2. 準備

Wordの起動

検索ボックスで「word」と入力して表示されるアイコンの中からWordを選択して下さい.

Wordの起動

Wordを起動したら,「白紙の文書」の作成を開始します.

文書の作成

最初に自分の氏名の最初の1文字を入力します(漢字またはカタカナ).文書内に空白や改行(enterキー)が入力されてしまうと,それが空白文字/改行文字として認識されてしまいます.保存する前に空白や改行が入っていないか確認してください(ただし,Wordが文書末に自動的に改行を入れてしまい削除できない場合があります.その場合は例外として諦めましょう).以降別のファイルを作るときも同様に確認してください.

1文字目の入力

ファイルの保存方法(エンコーディングの指定)

メニュの「ファイル」でファイルを保存しましょう.「名前をつけて保存」→「このPC」で「ドキュメント」を選択すると,(Explorerに似た)ファイルウィンドウが開きます.

1つ目のファイルの保存

まず,一連の作業をするためのディレクトリ(フォルダ)をDesktopに作成します.ディレクトリ名は「encoding」にしておきましょう.Desktopは「デスクトップ」と表記されているかもしれませんが,表記の違い以外は同様です.なお,OneDriveを有効にしている場合など,ホームディレクトリ直下にデスクトップがない可能性があり,PowerShellからデスクトップへの移動が難しい場合があります.その場合にはホームディレクトリの直下などPowerShellからアクセスできる(しやすい)場所に「encoding」ディレクトリを作成すれば良いでしょう.

作業用ディレクトリの作成

ファイルの種類として「書式なし (*.txt)」を指定します.後の作業を考慮し,エンコーディングと文字数が簡単に想像できるファイル名をつけましょう.たとえば文字数1文字でエンコーディングが既定の「Windows」であれば,「win1.txt」としても良いでしょう.ファイル名に空白が入らないようにしましょう.

ファイルの種類とファイル名

保存する際にエンコーディング(コード化方式)の指定が求められます.1つ目のファイルでは既定の「Windows」を選択してみましょう.

エンコーディングの指定

2つ目以降のファイルの保存方法

先ほどのファイルと同じ文字で異なるエンコーディングのファイルを作成します.今回は下図の6つのエンコーディングを使用します.

エンコーディングの種類

メニューの「ファイル→名前を付けて保存」を選択し,保存するファイルのエンコーディングがわかるファイル名にします.下の図では「シフトJIS」を想定して,ファイル名を「sjs1.txt」にしています.

2つ目以降のファイルの保存

ここでも保存する際にエンコーディング(コード化方式)の指定が求められます.2つ目以降のファイルでは「その他」から適切なものを選択しましょう.

エンコーディングの変更

2文字目の入力とファイルの保存

ここまでは漢字1文字のファイルを作成しましたが,今度は漢字2文字のファイルを作成します.まず自分の氏名の2番目の文字を追加します.ここでも空白/改行が入っていないことを確認してください.

そして先程までと同様に,エンコーディングを変えつつ複数のファイルに保存しましょう.文字数が2文字になりましたので,それとわかるファイル名にすると良いでしょう.

最終的には「6種類のエンコーディングで保存された漢字1文字のファイル」と「6種類のエンコーディングで保存された漢字2文字のファイル」の合計12個のファイルが出来ていることになります.

2文字目の入力とファイルの保存