4. 文字コードの推定

certutilコマンドによる文字コードの表示

certutilコマンドによって,ファイル内の文字コードを16進数で表示できます.実際には「;」を用いて,certutilコマンドとcatコマンドを組み合わせています.ここではcertutilコマンドはファイル「junk」に16進数を書き出し,ファイル「junk」内の16進数をcatコマンドで表示しています.

certutilコマンドによる文字コードの表示

1文字と2文字のファイルの差分が,2文字目の文字コードと予測できます.たとえば,以下の例で言えば,2文字目の文字コードは「b8 fd」の2バイトであると考えられます.またこのことから,1文字目の文字コードは,2文字目の直前の2バイトである「bb b3」と考えられます.Wordは文書末に自動的に改行をつけるため,「0a」(LF)が付いています.

文字コードの推定

文字コードのまとめ

自分の氏名の最初の2文字の文字コードを,エンコーディングの種類(全6種類)ごとに16進数と10進数で表記してみましょう.また,実際には6種類のうちのいくつかは,ほぼ同じ文字コードです.どのエンコーディングが同じ種類であるかを考えてみましょう.

文字コードのまとめ