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released on 6 oct 2008, by H.FURUIDO
revised on 05 oct 2014

14冬大学院講義「外国森林政策学」(担当:古井戸):文献一覧

  1. 基本方針
     政策史、比較政策論が中心ですが、当然、背景にある社会経済や林産物市場に関する理解が必要です。
     

  2. 文献リスト:随時追加します。項目分類は仮
    • 教科書(予定)
      1. Whited, Tamara L.(2000) : Forests and peasant politics in modern France, Yale University Press, 274pp.
      2. その他、関連文献を適宜使用
    • 専門書(未整理)
      1. M.ブロック(1959)、河野・飯沼訳『フランス農村史の基本性格』創文社、343pp.
      2. 佐々木高明(1970)『熱帯の焼畑』古今書院、412pp.
      3. K.ハーゼル、中村三省訳(1979)『林業と環境』日本林業技術協会、356pp.
      4. 川崎寿彦(1987)『森と人間−2000年』日本林業技術協会、182pp.〜とくにpp.38-49
      5. J.ウェストビー、熊崎実訳(1990)『森と人間の歴史』築地書館、275pp.
      6. 日本村落史講座編集委員会編(1991)『日本村落史講座3 景観II 近世・近現代』雄山閣、287pp.
      7. J.パーリン、安田ほか訳(1994)『森と文明』晶文社、469pp.
      8. 平松紘(1995)『イギリス環境法の基礎研究−コモンズの史的変容とオープン・スペースの展開』敬文堂、466pp.
      9. J.ドッズ・J.ムーア、渡辺修治訳(1995)『図説・英国の帆船軍艦』原書房〜「18世紀の木材産業」pp.16-31
      10. R.P.ハリスン、金利光訳(1996)『森の記憶』工作舎、374pp.
      11. K.ハーゼル、山縣光晶訳(1997)『森が語るドイツの歴史』築地書舘、273pp.
      12. C.タットマン、熊崎実訳(1998)『日本人はどのように森をつくってきたのか』築地書舘、200pp.
      13. 上田信(1999)『森と緑の中国史−エコロジカル・ヒストリーの試み−』岩波書店、259pp.
      14. ヨースト・ヘルマント編著、山縣光晶訳(1999)『森なしでは生きられない−ヨーロッパ・自然美とエコロジーの文化史−』築地書館、227pp.
      15. 山田勇編(1999)『講座人間と環境2 森と人のアジア−伝統と開発のはざまに生きる−』昭和堂、284pp. *とくに第4章「共生時代の山利用と山づくり−近世山林書の林業技術−」(加藤衛拡著)は必読。近世から近代への移行期の日本において林業技術がどう変容したか。
      16. 平松紘(1999)『イギリス:緑の庶民物語−もうひとつの自然環境保全史−』明石書店、242pp.
      17. 水元邦彦(2003)『草山の語る近世』(日本史リブレット)山川出版社、99pp.
      18. A.レーマン、識名・大淵訳(2005)『森のフォークロア−ドイツ人の自然観と森林文化ー』法政大学出版局、302pp.
        • 林学関係誌では、比屋根 哲による書評が『林業経済』誌にある。巻号などは、CiNiiかfolisで検索可。現物は3Fの林政部屋などにある。
      19. 水野祥子(2006)『イギリス帝国からみる環境史−インド支配と森林保護−』(岩波アカデミック叢書)岩波書店、226pp.
        • 林学関係誌では、谷 祐可子による書評が『林業経済』誌にある。
      20. A.リーダー、戸口訳(2007)『ウィーンの森』南窓社、186pp.(*一七世紀以降については、pp.160-167の記述が参考になる)
      21. R.ドロール・F.ワルテール、桃木・門脇訳(2007)『環境の歴史−ヨーロッパ、原初から現代まで−』みすず書房、301pp.〜森林についてはとくにpp.232-243 08.7.5追加

        ○全体にわたる参考文献(論文ほか)

      22. R.Trifone(1957) Storia del diritto forestale italiano→FAOウェブサイトに英文紹介記事あり(www.fao.org/docrep/x5385e/x5385e0b.htm
      23. 影山久人(1973)「フォルスト考──所謂『フォルスト問題』についての素描」『三田学会雑誌』66(1)、pp.59-67 *ドイツ語Forstの語源についての(ドイツ語圏における)論争をレビュー。修論の一部だというから凄い。
      24. 高橋理喜男(1979) 「都市林−ヨーロッパの事例を中心に」『新都市』33(4)、pp.8-17 *欧州都市林について、その歴史も含めて解説した数少ない文献のひとつ。
      25. 阿部泰隆(1979)「万民自然享受権−北欧・西ドイツにおけるその発展と現状(1)」『法学セミナー』296、pp.112-117→連載論文で、(3)まである(第1回:総論とスウェーデン、第2回:バイエルン、第3回:バイエルン、西独、および結論) *私有林内でも通行ができるというゲルマン的慣習の立法化と判例の解説。平松(1999)の文献リストにおいて、この分野の草分け的論考としてあげられている。
      26. 森川 潤(1986)「ドイツ林学の受容過程−農科大学成立の条件について−」『作陽音楽大学・作陽短期大学研究紀要』19(2), pp.7-22 *ドイツ帰りの日本人留学生が日本で林学や林政を形成したのは周知だが、ドイツで何を勉強したかを現地資料によって実証した研究。森川氏は多分野についてドイツ諸学の受容を実証し、著書『ドイツ文化の移植基盤−幕末・明治期ドイツ・ヴィッセンシャフトの研究−』に集大成しているが、残念ながら上記の林学編は著書には収録されていない。
      27. 磯貝桂子(1991)「アジールと中世イングランドの聖域について」『成城法学』37, pp.47-107 2008.7.23追加
      28. 萩野敏雄(1997)「ドイツ林学派外交官とフランス林学派日本画家−青木周蔵と高島得三(北海)−」『学士会会報』816, pp.69-73 *ドイツ林学とフランス林学の日本にとっての関係の素描。一般向けに書かれていて読みやすい。
      29. 栗田啓子(1997) 「フランス・ランド地方の土地改良事業と土木エンジニア−第二帝政期における国土開発との関連において−」『経済と社会(東女大)』25、pp.1-18 *名著『エンジニア・エコノミスト』で知られる著者の、砂丘造林で知られるランド地方に関する論述。公共事業造林をめぐる土木行政と林野行政の関係など。
      30. 小阪田嘉昭(1997)「ワインの熟成と樽材」『林経協月報』434、pp.28-34
      31. 古井戸宏通(2003)「フランス林業学校略史─日仏交流に向けて─」『山林』1427、pp.35-41 *「林業学校」とあるのは、ドヴェーズ訳本でいう「林業専門学校」のこと。専門学校といっても、フランスの場合はいわゆる「グランド・ゼコール」のひとつ。
      32. 瀬原義生(2004)「中世末期・近世初頭のドイツ鉱山業と領邦国家」『立命館文學』585、pp.42-83 *細部は専門家でないと読めそうにないが、分布図が判りやすい。
      33. 三浦敦(2004)「フランス林業における照査法−その歴史と社会的含意−」『埼玉大学紀要、教養学部』40(1)、pp.131-143 *照査法に特徴づけられるスイス〜フランス東部にかけての森林経理学を社会科学的に解剖したおそらく唯一の日本語論文
      34. 中島俊克(2007)「フランスにおける環境史研究の動向−社会経済史の観点から−」『社会経済史学』73(4)、pp.435-442 *欧州環境史に関する邦文献は、このページで紹介しているもの以外はほとんどなく、フランスについては(意識的に多めに拾っているものの)ごく限られている。しかし、フランス本国では「環境史」についての研究が豊富であることが判る。仏語圏研究にとっての道標的文献(上級)。
      35. 古井戸宏通(2007)「フランス林政における『水と森林』の史的展開序説」『水資源・環境研究』20、pp.73-86 *ドヴェーズ邦訳本は「治水森林局」「治水森林総監」など「治水森林」という訳語をあちこちで宛てているが、この言葉にこだわって、時代ごとの意味の変遷を追った。上記三浦(2004)、中島(2007)の存在を知らずに書いたのが悔やまれる。
      36. 尾張敏章(2008)「クヴェ照査法林の百年」『山林』1488、pp.27-32  *Swiss Forestry Journal誌に掲載された仏文論文をもとに、スイス、クヴェの照査法試験林の一世紀を紹介したもの。三浦(2004)だけだと具体的な森林管理の方法が判らない。森林経理学者による原則論はいくつかあるが、日本には100年の施業歴をもつ照査法林はなく(北海道有林の置戸試験地が最長か)長期的な施業の推移をみたものはないので、貴重な論考である。
      37. Paletto/Sereno/Furuido(2008) : Historical evolution of forest management in Europe and in Japan, Bull. Tokyo Univ. For., 119, 25-44 *欧州と日本の森林管理の比較史。簡単に入手できる英文の通史は他にあまりない(と思う)。
      38. 坂本美南ほか(2014)「森林面積の推移に関する研究動向 : Forest Transition仮説を中心に」『林業経済』67(1):1-16 *永田信ほかの「森林資源のU字型仮説」に関連する世界的な研究動向をサーベイ。卒論を圧縮したもの。実態の推移と研究の推移がもつれあう世界を描くのに腐心。
  3. 歴史学一般(整理途中、上記とダブり多し)
    1. 大塚久雄・高橋幸八郎・古島敏雄・松田智雄・安藤良雄(1956)「経済史の話題をめぐって−『共同体』のことなど−<座談会>」『経済評論』7月号、pp.98-117
    2. イリン、八住訳(1942)『人間の歴史』慶応書房→(角川文庫)角川書店、369pp.
    3. 伊藤栄(1959)『ドイツ村落共同体の研究』弘文堂、368pp.
      • *ヴァイスチューマー(村法・判告録)の本格的研究。このあと伊藤は、林野庁の委託で、林野関係の村法を報告書にまとめている。『ドイツ・スイス及びオーストリアに於ける共同地入会の史的研究』(1960)、『ドイツ共同地用益の解体過程』(1962)など(上級。林野庁報告書の入手はきわめて困難)。
    4. E.E.パウア、三好洋子訳(1969)『中世に生きる人々』(UP選書)、東大出版会、290pp.
    5. 中野定雄ほか訳(1976)『プリニウスの博物誌』全3巻、雄山閣
    6. 大塚久雄(1979)『歴史と現代』(朝日選書)朝日新聞社、200pp.
    7. 堀越 宏一(1997)『中世ヨーロッパの農村世界』山川出版社(世界史リブレット24) *図が豊富でイメージが湧きやすい。
    8. 三好洋子(1981)『イギリス中世村落の研究』東大出版会、340pp.
    9. M.クローソン、小沢健二訳(1981)『アメリカの土地制度』農政調査委員会、186pp.
    10. 鬼頭宏(1983)『日本二千年の人口史』(二十一世紀図書館)PHP研究所、206pp. *今は講談社学術文庫版の方が入手しやすいとの三木氏情報があり、鬼頭(2000)を追加しました。
    11. 網野善彦+阿部謹也(1994)『中世の再発見−市・贈与・宴会−<対談>』平凡社ライブラリー、346pp.
    12. 鬼頭宏(2000)『人口から読む日本の歴史』(学術文庫)講談社、284pp.
    13. マルク・ブロック、松村剛訳(2004)『新版 歴史のための弁明−歴史家の仕事−』岩波書店、216pp.
    14. 柴田三千雄(2006)『フランス史10講』(岩波新書)岩波書店、229pp.
  4. 森林・林野関連史(整理途中、上記とダブり多し)
    1. J.ウェストビー、熊崎実訳(1990)『森と人間の歴史』築地書館
    2. K.ハーゼル・山縣 光晶訳(1996)『森が語るドイツの歴史』築地書店 *原書名はForstgeschichte
    3. M.ドヴェーズ、猪俣訳(1973)『森林の歴史』クセジュ文庫 *世界の林野利用・林学・林政の歴史をフランスの歴史学者がコンパクトにまとめたもの。類訳書が無かった時代にもかかわらず翻訳が良い。
    4. 筒井 迪夫(1982)『山と木と日本人』朝日選書 *先人の知恵が歴史的事例のなかにまとめられている。
    5. 萩野 敏雄(1997)「ドイツ林学派外交官とフランス林学派日本画家−青木周蔵と高島得三(北海)−」『学士会会報』816, pp.69-73 *萩野氏は近代日本林政史・林業史に関する膨大な専門的著作で知られる。その中で、最も入手・閲読しやすい文献。
    6. 川崎 寿彦(1997)『森のイングランド−ロビン・フッドからチャタレー夫人まで−』平凡社ライブラリー *「アジール」としての森林など。英文学者によるユニークな著作
    7. 安田 喜憲(1997)『森を守る文明・支配する文明』PHP新書 *花粉分析から「レバノン杉」がかつて本当にあったことを実証
    8. ヨースト・ヘルマント・山縣光晶訳(1999)『森なしでは生きられない』築地書館
    9. 平松 紘(1999)『イギリス:緑の庶民物語−もうひとつの自然環境保全史−』明石書店
    10. 遠山 茂樹(2002)『森と庭園の英国史』文春文庫
    11. A.レオポルド、新島訳(1997)『野生のうたが聞こえる』講談社学術文庫 *天然林重視時代のドイツを視察した著者は、帰米後自然保護派となるが、中庸な常識をもった人でもあった。名著。
    12. 林業経営研究所編(1972)『都市林:くらしの中の豊かなみどり』農林出版 *高橋論文は欧州都市林に関する数少ない文献の一つ
    13. 上田 信(1999)『森と緑の中国史−エコロジカル・ヒストリーの試み−』岩波書店
  5. 現状(整理途中、上記とダブり多し)
    1. 浜田 久美子(2003)『スウェーデン 森と暮らす◆木と森にかこまれた豊かな日々』全林協
    2. 中村 靖彦(2004)『ウォーター・ビジネス』岩波新書 *山林と連関し合い生態系の重要な構成要素である地下水のグローバルな商品化
    3. 畠山 武道(1992)『アメリカの環境保護法』北海道大学図書刊行会 *第一人者による専門書
  6. 比較林政論・林政(林学)影響論(整理途中、上記とダブり多し)
    1. 岡島 成行(1990)『アメリカの環境保護運動』岩波新書 *類似の専門書は多いが、最もコンパクトで入門に最適。
    2. 調査会編(1999)『諸外国の森林・林業』調査会
    3. 柿澤 宏昭(2000)『エコシステムマネジメント』築地書館 *著者米国留学の成果
    4. 菊間 満・林田 光祐(2004)『ロシア極東の森林と日本』東洋書店(ユーラシア・ブックレット)
    5. 甲斐/稲本/戒能/田山(1979)『所有権思想の歴史』有斐閣新書 *「土地と人の関係は人と人の関係を投影」という箴言
    6. 大塚 久雄(1979)『歴史と現代』朝日選書 *経済史に関する深い学識から、東洋・西洋を見渡した大塚史学のエッセンス
    7. 水元 邦彦(2003)『草山の語る近世』山川出版社(日本史リブレット) *「ちょっと昔」の山間地域はどうなっていたか。巻末の参考文献も内容のある良書が多い。
    8. レオーノフ『ロシアの森(上)(下)』岩波書店(原作1954年) *木材生産優先の時代に森林保全論を説いた学者「ヴィフローフ教授」を主人公とするフィクション。
    9. 千葉 徳爾(1991)『はげ山の研究 増補改訂版』そしえて *「日本人は自然を愛する民族」といった言説に冷水を浴びせる。
    10. A.ベルク、篠田訳(1992)『風土の日本−自然と文化の通態−』ちくま学芸文庫 *フランス人文科学の水準を伺わせる日本研究の粋
    11. 森川 潤(1997)『ドイツ文化の移植基盤−幕末・明治初期ドイツ・ヴィッセンシャフトの研究−』雄松堂出版 *林学に限らず、諸学問を日本人留学生がドイツから摂取した過程を現地文献により解明した労作
    12. 山田 勇編(1999)『講座人間と環境2 森と人のアジア−伝統と開発のはざまに生きる−』昭和堂 *とくに第4章「共生時代の山利用と山づくり−近世山林書の林業技術−」(加藤衛拡著)は必読で、日本の林業史が通観できる。
    13. C.タットマン、熊崎実訳(1998)『日本人はどのように森をつくってきたのか』築地書舘
    14. 堀 靖人(2000)『山村の保続と森林・林業』九州大学出版会 *農林家分析・欧州山村地域政策など
    15. 石井 寛・神沼 公三郎編著(2005)『ヨーロッパの森林管理』調査会 *比較林政論における最新の知見集
    16. 柳幸 広登(2006)『林業立地変動論序説 : 農林業の経済地理学』調査会 *途上国や日本で、農地に植林する事例を中心として、実証的に解明してきた著者の遺稿集。
    17. 森林総合研究所(2007)『森林・林業・木材産業の将来予測』調査会 *計量モデルや実態調査により、日本を中心とした林業の将来を総合的に見通した近著。類書をみない。
    18. 柿澤 宏昭・志賀 和人・田中 和博・古井戸 宏通・松村 直人・三井 昭二・餅田 治之(2013)「森林計画制度の歴史・現状・課題(林業経済研究所座談会) 」『林業経済』 66(1), pp.1-27
  • 新書・文庫で読める物、いろいろ(整理途中、上記とダブり多し)
    1. 内村 鑑三(1930)『デンマルク国の話』(聖書研究社、現・岩波文庫) *デンマークの原野造林に言及した講演録
    2. 深田 祐介(1984)『炎熱商人(上)(下)』文春文庫 *1970年前後の東南アジア木材輸入商社の活動を、丹念な取材をもとに生き生きと描いた小説。
    3. H.D.ソロー、飯田実訳(1995)『森の生活』(岩波文庫)岩波書店、上下2冊
    4. 飯沼二郎(1970)『風土と歴史』(岩波新書)岩波書店、214pp.
    5. 堀米庸三編(1975,1991)『中世の森の中で<生活の世界歴史6>』(河出文庫)河出書房新社、353pp.
    6. 熊崎実(1993)『地球環境と森林』(林業改良普及叢書)全国林業改良普及協会、175pp.
    7. 堀越宏一(1997)『中世ヨーロッパの農村世界』(世界史リブレット24)山川出版社、90pp.
    8. 川崎寿彦(1997)『森のイングランド−ロビン・フッドからチャタレー夫人まで−』(平凡社ライブラリー)平凡社、422pp.
    9. 安田喜憲(1997)『森を守る文明・支配する文明』(PHP新書)PHP研究所、246pp. *花粉分析の専門家による文明論。日本の縄文時代の花粉分析については、鈴木三男・能城修一(1997)「縄文時代の森林植生の復元と木材資源の利用」『第四紀研究』36(5)、pp.329-342
    10. 筒井迪夫(2000)『森への憧憬−心に残るドイツの林学者たち 第1集』林野弘済会、113pp.
    11. 遠山茂樹(2002)『森と庭園の英国史』(文春文庫)文芸春秋社、206pp.
    12. 水本邦彦(2003)『草山の語る近世』(日本史リブレット)山川出版社、99pp.
  • この講義に関連して古井戸が書いたもの(刊年順、巻号・頁数表記は略式。共著含む。上記とダブりあり)
    1. 古井戸 宏通(2003)「重要な役割果たす農業会議所の林業普及(1)」『現代林業』448:46-49
    2. 古井戸 宏通(2003)「重要な役割果たす農業会議所の林業普及(2)」『現代林業』449:50-53
    3. 古井戸 宏通(2003)「重要な役割果たす農業会議所の林業普及(3)」『現代林業』450:40-43
    4. 古井戸 宏通(2003)「フランス林業学校略史−日仏交流に向けて−」『山林』1427:35-41
    5. 古井戸 宏通(2003)「ナンシー林業学校での一年間」『日仏農学会通信』17 *これから留学を考えている人に
    6. 古井戸 宏通(2005)「周辺分野の研究者により周辺分野の雑誌に書かれた外国林業関係和文論文--旧NACSIS-IRを中心としたデータベース検索例(第2回)欧州編(1)」『林業経済』58(7):17-23
    7. 古井戸 宏通(2006)「周辺分野の研究者により周辺分野の雑誌に書かれた外国林業関係和文論文--旧NACSIS-IRを中心としたデータベース検索例(第3回)欧州編(2)」『林業経済』59(1):19-31
    8. 古井戸 宏通(2006)「書評:緑のダム」『林業経済』58(10):23-29
    9. 山縣 光晶・古井戸 宏通(2007)「スイス『保安林重点報告』」『林業経済』294:97-117
    10. 山縣 光晶・古井戸 宏通(2007)「オーストリア・チロル州森林法 全訳(上)」『林業経済』60(9):17-30
    11. 山縣 光晶・古井戸 宏通(2008)「オーストリア・チロル州森林法 全訳(下)」『林業経済』60(10):18-30
    12. 古井戸 宏通(2009)「フランス林業統計の歴史と現状」農林統計協会(餅田 治之・志賀 和人編著『日本林業の構造変化とセンサス体系の再編−2005年林業センサス分析−』所収)、pp.45-53
    13. 古井戸 宏通(2009)「『ミニ開発』規制−フランスを中心に−<緑のキーワード>」『森林技術』40
    14. 山本 美穂・古井戸 宏通・鯨井 祐士(2009)「フランス地域自然公園(PNR)40年史」『林業経済』62(3):11-29
    15. 古井戸 宏通(2010)「フランス林業統計と森林勘定」河野正男・小口好昭編著『会計領域の拡大と会計概念フレームワーク』(中央大学経済研究所叢書47)〜第2章、pp.37-76
    16. 古井戸 宏通(2010)「『山林叢書』において翻訳された仏語文献について」農林水産叢書「草創期における林学の成立と展開」64:165-176
    17. 古井戸 宏通(2010)「19世紀におけるフランス森林監守人手引書」『日本林学会講演要旨集』M14
    18. 古井戸 宏通(2011)「資料館めぐり」『林業経済』64(3):25-28
    19. 古井戸 宏通(2011)「『山林叢書』において翻訳された仏語文献の特定」『山林』1526:11-18
    20. 古井戸 宏通(2011)「仏語フォレの語源」『山林』1527:44-45
    21. 古井戸 宏通(2011)「『ブッケー、ド、ラ、グリー』をめぐって」『山林』1528:52-53
    22. 古井戸 宏通(2012)「環境史と社会史の接点としての林政学 : 全球化社会における『持続的発展』の展望」『林業経済研究』58(2):64-66
    23. 坂本達彦・古井戸 宏通(2013)「ジュラ県文書館史料調査の記録」『栃木史学』27:i-ii, 60-66
    24. 古井戸 宏通(2014)「戦後林業史〜第1章1節『森林法の展開と公益性』・3節『保安林制度』」岩本純明編『戦後日本の食料・農業・農村 第2巻第2分冊』(戦後改革・経済復興期ll)』 農林統計協会、所収、177-183, 188-105
    25. 古井戸 宏通(2014)「我が国と似て非なるフランスの森と水の実情」山村振興調査会編『日本の難題を問う 森林と水源地』万来舎、所収、107-138
    26. 古井戸 宏通(2015)「自然災害リスク管理と保安林制度のあり方―オーストリア・チロル州の保安林改良事業と野渓監護事業を中心に― 」宇澤弘文・関 良基編著『社会的共通資本としての森』(東京大学出版会)〜第9章
    27. 古井戸 宏通(2015)「フランスの生物多様性政策−自然遺産勘定の応用的一側面−」小口好昭編著『会計と社会―ミクロ会計・メソ会計・マクロ会計の視点から―』(中央大学経済研究所叢書61)〜第10章
    28. 古井戸 宏通(2018)「保安林制度と転用権−第二次森林法を中心として−」『経済学論纂<中央大>』58(2):pp.147-168
    29. 古井戸 宏通(2021)「保安林制度」pp.428-429、「中林とは−森林利用をめぐる対立と妥協」p.438、日本森林学会『森林学の百科事典』2021.1、丸善出版、659pp.所収
    30. 古井戸 宏通(2021)「森林利用の持続可能性を高めるために」、生源寺 真一編著『21世紀の農学』所収、培風館、pp.109-120、p.219
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    講義担当:古井戸(furu@fr.a.u-tokyo.ac.jp:"@"は半角に変えてください)
    (C)H.Furuido
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