5/28 問題の解き方
質問と回答
- Q.
- 情報の授業の目的って何ですか?
- A.
- 情
報のページに書かれているように,「情報の人間に関連する側面」,「情
報の社会に関連する側面」,「情報の問題解決に関する側面」の基礎的な素養
を身につけることが目的になります.
- Q.
- ローマ字タイピングソフトが欲しい。
- A.
- はいぱーわーくぶっく「5.2.4 タイピングの練習」で紹介されているうち,typing自体は一般向けの無料配付はされていないようですが,類似のフリーソフトはあると思います.trrは,無料配付されています.Emacsのインストールから始める必要があるので,敷居が高いかもしれませんが.
- Q.
-
1から始める人が、プログラミング技術を習得するのに良い方法を教えてほしいです。
- A.
- まずは,プログラミング技術を取得して何をしたいのかという目的を持つこと
でしょうか.「強い囲碁プログラムを作る」,「ゲームを作る」,「格好良いWWW
ページを作る」,「情報処理の資格を取る」,「プログラミングコンテストに出
る」なんでも良いと思います.
- Q.
-
ターミナルの入力/なぜマックを使用するのか。
- A.
- 2.1 ECCS(教育用計算機システム)とは
にMac OS Xを使うことに関する説明があります.
- Q.
-
グレイ符号化について、手順はわかるのですが、そうするとどうしてハミング距離が1になるのかがいまいち直感的に分からないです。
- A.
- 教科書28ページの「(b)グレイ符号」の第1段落を理解してもらえれば,ハ
ミング距離が1になることは分かると思いますが,第2段落と第1段落の対応は分
かりにくいかもしれませんね.自分で考えて自分に合った理解をしてもらうの
が良いと思います.
- Q.
-
情報量が底が2のlog(事前の場合の数/事後の場合の数)で定義されていますが、なぜこの定義になっているのか、が未だにわかりません。定義だから仕方ないということもできますが、何かしらの必要性があってそう定義したと考えるのが最もだと思うんですが。
- A.
- 「必要性」の部分は教科書でもスライドでも何度も書いていますが,
「情報量の大小関係が直感と合っている」,「情報量の加法性が成り立っている」
の部分です.「同様の必要性を満たす情報量の定義が他にないのか?」というのは
意味のある問いかけなので,そういう質問でしたら,自分で考えてみてください.
- Q.
-
標本化定理における、「Fを表すために必要な周期関数の周期T」は画像データや文章のデータにおいて具体的にはなににあたるのでしょうか?
- A.
-
まず,文章のデータはアナログデータではないので,標本化定理が対象とする「アナ
ログ量のディジタル量への変換」の対象とはなりません.画像データの場合は,
「縞模様のような繰り返し構造を持つ画像」における繰り返しの間隔になります.
今日の講義
講義は1時間で30分は演習とする.講義の時間中は,端末は使わないように(電源をつける,ログインしておくのは可).
今日の範囲は第6章「問題の解き方」.
- 今回は新たな課題は提出しません.5/21課題が未提出の人は取り組んでください.締切は6/4 21:00です.
- 課題を終了した人は,次回の演習ではオートマトンシミュレータを使うので,自習しておいてください.