図形科学演習 II の授業の情報 (山口 泰)

目次

• 連絡事項
• 教科書
• 参考書
• 参考資料
• レポート
  • レポート0
  • レポート1
  • レポート2
  • レポート3
  • レポート4
  • レポート5
  • レポート6
  • レポート7
  • レポート8
  • レポート9
  • レポート10
  • レポート11
  • レポート12
  • レポート13
• コメント
• 休講予定

連絡事項

• ITC-LMS の利用
  授業に関連するファイルの配布やレポートの提出に ITC-LMS を利用します． 「時間割」表で「図形科学演習II」を選択して下さい．
  なお，ITC-LMSの利用にあたって，最初にITC-LMSの登録が要になります． 「コース検索」で「0030808 図形科学演習II」を選択してください．

• ITC-LMS への課題提出について
  課題を提出する際はファイル名(フォルダ名／ディレクトリ名)に 日本語は使わないでください

• 重要：レポート作成の注意
  レポートは MSWord などを使っても作っても構いません． 教育用計算機システムの計算機(MacOS)であれば， いずれのソフトウェアを使っても， 最後に印刷で「PDFとして保存…」を選ぶことでPDF形式にできます．

• 課題の作成・提出方法
  課題は，以下の要領でレポートとプログラムファイルをひとまとめにして， 提出してください．
  • レポートはPDF形式のファイルとする．
  • レポートとプログラムファイル(classファイルとjavaファイルの両方)を jar コマンドで1つにまとめる． なお，レポートのPDFファイル，1つにまとめたjarファイルともに， report<番号(2桁)>-<学生証番号>.pdf， report<番号(2桁)>-<学生証番号>.jar というファイルにする．
  • 上記のITC-LMSにログインして，「課題」から提出する．
  • プログラムやレポートの作成にあたって， ファイル名には漢字を用いないこと．
  レポート作成の詳細は， こちら を参考にしてください．

• レポート提出に間に合わなかった人へ
  時間どおりにでなかったレポートは， (もちろん〆切を遅れたというペナルティは加味されますが) 以下にメールすれば受け付ける場合があります．

  

• レポートの作成について
  レポート作成については， 履修の手引き(2016年度版) にもあるように，自らの責任をもって実施することや， 引用する場合には適切な方法で行なうことが前提となります．

• 投票システム
  ここ から 投票クライアント c.rb を（ホームディレクトリに）ダウンロードしてください．
  ターミナルを起動し， （カレントディレクトリを c.rb のあるディレクトリに変更して） 次のようにrubyコマンドとともに使います．

  pc123456m:~ 1234567890$ ruby c.rb サーバ名 学生証番号 選択肢番号
  あるいは
  pc123456m:~ 1234567890$ ruby c.rb サーバIPアドレス 学生証番号 選択肢番号
  

  具体的には次のようになります．

  中演習室III では…
  pc123456m:~ 1234567890$ ruby c.rb pc038044m 940101 1
  あるいは
  pc123456m:~ 1234567890$ ruby c.rb 172.18.70.44 940101 1
  

  練習中にも投票できるように， 投票用のターミナルを用意しておくと良いでしょう．
  なお，投票は各端末から1回しか投票できません．

• Java の文字コード（自分のPCで作業したい人のために）
  Windows などの Java はShift-JISをデフォールトにしています． ソースファイル中に日本語を使う場合にはShift-JISで作成する必要があります． 授業で配布するプログラムはECCS環境にあわせてUTF-8ですので， Windows上で作業する際にはShift-JISに変換するか，

  C:\> javac  -encoding UTF-8  Renshu.java
  

  のようにエンコーディングを指定しましょう．

教科書

山口 泰：「Javaによる3DCG入門」朝倉書店 (ISBN 9784254122107)

（2015年 4月10日 初版発行）

教科書の訂正

• drawLine, drawString, drawOval メソッド (p.4)
  これらのメソッドは Graphics クラスのメソッドであり， p.4 の2行目（ Frame クラスの直前）に移動する．
• アフィン変換 (p.36)
  「いかなるアフィン変換も」となっているが，「多くのアフィン変換は」に修正する．
• 五角形片のスケール (p.49, 「様々なフラクタル図形」）
  「1/φ」となっているが，「1/φ² = 1/(1+φ)」に修正する．
• 「立体データの意味」(p.83, 章末課題の3番目）
  2番目の課題と同じタイトルなので，「その他の立体データ」に変更する．
• 「回転速度の対話的な調整」（p.108, 章末課題の2番目）
  回転量を得るメソッドは「mwe.getWheelRotate()」となっているが, 実際には「mwe.getWheelRotation()」．
• glPolygonOffsetの引数（p.113, 例3の説明）
  「これによって本来のZ値に1が加えられる(1.0×Z+1.0)」とあるが， 「これによって本来のZ値に(1.0×m+1.0×r)が加えられる （ただし，mはポリゴンの傾き，rはZ値の実装上の単位となる）」．
• (15.8)式（p.119, 回転の式）
  3行目の式の第3項が「- (v・p) v」とあるが， 「+ (v・p) v」．
• (15.12)式（p.120, 回転行列の式）
  2行目の式の第2項の行列で 3行1列の成分は「v_sv_z」とあるが， 「v_xv_z」．

参考書

• 立木秀樹，有賀妙子：「すべての人のためのJavaプログラミング」共立出版
• 久野禎子，久野 靖：「Javaによるプログラミング入門」共立出版
• 結城 浩：「Java言語プログラミングレッスン(上)」ソフトバンク
• 結城 浩：「Java言語プログラミングレッスン(下)」ソフトバンク
• はいぱーワークブック： 「 はいぱーワークブック」
• Java Document 「 Java SE ドキュメント 」
• Java API 「 Java Platform Standard Edtion 8 API仕様書 」
• Java言語仕様書： 「 The Java Language Specification 」

参考資料

• 「ファイル関連のコマンド」

• 「計算機プログラミングI」

レポート

• レポート0 (4月 5日以前)
  指示にしたがって， ITC-LMSへの登録とメールを送付してください． 前者は課題提出に必要で，後者は授業の進め方の参考とします．
  提出〆切は 4月19日(水)授業開始前とします．

• レポート1 (4月 5日分)
  第1章の例題プログラムを実施しなさい． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください．
  提出〆切は 4月19日(水)授業開始前とします．
  なお，レポートの評価やコメントは ITC-LMSの課題コメントに書く予定です． ITC-LMSから提出しないとフィードバックが受けられなくなりますから， 時間内に提出するようにしてください． ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート2 (4月19日分)
  第2章の例題プログラムと章末課題「ダイアモンドパターンの描画」を実施しなさい． 章末課題の「ネフロイドの描画」や，その他の図形の描画も歓迎する． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． なおLines.java と DotLines.java は， ITC-LMSの教材からダウンロードできる．
  提出〆切は 4月26日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート3 (4月26日分)
  第3章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． ただし「明度を変化させた色円盤」は選択課題とし， その他の図形の描画も歓迎する． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください．
  提出〆切は 5月10日(木)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

  ＜参考＞　色に関わる錯覚について

  • 残効によって見える補色
  • 残効による補色と枠線（赤 vs 緑）
  • (有名な)北岡明佳先生のページ

• レポート4 (5月10日分)
  第4章の例題プログラムと章末課題「マウスイベントの確認」を実施しなさい． 本章の例1〜4に限って，考察をまとめて書いても良い． 他の章末課題や参考「プログラムの解読」も歓迎する． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． なおBackground.java, Draw.java, ClickSpeed.java は， ITC-LMSの教材からダウンロードできる．
  提出〆切は 5月17日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート5 (5月17日分)
  第5章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． 5.2節については，考察は例4のみで良い． その他，自分で工夫したプログラムも歓迎する． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． なお， CheckVM.java と CGCanvas.java は ITC-LMS の教材からダウンロードできる．
  提出〆切は 5月24日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート6 (5月24日分)
  第6章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． ただし「様々なフラクタル図形」は可能な範囲で実施すればよく， 「Lシステムのプログラム」は選択課題とします． また，五角形片のスケールは 1/φ ではなく，1/(1+φ) または 1/(φ^2)である． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください．
  提出〆切は 5月31日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート7 (5月31日分)
  第8章と第10章の例題プログラム(第8章は例1のみ)と章末課題を実施しなさい． 章末課題「立体データの意味」で面情報の書き換えについては， 様々な場合を試して表示結果との関連を検討してみること． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． なお，Lines.java はITC-LMSの教材からダウンロードできる．
  提出〆切は 6月 7日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート8 (6月 7日分)
  第11章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください．
  提出〆切は 6月14日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート9 (6月14日分)
  第12章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． 本章の例1〜5に限って，考察をまとめて書いても良い． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． なお，プログラムがやや多いため，Cube.java と ObjectAngle.java， CubeAngle.java をITC-LMSの教材からダウンロードできる．
  提出〆切は 6月21日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．
  

• レポート10 (6月21日分)
  第13章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． 「回転速度の変更」では「時間に応じて回転速度が減衰する」とあるが， 「回転するにしたがって速度が減衰する」と考えて良い． ただし「回転速度の対話的な調整」は選択課題とします． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください．
  提出〆切は 6月28日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート11 (6月28日分)
  第14章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください．
  提出〆切は 7月 5日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート12 (7月 5日分)
  第15章と第16章の例題プログラム(第16章は例1のみ)と 章末課題(それぞれ最初の課題のみ)を実施しなさい． 特に第15章の章末課題の透視投影によって生じる歪みと観察方法に絡んで， バスタブ錯視との関係を考察すること． 章末課題の「奥行方向の平行移動」や，その他の工夫も歓迎する． シフトキーの押下については， InputEvent の修飾子 modifiers の InputEvent.SHIFT_MASK ビットか， InputEvent の isShiftDown() メソッドによって調べられる． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． プログラムの行数がやや多いため， Rotation.java, RotMatrix.java, Quaternion.java をITC-LMSの教材からダウンロードできる． ただし，ITC-LMSのRotMatrix.javaは不完全なプログラムなので， 完成させる必要がある．
  提出〆切は 7月12日(水)授業開始前とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

• レポート13 (7月12日分)
  第17章の例題プログラムと章末課題を実施しなさい． 本章の例1〜5，例6と7，例8と9，例10と11に限って，考察をまとめて書いても良い． フラクタル立体や曲面を含むような形状を作ってみることを歓迎する． なお，例題についてはプログラムリストをレポートに載せなくて良い （考察で行番号を使いたい場合はリストがあった方が良い）． レポートの作成にあたっては， 「 課題の作成・提出方法 」 の指示にしたがってください． プログラムの行数がやや多いため， ShadingCube.java, CubeShade.java, ShadingIcosahedron.java, IcosahedronShade.java をITC-LMSの教材からダウンロードできる．
  提出〆切は 7月21日(金)23:59とします．
  ちなみに，過去のレポートに対する コメントの一部 を示します．

休講予定