11/5 関数から「計算」へ

前回までの補足

• 標準テキストの「3.3.3 2次元配列を作る」のところで，行と列が間違っているという指摘があり，前回の講義中に口頭で説明したが，現在は標準テキストは修正されている．

質問と回答

Q.

パソコンが文字入力でも遅くなることがあるのですが（特にひらがな）なぜでしょうか？

A.

教育用計算機システムの広報 http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announcement/2008/03/13_1002.html の記事が参考になるかもしれません．

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Q.

irbでプログラムをコピー&ペーストしたら，

Display all 200 possibilities? (y or n)

のような表示が出てそれ以上入力できない．

A.

タブ(TAB)を含むようなテキストをコピー&ペーストすると出ることがあるようです．タブを使わずにスペースを使う，コピー&ペーストでなくloadを使うと回避できます．

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Q.

小数にするための方法が思い浮かばなかったので苦し紛れに*1を使いました が、できればほんとうのやり方が知りたいです。

A.

1.0を掛けるとか，0.0を足すというのはいろいろな言語で利用可能なテクニックなので使っても悪くはありま せんが，整数値を実数値にするためのRuby言語の標準的な方法は，式の後に「.to_f」をつけるというものです．

 irb(main):001:0> x=1 
 => 1
 irb(main):002:0> y=2 
 => 2
 irb(main):003:0> x.to_f 
 => 1.0
 irb(main):004:0> x.to_f/y.to_f 
 => 0.5
 irb(main):005:0> (x/y).to_f
 => 0.0

という例を見ると使い方は分かると思います．

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Q.

256段階のカラーでグラデーションを表示する関数を作ったのですが、かなり荒くなってしまいます。 内部的には各色4bitで処理しているのでしょうか。

A.

白黒画像については，8ビットで濃淡を表すようになっているのですが，カラー画像はご指摘のように 4bitで処理されているようです．

前回の課題について

• 課題のページに行くには，CFIVEへのコース登録が必要になる．まだ登録していない人は，CFIVEへの登録方法に従ってコース登録するように．
• CFIVEの掲示板10/29の課題提出，質問への書き込みは 11/5 13:57現在で 32名．
• ありがちが誤り
  • d(x,y)の定義として，標準テキストでは「座標(x,y)の点(r,r)からの距離」 としている．ただ，こう書く場合はd(r,x,y)と書くのが自然と思われる．そのため， 「座標(x,y)の点(0,0)からの距離」として定義した人も正解にした．この場合は，showすると円全体ではなくて，1/4に切った部分が表示される．
  • 大きさ n の配列の添字の範囲は0からn-1までなのに，添字nの部分も初期化してしまう(ただし，Ruby言語では大きい添字を指定するとサイズの自動拡張をするので，致命的なエラーにはならない)
  • make2dを実行すると，0がつまった2次元配列ができるが，

     a=make2d(2,2)
     a[1][1]=1
     a
    

    と実行すると，0であるべき a[0][1]が1になってしまう．また，sphereを呼び 出したものをshow すると，縦に縞が出てきてしまい，円が表示されない．

投票システム

ruby newvote.rb 選択肢番号

練習，投票

• 第3章の練習，投票
• 第4章の練習，投票

関連リンク

配布プログラム
Rubyリファレンスマニュアル
Rubyチュートリアル

今日の課題

• 講義中に投票を求められるので，投票システムを使って投票をする．
• CFIVEに登録後に，CFIVEの掲示板11/5の課題提出，質問に11/5の課題(講義中に公開)の指示に従って書き込みをする．