10/21 配列による画像の表示, 条件分岐と繰り返し(1)

前回までの補足

カラー画像のスライドが誤っていたので，改訂したものをCFIVEの教材のところにアップロードしておいた．
miの改行コードの変更は，miを立ち上げてメニューバーから「mi」->「モード設定」を選ぶ．

の画面が出るので，モードを「Ruby」にして，改行コードを「LF(UNIX)」にして，ウィンドウを閉じる．以降は，ファイル作成のさいに，「ファイル」->「新規」->「Ruby」で作成するようにする．

Q.: 声を大きくして．
A.: 今回は，固定マイクも併用してみます．
Q.: [2a]のように数字×文字のときも、プログラムは[2*a]のように「*」が必要なのでしょうか？
A.: 必要です．Ruby以外のプログラミング言語でも必要なものが多いようです．短く書けることのメリットよりも他の式を書こうとして「+」や『-」などの記号(演算子)を入れ忘れた場合などに処理系が検出できることのメリットを重視しているためと思われます．
Q.: 教室全面のスクリーンが見づらく授業の進行がどうなっているのかが少しわかりにくかった。
A.: 大きめの字を使っているつもりですが，大演習室の机上モニタよりは見にくいようですね．視力に自信のない方は，前の方の席は空きがあるのでなるべくスクリーンの近くに座って下さい．

x の平方根を求めるのに，
```
sqrt(x)
```
ではなく，
```
x**0.5
```
としていた人がいた．厳密にいうと，実行時間は余計にかかるが，これでも正解となる．一つの式を表す方法は一通りではない．
solution1で，式を
```
  (-b+sqrt(det(a,b,c)))/2*a
```
のように書いている人がいた．これは，
```
  (-b+sqrt(det(a,b,c)))/(2*a)
```
のつもりで書いたのだと思われるが，かけ算，割り算は左側から順に解釈する(左結合性)ので，
```
  ((-b+sqrt(det(a,b,c)))/2)*a
```
と解釈されてしまう．
先の課題でカラー画像を定義する際に，色を [1,0,0,1] のように長さ4の配列で表現している人が複数いた．色はR(Red),G(Green),B(Blue)の三原色の数値を指定すれば特定できるので(画像の加工をする場合は透明度を表すアルファ値もデータに持つことがある)，長さ3の配列で表現可能で，isrbでは4つめ以降の値は無視される．スライドに誤りがあったために誤解を与えてしまったようで申し訳ない．
CFIVEの掲示板10/14の課題，質問への書き込みは 10/21 8:40現在で 52名で全員は出していないようだ．

vote.rbをダウンロードして，ホームディレクトリに保存する．ドックからターミナルを起動して，

ruby vote.rb 選択肢番号

のように使う．

講義中に投票を求められるので，投票システムを使って投票をする．
講義で用いた練習問題で自分が解いたプログラムとその説明，第3回の講義の感想，改善意見等(100文字以上)をCFIVEの掲示板CFIVEの掲示板10/21の課題，質問に書き込みなさい．