2. 演習の準備

演習環境のパターン

演習の実施環境は,以下のように複数の可能性があるので,やりやすい環境で演習してください.

演習環境

GPGコマンドのインストール(自分のPCのみで演習)

(ECCSは利用せず)自分のMacのみで演習する場合には,次のステップでGPGToolsをインストールしてください.

GPGTools

(ECCSは利用せず)Windows PCのみで演習する場合には,次のステップでGPG4Winをインストールしてください.

GPG4Win

演習の進め方

SSHサーバ上のgpgコマンドを利用する場合には.リモートログインするとともに,演習で利用するファイル(以下の例では himitsu.txt や myKey.pub などが相当します)を,必要に応じてリモートコピーします.
注意
以下ではSSHサーバ上での作業ディレクトリを作る際にホームディレクトリ直下のDesktopディレクトリの存在を仮定しています.しかし,教育用計算機システム(ECCS)を遠隔でのみ利用している場合には,Desktopディレクトリが存在しない可能性があります(その場合には,「cd Desktop」コマンドがエラーとなります).その際は自分でDesktopディレクトリも作成してください(ホームディレクトリの直下にpracticeディレクトリを作っても良いですが,Desktopは存在しないのでscpする際にはファイルの場所に気をつけましょう.当然ですが以下のコマンド中の「Desktop/」は省略します.).

リモートシェルの利用

情報教育棟でiMac端末や自分のPC上でgpgコマンドを利用する場合には,mvコマンドやFinderを利用してファイル(以下の例では himitsu.txt が相当します)を,必要に応じて作業ディレクトリに移動します.なお,WindowsでOneDriveを有効にしている場合など,ホームディレクトリ直下にデスクトップがなく,PowerShellでアクセスが難しい場合があります.その際はホームディレクトリの直下などPowerShellからアクセスできる(しやすい)適当な場所を利用すれば良いでしょう.

スタンドアローン

上の例では利用している計算機を区別するためにプロンプトを変えています.しかし,次ページ以降の作業では「gpg」コマンドを利用する計算機は演習環境によって異なりますので,プロンプトは「$」にしてあります.