動詞)」第8.1, 8.3, 8.4節.
課題
- 「小テスト(11)」.
- 「練習問題(9)」11–12.
- 「練習問題(10)」9.
- 「練習問題(11)」.
配布物
- 「問題(10)」.
第9回(2023/06/16)
授業内容
- 「小テスト(9)」.
- 「練習問題(9)」1–5, 8.
- 学期末試験の説明.
- 「形態論(3)」数詞まで.
課題
- 「小テスト(10)」.
- 「練習問題(9)」6–7, 9–12.
- 「練習問題(10)」1–8.
配布物
- 「問題(9)」.
- 「学期末試験について」.
- 2022年度学期末試験問題(見本).
- 「形態論(4):現在組織(ω動詞)」
第8回(2023/06/09)
授業内容
- 「小テスト(8)」.
- 「練習問題(8)」.
- 「形態論(3)」定冠詞まで(用法はdまで).
課題
- 「小テスト(9)」.
- 「練習問題(9)」1–5, 8(これら以外は後日).
配布物
- 「問題(8)」.
第7回(2023/05/29)
授業内容
- 「小テスト(7)」.
- 「練習問題(7)」.
- 「形態論(2)」(γραῦςから最後まで).
課題
- 「小テスト(8)」.
- 「練習問題(8)」.
配布物
- 「問題(7)」.
- 「形態論(3)」.
- 「文字論・音韻論(4)」.
第6回(2023/05/26)
授業内容
- 「小テスト(6)」.
- 「練習問題(6)」.
- 「形態論(2)」:πατήρからβασιλεύςまでを扱いましたが,πειθώまで同様に曲用表を作ることができます.
課題
- 「小テスト(7)」.
- 「練習問題(7)」.問題(5)の曲用表(p. 4)は(16) ἱερεύςまでできます.ἩρακλῆςはΠερικλῆςと同様に曲用します.
配布物
- 「問題(6)」.
第5回(2023/05/19)
授業内容
- 「小テスト(5)」.
- 「練習問題(5)」.
- 「形態論(2)」(φύλαξからἅλςまで).
課題
- 「小テスト(6)」.
- 「練習問題(6)」
配布物
- 「問題(5)」.
- 「形態論(2)」.
- 「文字論・音韻論(3)」.
第4回(2023/04/28)
授業内容
- 「小テスト(4)」.
- 「練習問題(4)」.
- 「形態論(1)」第1.2節(3)以降.
課題
希望者はITC-LMSの「添削希望者用(随時提出用)」に提出すれば添削して返却します(聴講者も提出可).
- 「小テスト(5)」.
- 「練習問題(5)」
配布物
- 「問題(4)」.
第3回(2023/04/21)
授業内容
- 「小テスト(3)」.
- 「練習問題(3)」.
- 「形態論(1)」第1.1節,第1.2節(1–2).
課題
問題(3)に書かれています.今回からは提出が必要な問題はありませんが,希望者はITC-LMSの「添削希望者用(随時提出用)」に提出すれば添削して返却します(聴講者も提出可).
- 「小テスト(4)」の準備.
- 「練習問題(4)」の第2.1節(『ヨハネ福音書』第1章第1–8節の朗読).
- 「練習問題(4)」の第2.2節のうち,(2) γνώμηと(4) Μοῦσα.
配布物
- 「形態論(1)」.
- 「問題(3)」.
第2回(2023/04/14)
授業内容
- 「小テスト(2)」.
- 「練習問題(2)」.
- 「文字論・音韻論(2)」第2.1節,第3節,第2.2節(1–3).
課題
「問題(2)」に書かれています.なお,「文字論・音韻論(1)」第1.2節(8–9)を読んでから「練習問題(3)」に取り組むと疑問点が生じずに済みます.
配布物
- 「文字論・音韻論(2)」.
- 「問題(2)」.
第1回(2023/04/07)
授業内容
- 「古典ギリシア語」.
- 「文字論・音韻論(1)」(第1.2節[8–9]は次回).
課題
「問題(1)」に書かれています.
配布物
印刷したものは次回配布します.
- 「古典ギリシア語」.
- 「文字論・音韻論(1)」.
- 「問題(1)」.
シラバス内容
講義題目
- 日本語
- 古典ギリシア語初級(前半)
- 英語
- Elementary Greek (first half)
授業の目標・概要
I. 目標
初級文法を一年かけて学び,古典ギリシア語で書かれた文章を,辞書と文法書を使えば何とか読めるようにする.
II. 概要
Sセメスターの授業の主な内容は次の三つである.
- ギリシア語アルファベット24文字を覚える.
- 名詞の格変化を覚える.
- 名詞の格の概念を覚え,それにもとづいて短めの簡単な文を訳す.
ギリシア語アルファベットの多くの文字はローマ字と似ているので,Aは一週間〜二週間かけてしっかり勉強すれば誰でも覚えられる.Bは覚える量が多いので,おおむね一学期間をかけて覚えていくことになる.Cには少々センスが要求される.練習問題をこなしていくことで,少しずつその方法を覚えていく.
III. ギリシア語アルファベットの暗記(第3回授業時まで)
第3回の授業からはギリシア語アルファベットの読み書きができるようになっていることを前提に授業を進める.
ギリシア語アルファベットの読み書きができるようになっているかは次の二つで確認することができる.
- 第2回,第3回の小テストで自己点検
- 第1回と第2回の後に課される簡単な提出課題(添削して各自に返却する予定)
やむを得ず第1回,第2回の授業に参加することができなかった学生は提出課題を後で提出することができる.
授業のキーワード
- 日本語
- ギリシア,ギリシャ,ラテン語,ローマ,サンスクリット語,印欧語
- 英語
- Greek, Latin, Rome, Sanskrit, Indo-European
授業計画
- 第1回
- イントロダクション・文字と音韻(1)[オンライン授業]
- 第2回
- 文字と音韻(2)[これ以降対面授業]
- 第3–4回
- 第1/2曲用名詞・形容詞
- 第5回
- 文字と音韻(3)
- 第6–8回
- 第3曲用名詞・形容詞,代名詞
- 第9回
- 文字と音韻(4),数詞
- 第10–12回
- 動詞の活用(1)
- 第13回
- 学期末試験
動詞の活用の続きと統語論(syntax)はAセメスターで扱う.
105分授業との差分の15分間は各自での小テストの実施に充て,小テストの内容は暗記しているものとして授業を進める.
授業の方法
I. 概要
- 当授業は90分授業(教養学部の基本方針どおり).
- 第1回はオンライン授業,第2回以降は対面授業(教養学部の基本方針どおり).
- 講義形式.ただし練習問題の答え合わせは受講生が順番に発表していく形式.
II. 授業の進め方
授業は次のように行う.第1回はa, d, e, fのみ行う.
- [授業前]必要があれば教材を事前にダウンロードしておく.
- [105分授業開始時刻]小テスト用紙配布開始.
- [90分授業開始]練習問題の答え合わせ(受講生が順番に発表).
- 教材を配布し新たな文法事項を学習する.
- 次回の小テストと練習問題の指示.
- [授業後]小テストのための暗記を行い,練習問題を解いてくる.
小テストの用紙は105分授業開始時刻(16:50)に配れるようにしておくので,それを受け取って90分授業開始時刻(17:05)までに実施してもよいし,ほかの時間に実施してもよい.
成績評価方法
I. 概要
- 学期末試験
- 60点
- 小テスト
- 15点
- 提出課題
- 5点
- 練習問題の発表状況
- 20点
レポートはギリシア語アルファベットの読み書きに関するもの.第1回,第2回授業後に課すが,やむを得ず第1回,第2回の授業に参加することができなかった学生は提出課題を後で提出することができる.
II. 採点基準
おおむね次のようになるように採点を行う予定である.
- 50点
- 形態をある程度理解しており,練習問題を解いてきている.
- 65点
- 形態をだいたい理解しており,練習問題を解く際にそれを用いている.
- 80点
- 形態をほぼ理解しており,構文や語法に注意して練習問題を解いてきている.
- 90点
- 形態や構文,語法をほぼ正しく理解しており,自分の言葉で正しく説明できる.
練習問題を解く際は,単語の形態(名詞なら性・数・格,動詞なら法・時称・相・数・人称など)をきちんと調べておき,また構文や語法については教材のどの項目に説明があるかを調べておくと上達が早い.すなわちそのようにすれば,練習問題をよく理解して解くことができ,ギリシア語の原典も正確に理解することができるようになる.単に上手(に見えるよう)な和訳ができただけでは評価を得ることができないことに注意せよ.逆に和訳がぎこちなかったとしても,形態や構文等について教材の内容をきちんと理解した上でのものであれば評価は高くなる.
III. 小テスト
小テストの内容は主に変化表の単なる暗記であり,90分授業の時間外(105分授業との差分)に各自で実施する形式である.そのため公平性を確保した上で厳密に採点することが難しい.したがって採点の際にはその点を考慮する.ただし小テストで扱う内容はいずれも暗記しているものとして授業を進めるので,その点に注意して取り組むこと.
教科書
プリントを配布する.
参考書
授業中に指示をする.
水谷智洋『古典ギリシア語初歩』(岩波書店,1990).3,500円+税.ISBN: 978-4-00-000829-7
文法事項を先に概観しておきたい学生のために,昨年度まで使用していた教科書を挙げておく.通常は使用する必要はない.
履修上の注意
この授業を履修するための予備知識は特に必要ない.文系/理系の別や興味のある時代・地域・分野を問わず履修生を歓迎する.
なお,前半を受けただけでは文章を読めるようにはならないので,読めるようにするにはAセメスターに開講される「古典ギリシア語初級(後半)」(科目名:「古典語初級(ギリシア語)II」)も履修すること.なお「古典ギリシア語初級(後半)」は教養学部後期課程の科目「共通ギリシア語」との合同授業である.進学が内定した2年生(など)は「共通ギリシア語」として履修することもできる.
Aセメスターには「古典ギリシア語初級(前半)」に当たる授業は開講されていないので,計画的に履修すること.
その他
毎回課題があって大変なように見えるが,これは学期末にまとめて勉強する代わりに毎日少しずつ勉強した方がよく身につき,効率的であるからである.出された課題に取り組むことによってその習慣を身につけてほしい.
「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには一度見てみるとよい.
関連ホームページ
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/
オンライン授業情報
ITC-LMSの「オンライン授業情報」で確認すること.ハイブリッド形式の場合の接続情報も同じ.
授業実施形態
対面・オンライン併用型A
リンク
Last modified: 2023/09/23
cmatuura<AT>mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
© 2023 MATSUURA Takashi