1/15 アルゴリズムと効率
前回までの補足
12/18の課題について
report1218@tanaka.ecc.u-tokyo.ac.jp 宛に「最終課題でどんなプログラムを 作りたいか(後で変更をしても全然問題ない).そのためにはどのようなことを 勉強したいか(講義でやらなかった点など)」を200文字以上書いて,メールを 出すこと.
62名が提出
内容は以下のようなもの
ゲーム 46
カードゲーム,ボードゲーム
カジノ
カードゲーム,ボードゲーム
カードゲーム
将棋
囲碁か将棋
双六
オセロゲーム
五目並べゲーム
クイズ・パズルゲーム
クイズゲーム
落ちものゲーム
マインスイーパ
迷路のプログラム
スポーツゲーム
クイズゲーム
アイスホッケー
野球ゲーム
「実況パワフルプロ野球」のようなゲーム
RPGゲーム 2
シューティングゲーム 2
アニメーションゲーム
ネットワークゲーム 2
通信対戦型アクションゲーム
CG 3
辞書
関数を入力したらグラフを表示
多変数方程式の自然数解
描画ソフト 2
物理シミュレーション 2
中国語学習ソフト
HTTPプロキシ
電卓
必要な知識
ファイル入出力
アニメーションを使うとどうしても処理が遅くなるので、その辺のテクニックを教えてほしいです。
CGの基礎
Java処理系のバージョンの違い
音の出し方。
質問
1b2cとかでなくb1c2ではだめというのは厳しすぎると思うのですが。
プログラムで自動判定するために形式をそろえました.プログラムは提出し てもらっているので,プログラムは評価します.減点は,課題の条件を注意深 く読まなかったという不注意に相当する程度の減点です.
Swingが使えないか?
Java SDK 1.3ではSwingはJava APIの
javax.swing
パッケージに入っているので,アプリケーションとしては使えるはずです. ただし,アプレットでは Java VMのバージョンの関係で難しいはずです(JDK 1.1.X用 の古い Swing パッケージを使えば可能かもしれませんが).
Vectorクラスを使うとプログラムの効率がどれほど良くなるんですか?(これもプログラムの内容によって違うと思うけれども)
配列を使う場合と比べると実行速度は落ちます.その代り,配列の大きさの 制限を気にしないでプログラムを作ることができるので,その分は改善されます.
最終課題について
1月20日(日) 21:00までに,冬休みと1月15日の講義時間を利用して,好きな 題材を選んで Java 言語でプログラムを作成し,そのプログラムの説明をする HTML 文書を作成しなさい.その上で,最終回の1月22日(火)に,教卓上のNCを使っ て,発表(デモンストレーションとプログラムの説明)をしてもらい(提出人数 によっては全員ではなくこちらの指定した人だけになると思います),それで 評価します.
ソースプログラムはHTML文書の中に埋めこんでも、別ファイルにしてリン クを書いても良い。
作成したHTML文書は,ユーザ情報発信用WWWサーバ上に置いて、 「http://user.ecc.u-tokyo.ac.jp/~ユーザ名/*」でアクセスするか、教 育用システムのファイルサーバのユーザホームディレクトリ上に置いて 「file:/home/ユーザ名/*」でアクセスする。外部のプロバイダ上には置 かない。
「file:/home/ユーザ名/*」でアクセスさせる場合はファイルのパーミッショ ンに注意すること。
HTML文書を作成したら,そのURLをリポート提出コマンド (/home/ktanaka/bin/report1218)で登録する。センターのUnixサーバ上で
/home/ktanaka/bin/report1218 file:/home/ktanaka/kadai1220/index.html
のように実行する。このコマンドは1月20日21時までに実行すること。それまで は何度実行してもかまわない.
課題にはJavaでプログラミングをするという以外の条件はつけない.ア プレット,スタンドアロンアプリケーションのどちらでも構わない.
教卓上のNCでデモンストレーションを実行できれば,Java 処理系は netscape, JDK1.3のどちらでも構わない.
適当な課題が思い付かない場合は,授業で使ったサンプルプログラム, 課題を元に,自分で問題を拡張して解くというのもありうる.
当然だが,ネットワーク上で出回っている Java プログラムを拾ってき たものは評価の対象外とする.
発表は,1人5分程度,教卓上のNC上でデモ,プログラムの説明をおこな う.教材 提示装置も使えるが,その場合は文字を大きめにしないとよく見えない.
課題を作成したが,1月22日にどうしても出席できなくなった場合は前 日までにktanaka-cp1@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp まで連絡すること.
授業時間外に質問がある場合は,ktanaka-cp1@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp 宛にメールで問 い合わせること.
動くプログラムを作りあげることのできなかった人は,作りかけのプロ グラムと,プログラムの構想だけで評価するので,HTMLファイルに未完成であ ることを明示した上で,提出するように.
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