/home/ktanaka/bin/rmzero.pl 元のポストスクリプトファイル > 新しいポストスクリプトファイルを実行すると,新しいポストスクリプトファイルが作られる,これはidrawで 読み込むことも,convert, gv, ghostscriptでも使える.
/home/ktanaka/bin/report522を実行すると確認できる.
/home/ktanaka/bin/report529を実行すると確認できる.
なお,次回 tgif で編集する際には「.obj」の拡張子を持ったファイルの方 を読み込む必要がある.
ktanaka@nc01921> diff idraw1.eps idraw2.eps 5c5 < %%BoundingBox: -1 -1 1 1 描画範囲の指定 --- > %%BoundingBox: 202 449 325 547 468a469,482 > Begin %I Rect 長方形(Rectangle)要素の定義 > %I b 65535 > 0 0 0 [] 0 SetB > %I cfg Black 描画色の定義 > 0 0 0 SetCFg > %I cbg White 背景色の定義 > 1 1 1 SetCBg > none SetP %I p n 描画パターンの定義 > %I t 描画座標系の定義 > [ 1 -0 -0 1 142 182 ] concat > %I 2点を指定して長方形の描画 > 88 327 224 435 Rect > End >ファイルの内容からも,内部の表現がベクタ表現になっていることがわかる.
ktanaka@nc01921> diff tgif1.obj tgif2.obj 22a23,25 > page(1,"",1,''). > box('black','',120,60,330,200,0,1,1,0,0,0,0,0,0,'1',0,[ > ]). 長方形の座標,色等の属性の定義そのまま印刷できない代わりに簡潔な表現になっている.
P3 4 4 255 0 0 0 0 0 0 0 0 0 255 0 255 0 0 0 0 255 127 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 255 127 0 0 0 255 0 255 0 0 0 0 0 0 0 0 0上の部分をt.ppmというファイルで保存して,
gimp t.ppmでみると,幅4ドット,高さ4ドットの米粒のような画像が現れるがこれを zoom in していくと,
P3の部分がマジックナンバーという部分で,このファイルが他の画像ファイルで はなくPPM形式であることを示す(Windowsの多くのアプリケーションのように, 拡張子が .ppm でああることで判断しているわけではない).PPM形式では空白 (White Space, Spaceコードだけではなく改行,タブも含まれる)はいくついれ ても良いが,P3の前に入れてはいけない.マジックナンバーの後に 空白 があり,4 4 255で,画像の幅,高さ,色の階調数を順に指定する.階調の最大値は,一般には R(red), G(Green), B(Blue)それぞれ 0(暗い)から255(明るい)までの256階調 あれば人間に自然な画像を表せるといわれているので,ここでは 255 を指定 している.詳しくは, 情報処理システム:画像を参照すること.その後で,
0 0 0 0 0 0 0 0 0 255 0 255 0 0 0 0 255 127 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 255 127 0 0 0 255 0 255 0 0 0 0 0 0 0 0 0のように,4x4=16ピクセルの RGB値を順に指定している.ピクセルの指定の順 番は横書きの文章と同じように左上から右下へ横方向に走査していく.1ピク セル内の指定の順番は R G Bの順番になっている.上の例で現れる色は
他の形式からPPM形式への変換は以下のようにおこなう. HWBのロゴをファイルにlogo3.gifという名前でセーブして,
convert logo3.gif logo3raw.ppm pnmnoraw logo3raw.ppm > logo3.ppmとして,logo3.ppm というファイルができる.これを見ると
P3 25 22 255 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 192 ...のようにテキスト表現のPPM形式のファイルが作られる.