C++ Referenceでgetlineを検索するとstd::getline(string)の説明にあるように,istream型のオブジェクト(引数として渡したストリームと同一)の参照を返します.ifの条件でこれを使うと,operator boolによって,bool型の値(true or false)に変換されるのですが,ファイルの終端 EOF(end of file) まで来たのにgetlineを呼んだ後のcinをbool方に変換するとfalseになります.それにより,ファイルの終端を判別できます.なお,
for (string line; getline(cin, line); ){
lines.push_back(line);
}
の代わりに,istreamのEOFをチェックするメンバ関数eofを明示的に呼び出して,
for (string line; getline(cin, line), !cin.eof(); ){
lines.push_back(line);
}
と書いても同じです(EOF以外のエラーでgetlineが終了した時にループを抜けられないことを除いて).
- ITC-LMS「情報数理科学II」の「課題1(4/14出題)」への提出は,4/20 19:30時点で1名が提出済.
- 1名の分はコメントをつけておいたので参考にしてください.
講義
今日の講義は教科書の1.3.4 Randomization and Probabilityから.
投票システム
vote.rbをダウンロードして(「リンク先のファイルを別名で保存」で,ホームフォルダの下のmis2を選択(なければ作る).".txt"を「追加しない」を選ぶ),ホームディレクトリに保存します.ドックからターミナルを起動して,
cd mis2
を済ませてから,
ruby vote.rb 選択肢番号
のように使います.
1回の講義中に1度でも投票すると出席点を加えます.1回の講義の出席点は全体の評
価の(1/100以下とします)
リンク集
演習
- 今日の課題はありません.前回に続き,4/14課題に取り組んでください.
- 締切は5/1(金) 23:59 (ITC-LMSのシステム上は8/1まで提出可能になっている)
- 締切を過ぎた場合,2014年7月末までに提出された課題は6割を上限に採点する.