<環境光の光源>
・また、元のプログラムからライトを切ってもうっすら黄色く見えた。ライトの各成 分を0にしても同様である。一方、物体の環境・拡散成分を0にすると真っ黒で何も見えなくなった。 どうしてライトなしで見えるのだろう...。
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ウェブ上に以下の記述があったが,真偽は不明.環境光の場合,光源の位置は無意味で,1つだけしかないと考えるのが適当だろうが,そのためかもしれない.

 It's important to note that the default global ambient light intensity is R=0.2, G=0.2, B=0.2, Alpha=1.0.

<(近似)球の表示>
・気になることが2つあった。 まず、このプログラムは本当に正多面体を作るのかどうか。 もう一つは、授業や教科書の説明が今回の法線の計算に関してやや否定的(という か、「代用」などの表現がなされており、不正確な計算であるような印象)に聞こ えたのだが、球面上に正三角形の3頂点が乗っているのなら重心方向のベクトルと法 線ベクトルは完全に一致するはずだと思った。
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数値計算のプログラムを書 いて三角形の辺の長さを計算した。(別授業で習ったpythonを使用。jarファイルに はコードと計算結果を含めた。) すると、コマンド引数1の時点で二等辺三角形が出てきて、それ以降は当然ながら3 辺の長さが異なる三角形が多数現れることが分かった。
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実はレポートの最後の方にも書いてあるが,同じ正多角形のみから構成される正多面体は 5種類しかない.subdive で作られる三角形には, 二等辺三角形と正三角形(20個のみ)が混ざっている.

<円錐の表示>
・円錐を描画するときにスムーズにしているはず が角が目立っているように感じ実はフラットシェーディングになっているのかとも 感じたが、確かめる術はわからなかった。
・以下のように側面が滑らかに描画されなかった.これは頂点の法線が,側面ごとに異なるようになってしまったため,各側面ごとで見ればスムーズにシェー ディングされるが,側面間ではスムーズにシェーディングされなくなってしまったためだと考えられる.
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四角形を書こうとしても,実は三角形に分割されていることを考えると,頂点が一致した場合には一方の三角形は大きさがゼロとなり,実際には三角形を1つ書いているのと変わらなくなる.この結果稜線付近で陰の不連続が生じてしまう.

<α値の扱い>
・今回は物体そのものの特性を指定しているので, α値を変更することで例えば ガラスのように透明な物体などの様子も設定することができるはずであるが, 実際に やってみるとほとんど変化は見られなかった。特に次のα=0.0fの場合の図は不思議 である。透明度が高いのに, 高い反射率を見せている。これは想定と大きく異なっていた。
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α値を明示的に利用するには,blend 関数を設定しなくてはいけない.また,透明感のある画像を作る場合には,zバッファアルゴリズムは利用できず,自分で奥行きソートをする必要があり,プログラミングはかなり難しくなる.処理の概要は,少し考えてみると想像ができるかもしれない.

<Phongのスムーズシェーディング>
・Phongシェーディングをやりたくて、学校のコンピュータにcg toolkitをインストール したかったができなかったのが残念だった。
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cg toolkit は管理者権限がないとインストールできないが,今のシステムにはインストール済みのはずである.