2. 準備

テキストエディットの起動

ドックのLaunchpadを起動し,アイコンの中からテキストエディットを選択して下さい.

テキストエディットを起動したら,まず自分の氏名の最初の1文字を入力します(漢字またはカタカナ).文書内に空白や改行(returnキー)が入力されてしまうと,それが空白文字/改行文字として認識されてしまいます.保存する前に空白や改行が入っていないか確認してください.以降別のファイルを作るときも同様に確認してください.

リッチテキストになっている場合は,メニューから「フォーマット」→「標準テキストにする」を選択しましょう.既に標準テキストになっている場合は代わりに「リッチテキストにする」が表示されるので,そのままで構いません.

テキストエディットの起動 テキストエディットの設定

エンコーディングを指定する保存方法

メニューの「ファイル→保存…」でファイルを保存しましょう.

その際にエンコーディング(コード化方式)を指定して保存します.1つ目のファイルではUTF-8を選択してみましょう.

後の作業を考慮し,エンコーディングと文字数が簡単に想像できるファイル名をつけましょう.例えば文字数1文字でエンコーディングがUTF-8のファイルなので,「UTF1.txt」としても良いでしょう.ファイル名に空白が入らないようにしましょう.

そして保存する前に,一連の作業をするためのディレクトリ(フォルダ)をDesktopに作成します.ディレクトリ名は「encoding」にしておきましょう.Desktopは「デスクトップ」と表記されているかもしれませんが,表記の違い以外は同様です.

ファイル名と文字コード 保存場所作成

2つ目以降の保存方法

先ほどのファイルと同じ文字で異なるエンコーディングのファイルを作成します.まずメニューの「ファイル→複製」で複製ファイルを作成し,それを「ファイル→保存…」でエンコーディングを変えて保存しましょう.今回は下図の6つのエンコーディングを使用します.

選択可能なエンコーディングが少ないときは,「エンコーディングリストのカスタマイズ…」を選択して,利用可能なエンコーディングを増やします.

別名で保存する方法 エンコーディングの種類 エンコーディングを変えて保存

2文字目の入力とファイルの保存

先ほどは漢字1文字のファイルを作成しましたが,今度は漢字2文字で,異なるエンコーディングのファイルを作成します.まずメニューの「ファイル→複製」で複製ファイルを作成し,それに自分の氏名の2番目の文字を追加します.ここでも空白/改行が入っていないことを確認してください.

そして先程までと同様に,エンコーディングを変えつつ複数のファイルに保存しましょう.

最終的には「6種類のエンコーディングで保存された漢字1文字のファイル」と「6種類のエンコーディングで保存された漢字2文字のファイル」の合計12個のファイルが出来ていることになります.

文字コードISO-2022-JPは以降JISと表現します.

2文字目の入力とファイルの保存