5/8 情報の伝達と通信(1)
注意
- ITC-LMSの教材にアップロードしている第4章のスライドを改訂しました.
- ECCS広報:Mac環境OSバージョンアップ後の問題点にあるように,教育用計算機システムのmacOS環境でのSafariの利用,OS標準の日本語入力の利用は問題が生じることがある.それぞれのかわりに,Google Chrome (or Firefox), Google 日本語入力を使うように.
- 演習室内は飲食禁止.ペットボトル等を持ち込む場合も,バッグの中にしまう.
- 濡れた傘も演習室内への持ち込み禁止.入口の傘立てにしまう.
4/24の課題について
- 4/24 課題「ピクトグラムを作ろう」は5/8 14:00
時点で110名が提出済.締切は5/11 23:59.
- PowerPointのppt 形式のファイルをファイル名の拡張子をpdfに変更して提出した人が1名いました(先週の人がまだ直していない).
- 「スライド1枚」と書いたのですが表紙をつけた人がいました.表紙はつけないで提出してください.
- 学生証番号に対応しない命題に取り組んだ人もいました.これは相互評価の際に不利になります.時間があるならば本来の命題に取り組んで再提出してください.
4/17の課題について
- 4/17 テスト(WebアプリケーションとHTTPプロトコル)は124名が提出.ただし,すべての問題を空欄で提出した人がいた.
- 設問1は122名が正解 (1, 6, 120)
- 設問2は解答者は全員正解.
- xが整数の時は「xの階乗 x!」
- xの定義域を実数に広げて解答してくれた人も13名いた.階乗を一般化した関数であるガンマ関数を使って,f(x) = Γ(x + 1) となっている.高校の数学の範囲を超えているので,これは答える必要はない(答えた人は偉い).
- xが数以外の文字列の時は,文字列の長さ(文字数)を負にした数を返している.これは気が付いても答えなかった人は多いだろう.答えた人11名
- 設問3も 1.1018024908797126, 15.431411600047436 で解答者は全員正解(正確にいうと,手で書き写したのか途中の桁が抜け落ちている解答はあったが特に減点はしない).
- 設問4は1名を除いて正解.
質問と解答
- Q.
- グレイ符号での表し方を教えてください.
- A.
- 「教科書に書かれているはず」と思って確認しましたが,教科書の初版から第2版になった時に記述が削られたようですね.スライドには以下のように書いてあります.
- 2進符号から作る事ができる
- 最上位桁は2進符号と一致
- 最上位桁以外では,対応する2進符号の桁とその左の桁が一致すれば0,異なっていれば1
今日の講義
講義は1時間10分程度で30分は演習とする.講義の時間中は,講義と関係のない端末の利用は避けること.
第4章の「情報の伝達と通信」
教科書の補足
Cookieを使って,ウェブクライアントの識別番号をサーバに渡すことで,ウェブサイトに一度ログインすると同じURLでもユーザごとに異なる情報を提示できるようになっている.Cookie を全く使わない設定にしていろいろなサイトに入ってみると Cookie の効果を実感できる.たとえばmac環境のGoogle Chromeでは以下のように設定する.
- メニューバーの「Chrome」 -> 「環境設定」を選択する.
- 表示されるページ chrome://settings の下の「詳細設定」をsentakusuru .
- 「コンテンツの設定」を選択する.
- 「Cookie」を選択する.
- 「サイトにCookieデータの保存と読み取りを許可する(推奨)」をOFFにする.
これを実行すると,
- ITC-LMSにログインできなくなる.
- utasにログインできなくなる.
- gmailにログインできなくなる
- WebDAV環境にログインできなくなる.
など,さまざまなウェブサービスが使えなくなります.元に戻すには,
- メニューバーの「Chrome」 -> 「環境設定」を選択する.
- 表示されるページ chrome://settings の下の「詳細設定」をsentakusuru .
- 「コンテンツの設定」を選択する.
- 「Cookie」を選択する.
- 「サイトにCookieデータの保存と読み取りを許可する(推奨)」をONにする.
必要があります.それぞれのサイトで,Cookieを使っている様子は,Google Chromeの場合は,アドレスバーの右側のアイコンで「その他のツール」->「デベロッパーツール」を起動して,Networkのタブを選んで通信のヘッダで「Request Headers」の中でみることができます.