[2018S教養学部前期/後期課程]古典ギリシア語初級(前半)
[松浦高志の授業用ページ]
目次
授業概要
以下の記録の正確性は保証しない.
- 開講
- 平成30年度(2018年度)Sセメスター
- 科目名(前期課程)
- 古典語初級(ギリシア語)I
- 科目名(前期課程:英語)
- Classical Greek I (Introductory)
- 科目名(後期課程)
- 共通ギリシア語(5)
- 科目名(後期課程:英語)
- Greek (5)
- 開講日時
- 火曜5時限(16:50–18:35)
- 時間割コード(前期課程)
- 30570
- 時間割コード(後期課程)
- 08A9205
- 単位数
- 2.0
- 科目区分
- 総合科目L(言語・コミュニケーション)
- 教室
- 1号館107教室
- 教科書
- 水谷智洋『古典ギリシア語初歩』(岩波書店,1990).
- 履修人数(前期課程)
- 9名
- 履修人数(後期課程)
- 4名
- 学期末試験受験人数(前期課程)
- 8名
- 学期末試験受験人数(後期課程)
- 2名
授業日程
教養学部の授業日程に従う.教養学部の授業日程に変更があった場合はそれに合わせる.以下と教養学部の授業日程の間に齟齬があった場合は教養学部の授業日程の方に従う.
- 2018/04/10
- 2018/04/17
- 2018/04/24
- 2018/05/01
- 2018/05/08
- 2018/05/15
- 2018/05/22: 5月29日(火)午後は金曜日授業
- 2018/06/05
- 2018/06/12
- 2018/06/19
- 2018/06/26
- 2018/07/03
- 2018/07/10: 学期末試験
学期末試験略解・講評
略解
- よくできていました.
- よくできていました.
- よくできていました.
- bは教科書にしたがって «synagoreuō» が正解ですが,«sunagoreuō»などの解答がありました.cは «enkheireō» が正解です.
- cは «χώσω» が正解ですが,«χόσω» などの解答がありました.
- aは «ᾔνουν» が正解ですが,正答率は高くありませんでした.
- bは «ἐφρόνησα» が正解ですが,«ἐφρόνεσα» などの解答がありました.
- 限定的と述語的の区別(教科書p. 12)の練習でした.οὖτοςは指示形容詞として用いられる場合,述語的位置に置かれますが(p. 48),σοφόςは(ふつうの)形容詞であり,述語的位置に置かれているので述語的な意味をもちます.したがって「ここにいる(οὗτος)この(ὁ)男は,賢い」が正解です.「ここにいるこの」は「この」などでも可です.正答率は2/3程度でした.
- φημί「言う」の活用と間接話法の練習でした.«φησί» は強語幹なので3人称単数です.間接話法なので,«γράφειν» は「書くこと」ではありません.「彼は自分が書いていると言う」や「彼は自分が書くと言う」などが正解です.
- 「女として,私は何をするだろうか?」が正解です(「何をすればよいだろうか」などでも可).«δράσω» は1人称単数なので «γυνή» は「私」と同格であることに注意する必要があります.«τί» は中性なので「誰が」ではありません.(エウリーピデース『オレステース』第309行)
- 「彼は私の大事な父から生まれた」が正解です.«φίλου» は属格なので,「……生まれた人はいとしい」ではありません.(エウリーピデース『オレステース』第482行)
- εἰμίの変化とὁ μὲν ..., ὁ δὲ ...「一方彼は……,他方その人は……」の練習でした.«τῷ» は係る名詞がないので,指示代名詞的に用いられます.「母に(とっては)味方の女神たちが居合わせるが,一方で彼には[味方の女神たちは]居合わせない」が正解です.「彼」は「父」のことですが,文脈がないのでもちろんどちらでも可です.あるいは «μητρί» を所有の与格と理解して訳してもよいでしょう.(エウリーピデース『オレステース』第583–584行を肯定文に改変)
- 定冠詞の用法を理解しているかどうかの問題でしたが正答率がきわめて低かったです.まず «τοὺς ἐν ταῖς λιθοτομίαις» で「採石場の中にいる人々」であり,«τοὺς πρώτους χρόνους» で「はじめの時間」です.この2つの対格はそれぞれ別なので,前者は直接目的語,後者は時間の対格です.したがって「採石場(pl.)の中にいる人々を,シュラークーサイ人たちは,はじめのうちは過酷に取り扱った」が正解です.(トゥーキューディデース『戦史』第7巻第87章第1節)
- 関係代名詞の同化の問題でした.«ὧν» を «τούτων ἃ ...» と直せるかどうかの問題です(τούτωνは先行詞).「私がしなければならないこと(ἅ με δεῖ πράττειν)を,私はなおざりにした」が正解です.あまり構文は複雑でないので,文意を予想することはたやすかったかもしれません.(クセノポーン『キューロスの教育』第5巻第1章第8節を一部改変)
- 定冠詞の使い方,述語的位置,αὐτόςの用法,限定(観点)の対格の問題でした.«ἡ ὁδὸς ἡ εἰς ἄστυ» で名詞句を成し「町(の中)への道」を意味します.«ἐπιτηδείᾱ» は述語的位置なので「……は役に立つ」と訳します.«αὐτοῖς» は3人称の人称代名詞の代わり(§67.3)なので「彼らにとって」です.「とにかくこの,町の中への道は,彼らにとって言うことと聞くことに関して役に立つ」が正解です.正答率はあまり高くありませんでした.(プラトーン『饗宴』173b7–8を一部改変)
- 最上級の練習でした.「将軍たちのうち,大多数はその場しのぎをする」が正解です.教科書には書かれていませんが,「……のうちもっとも」の「……」の部分には属格を用いることを授業中に説明しました.(クセノポーン『ソークラテースの思い出』第3巻第5章第21節)
- 省略されている動詞を補う問題でした.«ἅπερ ὁ Σωκράτης» には動詞が欠けているので,前の部分から «ἐκέλευεν» を補ってくればよいというものです.「まさしくこれらのこと(ταῦτα)に,(されば)ほかのすべての人々もまた同意し,そしてまさにソークラテースが命じたところのことごとを彼らは命じた」が正解です.«ἐκέλευεν» に加えて «συνέφη» まで補っているものは減点なしとしました.(プラトーン『饗宴』177e7–178a1)
- 例年どおり,やさしめの長い文を訳す問題です.«τὸ λοιπὸν τῆς ἡμέρᾱς» は「その日の残りの間」です.もし «τῆς ἡμέρᾱς» が時間の属格だとすれば「その日のうち一度」の意味になりますが,これでは文意に合いません.「昼の間に残りのものを」も不可です.«αὐτῇ» は3人称の代名詞の代わりで,πόλιςを承けています.«τὸ παλαιόν» を「古い(メーディアー人たち)」と訳している解答が多かったですが,中性なのでこれは不可です.「そして敵たちは立ち去った.一方ギリシア人たちはその日の残りの間,無事に前に進んだ.そしてティグリス川(の方)へと到着した(来ていた).そこには人のいない,大きな都市国家があった.その都市国家の名前はラーリーサであった.その都市国家には,古い時代には,メーディアー人たちが住んでいた」が正解です.(クセノポーン『アナバシス』第3巻第4章第6–7節を一部改変)
講評
昨年度の試験問題を事前に配った都合上,できるだけ設問のポイントを過去問と変える必要があり,少し難しくなってしまったかもしれません.ただし,定冠詞の使い方や限定的・述語的の区別,限定(観点)の対格などの基本的な事項に関しては昨年度(あるいはそれ以前)とはそれほど変わりがなかったと思っています.今年度はそれらの,昨年度(あるいはそれ以前)とそれほど変化がなかった部分に関しても正答率が下がっているように感じました.おそらく今年度は自宅学習の時間を削減することを目的に,練習問題の分量を昨年度の7割程度に抑えたために,ギリシア語への習熟度が下がってしまったことが原因の一つと考えられます.もちろん自宅学習の時間を増やせば習熟度は上がると思いますが,自宅学習の時間が4時間を超える学生が大半になるようになってしまうのはあまりよくないと思っていますので,難しいところです.用いる教科書,授業の方法等をさらに工夫する必要があると感じました.
感想(任意)を書いてくださった方,ありがとうございました.読みたい作品・作家にはホメーロス『イーリアス』『オデュッセイア』,ソポクレース『オイディプース王』,哲学書(アリストテレースなど),『ギリシア奇談集』がありました.
授業の負担については,練習問題と小テストは,それぞれ単独ならば負担ではないが,毎週両方は負担である,という声と,ちょうどよいと言う声がありました.
また(例年どおり)練習問題の解答を配布してほしい,との声がありました.毎年迷っていますが,再配布の危険性がありますし,簡単な解答を載せるだけでは画一的な解答を(暗に)強要してしまうことにもなり,私はあまり配布したくはありません(ここ1年くらいで問題になっている大学入試問題の解答の公表の問題とも似ていますね……).特に今年度は一つ一つの練習問題の答え合わせに十分に時間を割いていますし,質問の時間もきちんと取っていますので,「この訳し方ではダメですか」や「この単語の形はこれで合っていますか」などの質問をしていただきたいと思います.(授業中にも何回か言いましたが)間違った訳をしてしまったことは必ずしも恥ずかしいことではありません.もちろん私も間違えそうな箇所はあらかじめ抽出しておき,「たぶんこのような間違いをした人もいると思いますが」というふうに解説を追加していますが,完全ではありません.私が気づかないような間違いを,ほかの学生も同じようにしているかもしれませんので,間違っていても臆せずに質問していただけると幸いです.もちろんその場で質問するのが難しければ授業後に個別に質問していただいても構いません.そのような質問のうち,学生全員で共有した方がいいものはその次の授業のはじめの時間に説明するようにしていますので,授業後に質問することも臆せずに行っていただきたいと思います.
第13回(2018/07/10)
授業内容
- 学期末試験(100分間).
配布物
- 学期末試験問題.
その他
終了後に懇親会を開催しました.参加者は教員を含め3名でした.
第12回(2018/07/03)
授業内容
- 小テスト(12).
- 練習15.1–5.
- 練習16.1–5.
- 第18–19課.
課題
- 練習17.1–6.
- 練習18.1–6.
いずれもAセメスター第1回(2018/09/25)のはじめの時間を使って答え合わせをします.少し分量が増えているので注意してください.
第11回(2018/06/26)
授業内容
- 小テスト(11).
- 練習13.1–5.
- 練習14.1–5.
- 第15–17課.
課題
- 練習15.1–5.
- 練習16.1–5.
練習17は後日課題として出します.
連絡
最終回(7月10日)の授業終了後に懇親会を開催する予定ですのでよろしければご参加ください.
第10回(2018/06/19)
授業内容
- 小テスト(10).
- 練習11.1–5.
- 練習12.1–5.
- 第13–14課.
課題
- 練習13.1–5.
- 練習14.1–5.
第9回(2018/06/12)
授業内容
- 小テスト(9).
- 練習10.1–10.
- 第11–12課.
課題
- 練習11.1–5.
- 練習12.1–5.
第8回(2018/06/05)
授業内容
- 小テスト(8).
- 練習8.1–5.
- 練習9.1–5.
- 「音韻」第2節第4段落(¶4).
- 第10課.
配布物
- 「小テスト(12)出題範囲」.
- 「学期末試験について」.
- 「学期末試験問題(2017年度,見本)」(ITC-LMSには掲載しないので授業中に入手すること).
課題
- 練習10.1–10.
第7回(2018/05/22)
授業内容
- 小テスト(7).
- 練習6の3, 4, 5, 8番.
- 第8課.
- 第9課.
課題
- 練習8.1–5.
- 練習9.1–5.
第6回(2018/05/15)
授業内容
- 小テスト(6).
- 練習6の1, 2, 6, 7, 9, 10番.
- 「古典ギリシア語の動詞体系」.
- 教科書第6課§41.
- 教科書第7課.
- 「第2アオリスト形から現在形を引く」.
配布物
- 「古典ギリシア語の動詞体系」.
- 「第2アオリスト形から現在形を引く」.
課題
- 練習
- 練習6の3, 4, 5, 8番.
- 練習7.1–5.
第5回(2018/05/08)
授業内容
- 小テスト(5).
- 練習4.1–4.
- 練習5.1–4.
- 「音韻」第2節第3段落(¶3).
- 教科書第6課§§33–40(§41は次回).
課題
- 小テスト(6).
- 練習6の1, 2, 6, 7, 9, 10番.
第4回(2018/05/01)
授業内容
- 小テスト(4).
- 「練習2(2018年4月24日提出)」の返却.
- 練習3.1–8.
- 「音韻」第2節第1段落(¶1).
- 教科書第4–5課.
配布物
- 「格の用法」.
課題
- 小テスト(5).
- 練習4.1–4.
- 練習5.1–4.
第3回(2018/04/24)
授業内容
- 小テスト(3).
- 練習2.
- 「音韻」第1節第11段落(¶11)の(4)〜第14段落(¶14)まで(p. 5, l. 8まで).「音韻」の冊子は毎回持参するようにしてください.
- 教科書第3課.
配布物
- 「練習問題の予習方法の例」.
- 「エウリーピデース『メーデイア』第72b–73a行予習例」.
課題
- 小テスト(4).
- 練習3.1–8.
第2回(2018/04/17)
授業内容
- 小テスト(2).
- 練習1.
- 「音韻」第1節第1段落(¶1)〜第11段落(¶11)の(3)まで(p. 4, l. 17まで).
配布物
- 「練習2(2018年4月24日提出)」.
- 「音韻」:毎回持参するようにしてください.
- 「練習問題(音韻)」.
音韻(練習)解答
練習1
- ἕλξω
- κλωψί
- Ἀθήνᾱζε
練習2
- γύναι
- γένεσι
- φύλακας
- τρῑπτός
- διωχθῆναι
- γράψαι
- χάρισι
- σύμφημι
- συγγνώμη
- συλλογισμός
- πέπεμμαι(いったんπέπεμμμαιになったあと,μが1つ脱落)
- βέβαφθαι
- σύστημα
- πήχει
- ἀφʼ ὧν(前置詞+関係代名詞の2語)
- ὑφίημι(前置詞+基礎動詞によって1語の複合動詞を作っている)
正誤表
「音韻」の次の箇所を訂正してください.
箇所 | 誤 | 正 |
p. 4, l. 2 | *ἠδέυ-ι | *ἡδέυ-ι |
課題
- 小テスト(3).範囲は授業中にやったところまで:練習問題(音韻)の練習1のすべてと練習2の(1–16).
- 練習2(配布した用紙に書いて最終的に提出).
第1回(2018/04/10)
授業内容
- 「古典ギリシア語」第1–10節(第9.4節は省略).
- 教科書第1–2課(§§6–11は「アクセント」で代替).
- 「アクセント」第1–2節.
配布物
- 「古典ギリシア語」.
- 「アクセント」.
課題
- 小テスト(2).
- 練習1.
シラバス内容
講義題目
古典ギリシア語初級(前半)
授業の目標・概要
1, 目標
初級文法を1年かけて学び,古典ギリシア語で書かれた簡単な文章を読めるようにする.なお,当授業の学修に要する負担が大きく,そのために履修をためらったり,途中であきらめてしまう学生も少なくないようなので,今年度からはできるだけ負担を減らせるよう努力する.
2, 古典ギリシア語
ギリシア語の重要性については改めて説明するまでもないだろう.古代ギリシア文明は西洋文化の原点であり,西洋文化の根底にあるものを知ろうとすれば,必然的に古代ギリシア文明に触れることになる.古代ギリシア語を学ぶのは容易とは言えないが,これを学ぶと,古代ギリシア語が擁する哲学・歴史学・文学・科学などあらゆる分野の膨大な文献に直接触れることができ,それらがどのように西洋文明やその他の文明に影響を与えているのかを知ることができるようになる.
ギリシア語の文献は紀元前15世紀頃の線文字B粘土板にさかのぼる.使用地域はやがて東地中海地域全体,一時はさらにインド方面にまで広がった.古典ギリシア語とは,紀元前5–4世紀にアテーナイを中心とする地域で使われていたギリシア語のことを言う.これを学べばほかの時代・地域のギリシア語や新約聖書のギリシア語も容易に学び得る.文献の豊富さゆえにラテン語,サンスクリット語などとともに印欧比較言語学に豊富な資料を提供するという点でもギリシア語は重要である.
3, 負担軽減について
過去2年間の授業評価アンケートやその他のアンケートの結果を考慮すると,授業時間以外の予習・復習・課題に要する自主学習の時間が4時間を超える学生が大半を占めている.これを当授業の標準と考えられる,おおむね4時間以内に収められるよう努力する.
授業のキーワード
ギリシア,ギリシャ,ラテン語,サンスクリット語,印欧語,古代
授業計画
教科書は全36課から成っているので,Sセメスターはその半分くらいまで進めることを目標とする.初回はギリシア語に関する簡単な解説を行ったあと,第1課(文字と発音)と第2課(アクセント)を扱う.なお,この教科書は毎日少しずつ学習し,練習問題を解いていくためには適しているが,体系的に学ぶためには不足している点がある.適宜,補足資料を配布して説明する.
授業の方法
授業はすべて日本語で行う.予習は必須ではない.授業では教科書の内容を解説する.毎回課題が課されるので,それにもとづき復習を行ってもらう.課題の1つは暗記である.簡単な内容を覚え,次回の授業の最初に小テストを行って覚えられたかどうかを確認する.簡単な内容とは,教科書に挙げられている名詞・動詞などの変化表のことである.暗記に要する時間は1時間以内と想定している.また教科書各課末に練習問題が付されているので,授業で扱った課の練習問題を解いてきてもらう.練習問題に要する時間は3時間以内と想定している.解いてきた練習問題は,次の授業の際に出席者が順番に発表する.授業の段取りはしたがって次のとおりである.
- 小テスト(第2–12回)
- 練習問題
- 教科書の解説
- 課題の説明(必要に応じて)
負担軽減のために,具体的には過年度と比べて小テストの内容を少し増やし,練習問題を少し減らすことにする.小テストに要する自主学習の時間はそれほど必要とされない一方で,練習問題に要する自主学習の時間は多く必要とされるからである.また,必要に応じて自主学習に要した時間を回答してもらい,それを反映できるように心がける.
成績評価方法
学期末試験と小テスト,練習問題の発表状況.
教科書
水谷智洋『古典ギリシア語初歩』(岩波書店,1990).3,500円+税.ISBN: 978-4-00-000829-7
参考書
参考書は使用しない.
履修上の注意
前半を受けただけでは文章を読めるようにはならないので,読めるようにするには古典ギリシア語初級(後半)も履修すること.また,Aセメスターには前半に当たる授業は開講されていないので,計画的に履修すること.
その他
予備知識は必要ないので,幅広い分野からの受講を歓迎する.毎回課題があって大変なように見えるが,これは学期末にまとめて勉強する代わりに毎日少しずつ勉強した方がよく身につき,効率的であるからである.出された課題に取り組むことによってその習慣を身につけてほしい.教科書の記述は難しめで,練習問題も難しいと感じられるかもしれないが,授業で適宜解説するのであきらめずに受講してほしい.「関連ホームページ」には過年度の授業実施状況が簡単に記されているので,雰囲気を事前に調べるためには一度見てみるとよい.
関連ホームページ
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cmatuura/
Last modified: 2018/10/24
cmatuura_atmark_mail.ecc.u-tokyo.ac.jp
© 2018 MATSUURA Takashi