5/31 コマンド，ファイルシステム

最近の計算機関連のニュースから

前回の課題

前回までの補足，復習

今日の目標

• はいぱーワークブック の「13 電子メール」と「25 ネットワークニュース」に加えて， 「14 コ マンド」，「15 ファイルシステム」, 「27 シェルの活用」を自習する．
• 今日の課題を提出する

「はいぱーワークブック」への補足

• calコマンドを使って 1752 年9月のカレンダーを表示させると面白い．
• ファ イルシステム のパーミッションの部分はよく理解すること．今年度になっ てからも，ファイルの受け渡しのために自分のホームディレクトリを他人が書 き込み可能に設定したために，ファイルを改変されてしまった学生がいる(今回 は犯人を特定できたが，特定できないことも多い)．
• 学生がホーム ディレクトリ以下に持つことのできるファイルの容量は 50MB (英字で 5000万文字分)に制限されている(クォータ(quota)と呼ばれる)．現在使用して いるファイルの容量は，セキュ アWWWサーバで見ることができる．
• クォータ値を一旦越えると，ホームディレクトリ以下にファイルが作成 できなくなるため，設定ファイルが壊れたり不都合が生ずることがある．その ような時は，ファイルを消してクォータ値以下の容量に戻してから，設定ファ イルを一旦消去してからアプリケーションを起動しなおすと，デフォルトの設 定ファイルが作られる．どのアプリケーションの設定ファイルがどこにあるか 分からない場合などは，ktermのウィンドウで，

  load-defaults
  

  と実行すると，NCやUnixの主なアプリケーションの設定ファイルが初期化され る．

今日の課題

1. 自分のホームディレクトリの下に jousho00 というディレクトリを作り， その後で，

   /home/ktanaka/bin/report531 1 
   

   を実行する．
2. 1752年9月のカレンダーを cal コマンドで表示させる．その後で， リ ダイレクション機能を使って，その内容を 1 で作ったjousho00というディ レクトリの下に，「cal.1752.9」 というファイル名で作成してから，

   /home/ktanaka/bin/report531 2
   

   を実行する．
3. 以下のディレクトリ，ファイルのパーミッションを指示するように変更してから ，

   /home/ktanaka/bin/report531 3
   

   を実行する．
   • ホームディレクトリのパーミッションを group と otherに対して， 実行許可(ディレクトリの実行許可はそれ以下のファイル，ディレクトリへの アクセスを許す)を与えるよう変更．
   • 1で作成した jousho00 のディレクトリのパーミッションを group と otherに対して，実行許可を与えるよう変更．
   • 2で作成したjousho00というディレクトリの下の「cal.1752.9」 とい うファイルを group と otherに対して，読み出し許可を与えるよう変更．
   これは特にセキュリティ上問題ないが，不安がある人は提出後に，元にもどしても良い．