以下の作業を実施して,ECCS内でアクセス可能なWWWページを作成しなさい.
1. WWWページ用のディレクトリを作る
ホームディレクトリの直下に 「public_html」ディレクトリを作成してください.
2. HTML文書ファイルの作成
「public_html」ディレクトリ内にHTML文書を作成してください. ただし,以下の条件を満たすものとします.
- 基本的には複数のファイルで構成されるものとする.
- 最初に読むべき文書のファイル名は「index.html」とする.
- 文書中のどこかに画像を入れること.
- アンカーを辿ってファイル(ページ)を移動できる.
3. HTML文書ファイルの確認
HTML文書を書く際は,適宜(できるだけ頻繁に), WWWブラウザで出来栄えを見ておくと良いでしょう. 最初は,WWWブラウザのメニュから「ファイル」→「ファイルを開く…」で ファイルを選択するか,次のコマンドを実行します. 一度,ファイルを開いたら再読み込みボタン(渦巻アイコン)をクリックしましょう
4. 他ユーザへの公開
ECCSの他ユーザへ公開するために, 以下のように,ディレクトリには読み r と実行 x (ホームディレクトリは実行 x のみ), 文書や画像ファイルには読み r のパーミッションをたててください. パーミッションについて忘れた人は,はいぱーワークブックの 「 14.4.4 パーミッションと実行ファイル」の説明を見ましょう.
ci113003m:public_html 7329821921$ ci113003m:public_html chmod a+x ~¶ ci113003m:public_html chmod a+rx ~/public_html¶ ci113003m:public_html chmod a+r ~/public_html/index.html¶ ci113003m:public_html chmod a+r ~/public_html/image.png¶ (上記最後の2つのコマンドまとめて実行するには,以下の方法がある) (ci113003m:public_html chmod a+r ~/public_html/*¶)
設定が正しいか否かは,次のように ls コマンドで確認できます. 「(^ この部分)」と書いてある箇所がポイントです.
ci113003m:public_html ls -ld ~¶ drwx--x--x 22 7329821921 teacher 3072 3 6 15:32 /home08/7329821921 (^ ^ ^ ^ この部分) ci113003m:public_html ls -ld ~/public_html¶ drwxr-xr-x 2 7329821921 teacher 1024 3 6 15:38 /home08/7329821921/public_html/ (^ ^^ ^^ ^ この部分) ci113003m:public_html ls -l ~/public_html¶ total 2786 -rw-r--r-- 1 7329821921 teacher 1425831 3 6 15:38 image01.png -rw-r--r-- 1 7329821921 teacher 116 3 6 15:35 index.html (^ ^ ^ この部分)
上記の設定が終わったら, 友達に頼んで自分のWWWページが公開できているか確認してもらいましょう. もしもアクセスできない (「ファイルが見つかりません」などのメッセージが出る)場合には, ファイル名やパーミッションの設定を調べてみると良いでしょう. なお,「~7329821921」は, 7329821921 のホームディレクトリを表しますから, ここを自分のアカウント名に置き換える必要があります.
ci113003:public_html open ~7329821921/public_html/index.html¶
(ヒント) 参考ファイル
sample.html (←の文書はUTF-8です)を 参考にすると良いでしょう.
(ヒント) mi を利用する際の注意
miではUTF-8を用いた文書のHTMLタグを直接作成・編集することができます.miを起動させ,ファイル新規作成の際にHTML用に指定すれば,問題なく操作できます. なお,miの使い方については,はいぱーワークブックの「8.2 mi」を参考にしてみてください.
注意
この課題で作成するWWWページは, ECCSのユーザ情報発信用WWWサーバは利用せず,外部への公開はしません. この課題とは別に,WWWサーバ上で外部に公開したい人は, 情報発信実験に関する説明 や HWBの説明 を参考にしてください.