[2020S教養学部後期課程]古代ギリシア・ローマの社会と科学技術

松浦高志の授業用ページ

目次

授業概要

以下の記録の正確性は保証しない.

開講
令和2年度(2020年度)Sセメスター
科目名(後期課程)
イタリア地中海社会文化論
科目名(英語)
Italian / Mediterranean Urban Culture
講義題目
古代ギリシア・ローマの社会と科学技術
講義題目(英語)
Technology and Society of Greek & Roman Antiquity
開講日時
金曜4時限(14:55–16:40)
時間割コード
08C2506
単位数
2.0
教室
1号館112教室(実際にはすべてオンライン授業)
履修人数
9名
学期末試験受験人数
8名

授業日程

教養学部の授業日程に従う.教養学部の授業日程に変更があった場合はそれに合わせる.以下と教養学部の授業日程の間に齟齬があった場合は教養学部の授業日程の方に従う.

  1. 2020/04/10: 休講だがオンライン授業等に関する質問をZoomで随時受け付ける.
  2. 2020/04/17: 休講だがオンライン授業等に関する質問をZoomで随時受け付ける.
  3. 2020/04/24: オンライン授業開始.
  4. 2020/05/01
  5. 2020/05/08: 5月15日(金)午後は五月祭準備のためなし.
  6. 2020/05/22
  7. 2020/05/29
  8. 2020/06/05
  9. 2020/06/12
  10. 2020/06/19
  11. 2020/06/26
  12. 2020/07/03
  13. 2020/07/10

第13回(2020/07/10)

授業内容

  1. 学期末試験(105分):各人約12分ずつの口頭試問.

学期末試験講評

おおむねみなさんよく学習できていたと思います.また今回のような形式は初めてだった学生がほとんどだと思われますので,その点でもよく準備されていたと思います.2点ほどごく簡単な感想のみ記しておきます.一つは,時間が限られていることからはじめの方の番号が選ばれやすい傾向にあることです.もう一つは,答える分量を調整するのは難しいので,短く答える問題と長く答える問題を区別する意味があまりないことです.むしろすべて長く答える問題にし,今回ならたとえば3つ選択して答えるという方がやりやすかったものと思われます.

第12回(2020/07/03)

授業内容

  1. 「自動機械と動力」第2節.
  2. 「機械学者」.

配布物

  1. 「機械学者」.
  2. 「学期末試験・参考文献への補遺」.

第11回(2020/06/26)

授業内容

  1. 「自動機械と動力」第1節(第2節は次週行う).
  2. 学期末試験予行演習.

配布物

  1. 「自動機械と動力」.

第10回(2020/06/19)

授業内容

  1. 「暦と天文学」.

配布物

  1. 「暦と天文学」.

正誤表

「暦と天文学」の以下の箇所を訂正してください.

箇所
p. 6, l. 13こらちこちら
p. 6, l. 14第二第一
p. 9, l. 11人々的大々的

第9回(2020/06/12)

授業内容

  1. 「時計」.

配布物

  1. 「時計」.

正誤表

「時計」の以下の箇所を訂正してください.

箇所
p. 2, l. 4コーローノスコローノス
p. 3, l. 20おおまかな言い方をおおまかな
p. 4, l. 7影の長さ自分の影の長さ
p. 6, l. 19空気孔C空気孔γ

第8回(2020/06/05)

授業内容

  1. 「水道」.

配布物

  1. 「水道」.
  2. 「学期末試験について」.
  3. 2019年度Sセメスター学期末試験見本.

第7回(2020/05/29)

授業内容

  1. 「揚水器」.

配布物

  1. 「揚水器」.

正誤表

「揚水器」の以下の箇所を訂正してください.

箇所
p. 16, l. 4QEQ

第6回(2020/05/22)

授業内容

  1. 「繊維加工」(pp. 1–22).

配布物

  1. 「繊維加工」.

第5回(2020/05/08)

授業内容

  1. 「文字と通信(2)」(第6–7節,pp. 16–17).

配布物

  1. 「文字と通信(2)」.

第4回(2020/05/01)

授業内容

  1. 「文字と通信(1)」.

配布物

  1. 「文字と通信(1)」.

第3回(2020/04/24)

授業内容

  1. 「序論」(第1–2.6節[pp. 1–8]).

配布物

  1. 「序論」.
  2. 村川堅太郎・富永惣一(編)『ギリシア』「図説 世界文化史大系」第5巻(角川書店,1960),地図その1, 2.
  3. 村川堅太郎・富永惣一(編)『ローマ』「図説 世界文化史大系」第6巻(角川書店,1960),地図その1.

連絡

オンライン授業期間中の小テストはITC-LMSの「テスト」で行う.

第2回(2020/04/17)

授業内容

休講だがオンライン授業等に関する質問をZoomで随時受け付ける.

第1回(2020/04/10)

授業内容

休講だがオンライン授業等に関する質問をZoomで随時受け付ける.

シラバス内容

講義題目

古代ギリシア・ローマの社会と科学技術

授業の目標・概要

※[2020/06/27]オンライン授業の現状に合わせて書き直した.授業方法や評価方法について最近変更があったわけではないので,現在受講中の学生は気にする必要はない.

古代ギリシア・ローマの科学技術に関して,古代ギリシア・ローマ文化にはじめて触れる学生を主な対象として入門講義を行う.古代ギリシア・ローマの科学技術と,その社会との関わりについてごく基本的なことから学んでいき,具体的にそれらがどのようなものであったのかを各自が思い描くことができるようにする.なお,古代ギリシア語・ラテン語の知識は必要ない.

授業のキーワード

日本語
ギリシア,ギリシャ,ローマ,古代,都市国家,文化,技術,科学,動力,エネルギー,軍事,数学,物理学,化学,天文学
英語
Greek, Rome, Antiquity, City-state, Culture, Technology, Science, power, energy, military, mathematics, physics, chemistry, astronomy

授業計画

対面・オンライン授業の切り替えは学部の基本方針に従う(→Sセメスターは原則としてすべてオンライン授業とすることが決定した).

第1週(2020/04/10)
休講だがオンライン授業等に関する質問をZoomで随時受け付ける
第2週(2020/04/17)
第1週と同様
第3週(2020/04/24)
序論(略史)
第4週(2020/05/01)
文字と通信(1)
第5週(2020/05/08)
文字と通信(2)
第6週(2020/05/22)
繊維加工
第7週(2020/05/29)
揚水器
第8週(2020/06/05)
水道
第9週(2020/06/12)
時計
第10週(2020/06/19)
暦と天文学
第11週(2020/06/26)
自動装置
第12週(2020/07/03)
動力・機械学者
第13週(2020/07/10)
学期末試験([対面]筆記試験/[オンライン]口述試験)

授業の方法

1, オンライン授業の場合

前提
  1. Zoom, ITC-LMS, ECCSクラウドメールを最低限利用できればよい.
  2. おおむね対面授業と同様に実施する(実施できる).小テストはITC-LMSのテスト機能で代替する.
  3. 通信量その他に制限のある学生向けの対応を用意してあるので心配する必要はない.なお,携帯電話会社各社の学生支援策も見ておくこと.
必要な準備

Zoom, ITC-LMS, ECCSクラウドメールは利用できるようにしておくこと.オンライン授業で利用する可能性のある具体的な操作等は以下の通りである.

  1. [Zoom] 画面の閲覧・自分のマイク(とカメラ)をオンにして質問
  2. [ITC-LMS] [教材]からダウンロード・[テスト]を受験
  3. [ECCSクラウドメール]授業用のメーリングリストを用いて送信されたメッセージを確認(ITC-LMSが利用不可の場合など)

g.ecc.u-tokyo.ac.jpで認証されたユーザに参加者を限定」にはしない予定であるが,Zoomのセキュリティ上の問題が心配される場合は限定とする可能性がある.ECCSクラウドメールのエイリアス(0123456789@g.ecc.u-tokyo.ac.jp)を使ってログインする方法を念のため確認しておくこと.

授業の流れ
  1. [ITC-LMS] 教材のダウンロード:授業前日(木曜日)の朝には用意する
  2. [ITC-LMS] 小テスト
  3. [Zoom] ダウンロードした教材にもとづいて講義を実施

事前に用意した教材を用いて説明するので,画面を閲覧する機会はそれほど多くない.板書が必要な場面では教員のコンピュータの画面を映して説明する.通信量制限がある学生がいれば,できるだけ音声だけでも理解できるような説明を心がける.

ビデオをオンにする必要は基本的にはない.常にオフにしておくこと.

オンライン授業を受講できないとき

通信量制限その他の理由によりオンライン授業をリアルタイムで利用できない学生はメール等で連絡すること.次のような対応を予定している.

  1. 授業は毎回録画(録音)する予定である.
  2. 小テストについては別に指示する.

2, 対面授業の場合

毎回プリントを配布し,それにもとづいて講義を行う.毎回復習を行ってほしい.学習内容が定着したかどうか試すため,次の回のはじめの時間を使って小テストを実施する(「成績評価方法」を参照のこと).

教材は毎回授業後にITC-LMSからダウンロードできるようにするので,授業を欠席した場合は活用してほしい.第1回を欠席した場合など,ITC-LMS上で当授業の受講者としてまだ登録されていないが,以後授業に出席するために教材をダウンロードしたい場合は教員宛にメールなどで連絡すること.教員が手動で登録し,ダウンロードできるように設定する.

成績評価方法

1, 概要

第13回に行う学期末試験(70点)と,第2–12回に行う小テスト(合計30点)で行う.

2, 学期末試験

オンライン授業の場合

受講者がそれほど多くないため,口述試験とする.次の方法による.

  1. Zoomのブレイクアウトセッションの機能を用い,受講者を1人1セッションに割り当て,教員が順次それらのセッションに参加するという方法で行う.
  2. 問題文の形式はおおむね対面授業の場合と同様であるが,300文字程度で答えるものを2題,600文字程度で答えるものを2題とし,すべて選択式とする.
  3. 持込不可の条件を徹底することが不可能であるため,持込可能とする.講義資料や自作のメモ等を見ながらでもよい.ただし制限時間が短いことに留意する必要がある.
  4. 当日機材の不調等で受験できなくても,後日実施することが可能であるので,連絡すること.
対面授業の場合

すべて記述式の予定である.問題は必答問題と選択問題に大別される.必答問題の方は,基本的なことがらを数行~十行程度で答えるものが数問である.選択問題の方は,十個程度の設問のうちいくつかを選び,それぞれ十数行程度で答えるものが数問である.持ち込みは不可.設問の内容は予告しないが,参考のため過去の同様の形式の試験問題を配布する.

選択問題は記述の分量が多いので,まずはそれぞれの設問に基本的なことをまんべんなく答えるようにし,時間に余裕があるようならば,詳細に答えることができるような設問に記述を足していくようにすれば,時間切れにならずに高得点を得ることができると思われる.

小テスト

オンライン授業の場合

ITC-LMSのテスト機能を用いる.持込禁止の条件を満たすことは不可能であるので,それを考慮した上で採点する.

対面授業の場合

小テストは穴埋め式で,前回の講義に関する基本的な用語が理解できているかを試す問題を出題する.終了後には解答例を配布する.

4, よりよい評価を得るために

入門講義であるので,まずは授業で扱ったことがらをできるだけ多く覚えることが必要である.小テストではまずこの点が試される.その上で各項目を有機的に結びつけ,全体像がどのようであったかを頭の中に思い描いてほしい.学期末試験は記述式であるので,個別の項目に加えて全体像がきちんと把握できているかどうかを評価する.また,授業中に疑問に思った点は,適宜質問し,さらに授業中に紹介したり,プリントに付された参考文献表に挙げられている文献に当たって調べるとよい.

教科書

プリントを使用する.

参考書

参考書は特に指定しない.授業中に適宜紹介する.また毎回配布するプリントには必ず参考文献表を付けるので,それを参考に探してほしい.

履修上の注意

ギリシア語の知識は全く必要なく,前提とする知識も特にないから,時代・地域・分野・文系/理系の別を問わず履修生を歓迎する.原典を使用する際も可能な限り和訳を使用する.英語以外の外国語の知識も必要ない.

「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには類似授業のページを一度見てみるとよい.

関連ホームページ

http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/

研究室電話番号

授業の前に相談を受け付ける.事前にメールで連絡してほしい.

オンライン授業URL

UTAS / UTAS Lite / ITC-LMS(コースの概要説明)のいずれかで確認すること.UTASやITC-LMSの負荷が高いときはUTAS Liteを利用するとよい.

オンライン授業内容

UTAS / UTAS Lite / ITC-LMS(コースの概要説明)のいずれかで確認すること.UTASやITC-LMSの負荷が高いときはUTAS Liteを利用するとよい.


Last modified: 2021/08/01

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© 2020–2021 MATSUURA Takashi