NANDゲートを組み合わせて,順序回路を作成します.
プッシュスイッチの動作確認
順序回路への入力には,プッシュスイッチを用います. 下図を参考にしてプッシュスイッチの動作確認を行いましょう.
同期式RSフリップフロップの作成
下図を参考にして同期式RSフリップフロップを作り,特性表を参照して動作を確認しましょう. クロック信号cにはスイッチ端子D0を,入力sとrにはプッシュスイッチの端子DAとDBを, 出力qと
にはLED端子I0とI1をそれぞれ対応させます. スイッチSW0がONのとき,クロック信号cが1となり,プッシュスイッチを押すと特性表に従って出力が変化します. SW0がOFFのときcは0となり,プッシュスイッチを押しても出力は変化しません.クロック発振器の利用
実際の電子回路では,クロック信号cはクロック発振器に対応させます. 下図を参考にしてクロック発振器の動作確認を行いましょう. 上で作ったフリップフロップの回路は残しておき, 2本のジャンプワイヤを接続すると,クロック信号が確認できます.
動作確認が済んだら,先ほど作った同期式RSフリップフロップにクロック発信器を接続します. すなわち,スイッチ端子D0への接続を外してCK端子につなぎかえます(クロック信号cがCK端子に対応します). クロック発振器からの入力がON(1)のときのみプッシュスイッチを押すと出力が変化することを確認しましょう.